くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

「チキチキ原点回帰! 晒そう僕らの黒歴史!」第十三弾

ストーカー13

「さて、奈美ちゃん。実はこの映像は何時間も前のことなの。今は・・・」
かの子がリモコンを操作すると壁が開く。
そこには大の字にマジックハンドで拘束され、
アイマスクをつけた三人の少女が全裸で笑い狂っていた。
ぼさぼさのロングヘアを振り乱し、足の指をうねうねと笑いまくっているのは夏喜であろう。
「あひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!!
ひぎぃぃひひひひひひひひ、だめっだめっ、うひゃひゃぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
ツインテールで細い腕と細い足を必死にばたつかせているのは絵梨だろう。
「きゃぁぁぁははははははははっ・・・ひぃぃひひひひ、あっはっはっはっはっはっはぁ~」
ショートカットで真っ白な素肌を存分にくすぐられ、
よだれにまみれて笑っているのは萌であろう。
「ひゃはははははははっ!!!!
たははははあっははははは、
ひひひひ、きぃぃひひひひっひいくすぐったいよぉぉははははははは」
「三人ともちゃんと録画してあるから、奈美ちゃん、家に帰ったらちゃんと見てね」
かの子は玲菜の分、夏喜の分、絵梨の分、萌の分のDVDを奈美に手渡した。

その日から毎日1枚、奈美の家のポストにDVDが入れられるようになった。
中には奈美が関わりを持った友人のみだらな姿が映し出されていた。
かの子の言う『奈美ちゃんのお友達にはお仕置きしちゃうんだから』
という意味を奈美はようやく理解した。

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(ここからしょーもないコメント)

 こんばんは。ertです。
 短いっ!
 ですが、最初に決めたルール(保存してあるごとに投稿する)は守ります。
 これを書いた時期は、まだMDとかビデオテープが普通に流通していました。Gコード予約をするとCMがものすごくいっぱい入るので手動で押そうと思って構えていたのに録画ボタン押すの忘れて本編始まった最初のCMで気付いて大騒ぎするアナログ時代。
 当時、DVD録画機器を持っているお宅は、かなりの金持ち、最先端というイメージ(主観)。wikipediaで調べてみると、BDも既にあったようですが、私は存在を知りませんでした。
 
登場キャラクターまとめ
 反町かの子(そりまち かのこ):卓也に関わった娘を擽るストーカー。高校2年生
 後背奈美(うしろ せなみ):卓也の妹。バスケ部。中学1年生
 里川夏喜(さとかわ なつき):奈美の友人。同級生。無口陰っ娘系。中学1年
 宍戸絵梨(ししど えり):奈美の友人。バスケ部。天真爛漫系。中学1年生
 畑野萌(はたの もえ):奈美の友人。委員会つながり。真面目純心系。中学1年生

 もう被害が飛び火しすぎて、卓也(誰?)まったく関係ないです。かの子ちゃん、当初の目的思い出して!


「チキチキ原点回帰! 晒そう僕らの黒歴史!」第十三弾・終

こちょこちょ生放送

 男がなんとなしにテレビをつけると、とあるトークバラエティ番組のスペシャル生放送中であった。
 ゲスト達のたいしておもしろくもない体験談に会場が笑いに包まれる。
「それでは続いてのコーナー参りましょう」
 ひと段落ついたところで、司会のアナウンサーが言った。
 男はチャンネルを変えようとリモコンを手に取る。が、画面に映し出された「クールビューティー! 涼風爽が行く!」という文字を見て、リモコンを置いた。
 涼風爽(すずかぜ さやか)はとある大手事務所の新人アイドルで、歳相応の幼さを残しつつさらりとクールなキャラクターで売り出し中である。ショートカットで華奢な体躯。いつも仏頂面だが、ぼそりと彼女の放つ一言に棘があるため、画面上での存在感が高くなる。男は、アイドルにあまり興味がなかったが、涼風爽にはどこか魅力を感じていた。
「現地の涼風さーん?」
 アナウンサーが呼びかける。
 どうやら、涼風爽がさまざまな地方スタジオを訪問し、地方アイドルと対談するというコーナーらしい。
「これだけ見るか……」
 男はつぶやき、画面を見やる。
 が、画面に映し出されたのは涼風爽でなく、

「きゃはははははははっ!! やだやだぁぁあっはっはっは、やめてぇぇえ~~、嫌っはっはっはっはっはっは!!!」

 セミロングの黒髪を振り乱して笑う地方アイドルの新井円(あらい まどか)。
 彼女の四肢が、能面をつけた全身黒タイツの人間四名に押さえつけられており、それを取り囲んだ六名の黒タイツに全身をくすぐられている。
 胸に大きなリボンのついたこげ茶色のワンピースドレスを着ており、その足下にロングブーツが転がっている。

「やぁぁあ~~っはっはっはっはっはっ!!! 駄目ぇえぇ~~っ、駄目だってばぁぁぁっはっはっはっははははははは!!」

 新井円は、晒された素足をくねくねとよじって笑う。
 彼女の足の裏では、全身黒タイツ達の十数本の指が踊り狂っていた。

「一体これはどういうことでしょう!? 中継先で一体何が……っ」
 アナウンサーは狼狽したように言った。
「説明しよう」
 機械で変えたらしい声とともに中継先の画面が切り替わり、真っ白な背景に大きく「T」の文字が現れた。フォントはOLD ENGLISH TEXTである。
「我々は、『くすぐり』の素晴らしさを世に広めんとするテロ集団である」
「な、なんだってー!?」
 アナウンサーが仰々しく声を荒げた。
 声は続けて、
「こちらのスタジオは我々がジャックした。要求する。著名アイドルを大勢でくすぐる番組を作り、全国ネットで放送すること。局アナの君が、今、全国生放送の場で宣誓しろ」
「わ、私が!?」
 アナウンサーは焦ったような表情を見せた。
「さもなくば、こちらのスタジオの女性陣が、全員笑い死にすることになる」
「ま、待ってください! 私には番組制作の権限なんて……」
「決心が固まるまで、彼女らの死に行く様を存分に楽しむが良い」
 声がそう言うと、画面が切り替わった。

「うにゃはははははははははっ、やぁ~~っはっはっはっはっはっはっ!!! にははははははははははははははっ!」

 笑っているのは、黒いワイシャツと黒いパンツを履いた茶髪のポニーテールの女性。
 同じく四肢を全身黒タイツ達に押さえつけられ、首、腋、お腹、足の裏など、全身をくすぐられている。
 足下には彼女の履いていたであろう、ローヒールと靴下が無造作に放られていた。

「メ、メイクさん……っ」
 アナウンサーが絶望したような声を出した。

「にゃぁぁあ~~っはっはっはっはっはっ!!!? やぁああぁぁははははははははっ、なんでぇぇぇっはっはっははっは!! なんであたしがぁぁぁはははははははは~~っ!!?」

 X字に押さえつけられたメイクさんは、顔を真っ赤にして泣き叫ぶ。
 全身黒タイツ達の指がメイクさんの体に食い込むたびに、彼女の体はびくびくと跳ね上がるように動く。

「人質が死なないうちに、決断することだ」
 機械の声が言うと、再び画面が切り替わる。

 新人ADだというショートボブの娘もまた、全身黒タイツ達に四肢を押さえられ、全身をくすぐられていた。
 Tシャツにジーンズ姿。足下には、スニーカーと靴下が散らばっている。

「あひゃひゃひゃひゃひゃっ!!? ひぃぃ~~っひっひっひっひ、嫌あぁぁあぁっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!」

 新井円やメイクさんよりも長くくすぐられていたのか、新人ADは全身汗だくで、笑い声もひときわ激しかった。
 
「やぁあぁあっひゃっひゃっひゃ、助けっ!! 助けてぇぇえぇぇっへっへっへっへっへっへ!!!」

 新人ADの手の指や足の指がくすぐったそうにもがいている。
 
「……くっ」
 アナウンサーが顔をしかめる。

「まだ決心がつかないか」
 機械の声は続けて、
「ならば涼風爽をご覧にいれよう。彼女はスタジオ入りの瞬間に拉致され、かれこれ三時間近くくすぐられ続けている。いまや発狂寸前だ」
「な、に……?」
「テレビの前の諸君もとくと見るが良い。『くすぐり』は素晴らしい。『くすぐり』は、斜に構えた生意気な少女を、ここまで壊すことができるのだ」

 画面が切り替わる。
 映し出された映像は、アナウンサーとテレビの前の男を絶句させた。
 四肢を押さえつけられたその少女は、インナーらしいノースリーブに、ミニスカート姿であった。
 彼女の周囲にはジャケット、シャツ、ネクタイ、ニーソックスやショートブーツといった衣類が散乱している。
 彼女に群がる全身黒タイツ達。ある者は彼女の首を両手の指先でこそこそとくすぐり、ある者はがっぽりと開いた腋の下をくりくりとくすぐり、ある者はインナーをめくり上げ晒された彼女のへそをほじくるようにくすぐり、ある者は脇腹を揉み解すようにくすぐり、ある者はスカートの裾から腕を突っ込み脚の付け根をくすぐり、ある者は足の指を反らしてガリガリと土踏まずをひっかくようにくすぐっている。
 目を見開き、大口を開け、激しく笑い狂う彼女に、『さらりとクールな毒舌アイドル』涼風爽のイメージはなかった。

「だひゃははははははっ!!! がばっ!!? ぎぃぃひひひひひひひひひひっ、うぎっ、あぎゃぁあぁ~~ひゃっはっはっはっはっはっ!!!! だぁぁぁあ~~ひゃひゃひゃひゃひゃぎぎぃっ!!?」

 悲鳴とも絶叫とも嬌声ともとれるような甲高い笑い声。涼風爽の幼い中にも知的さを思わせる美しい顔は、醜くゆがんでいる。

「彼女は最後まで抵抗した」
 機械で変えた声が響く。
「さすがアイドル。自身のキャラクターを守ろうとしたのか、三十分近く笑い声をあげなかった」
 声は訥々と語る。
「そこで、一枚ずつ身包みを剥いでいき、長時間、素肌を激しくくすぐり続け、ついに我々は達成した」

「はぎゃははははははっ、ひぎぃぃぃぃひひひひひひひひひ、ぐびぃいぎっひっひっひ~~!!」

 声の後ろでは涼風爽の笑い声が響き続けている。
 彼女の引き攣ったように開かれた口元からは、だらだらと涎が垂れ流しになっている。

 普段テレビや雑誌では微笑むことすら少ない涼風爽の笑い乱れる姿が、全国ネットで放送されている。
 この異常事態に、テレビ視聴者は一様に固まっていることだろう。

「……わかりました」
 たっぷり数分経ってから、アナウンサーは口を開いた。

「がひゃひゃひゃっ、がはっ……ぶひょっ、ぎひひひひひっ!!! あひゃひゃっ、ひがっ、……うひぇひぇひぇ、ふひひひひひひひひひ!!!!」

 涼風爽は、鼻をずるずると鳴らし、涙を流して、笑い続けている。
 散々笑わされ続け、限界という様相だ。

「私達は、著名アイドルを大勢でくすぐる番組を全国ネットで放送することを、皆さんにお約束します!」

 アナウンサーが朗々と宣言した時間と、予定されていた生放送番組の終了時間は同じだった。
 テレビ画面はCMに替わった。

 テレビの前で、男は放心していた。
「アイドルが、……くすぐられる、番組」
 男はごくりとつばを飲み込んだ。
 この生放送が、予期せぬハプニングによる放送事故だったのか、なんらかの圧力のかかったヤラセだったのか、明かされることはない。


(完)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 2014年1月25日にpixivで実施したリクエスト企画にて見送らせていただいたクラウムチャウダー様のシチュ「テロリストが施設占拠して見せしめに人質を擽る」を参考にさせていただきました。
 これにて、pixivで募集したシチュエーションはすべて昇華(改変)。いただいたシチュエーションから妄想を膨らませるのはとても楽しかったです。募集企画に協力してくださった、630様、クラウムチャウダー様、boajbak様、雑魚様、fe様、そこのH様、しゃもじ様、ありがとうございました。

先手必勝! 恋敵を擽り倒せ!

「今日の放課後って時間ある? あるよね。久しぶりだし、どこか行こうよ。ほら、駅前のファミレスとかさ」
 藍越学園学生食堂にて、凰鈴音(ファン リンイン)は積極的であった。
 彼女はその日転校してきたばかりであったが、むしろ一年間の不在を盾に、「将来毎日酢豚を食べさせる」と約束をした男、織斑一夏(おりむら いちか)にアプローチをかけていた。
「あいにくだが、一夏は私とISの特訓をするのだ。放課後は埋まっている」
 応えたのは一夏ではなく、突如割り込んできた篠ノ之箒(しののの ほうき)。一夏の幼馴染みである。
「そうですわ。クラス対抗戦に向けて、特訓が必要ですもの。特にわたくしは専用機持ちですから? ええ、一夏さんの訓練には欠かせない存在なのです」
 さらに便乗してきたのはセシリア・オルコット。一夏とは同じクラスの、学園の入学試験で首席通過かつ、イギリス国家代表IS操縦者候補生である。一夏と一戦を交えたことをきっかけに、彼を見直し、好意を抱いている様子。
 箒とセシリアは恐ろしい形相だ。
 しかし鈴音は特に気にした様子も無く、
「じゃあそれが終わったら行くから。空けといてね。じゃあね、一夏!」
 余裕しゃくしゃくという態度で、食べかけのラーメンのスープを飲み干し、足早に立ち去った。
 鈴音は小学校五学年から中学校二学年までの丸四年間を一夏と過ごした。その期間の長さ、彼女自身のさばさばとした性格、交わした約束が、その余裕をもたらしたのだろう。
 鈴音の後姿を見送った箒とセシリアは、互いに顔を見合わせ、頷き合った。
「一夏、当然特訓が優先だぞ。……と、言いたい所だが」
「わたくし達、少し急用ができてしまいましたので、放課後の特訓には代役を立てておきますわ。くれぐれも、時間一杯、真剣に取り組まれますよう」
 箒、セシリアににらまれた一夏は、肩をすくめた。

○○○

「ちょっと!? なにすんのよあんた達!」
 放課後、学生寮1025室のベッドの上には、制服姿の鈴音が四肢をロープで縛り付けられ、からだを大の字に引き伸ばされていた。ブレスレットは外されている。
「この状況でよくもそんな口が叩けるものだな」
「代表候補生といえど、こうなってしまえば、ただの生意気な女の子に過ぎませんわね」
 鈴音を取り囲み、不敵な笑みを浮かべるのは箒とセシリア。
 1025室は一夏と箒の相部屋である。
 箒とセシリアは共謀して鈴音を呼びつけ、隙を突いて拘束したのだった。
「単刀直入に言おう。一夏の特訓の邪魔をするな」
「はあ?」
「そうですわ。わたくし、有意義な時間を彼の特訓にささげているんですの。それをあなたに邪魔されては――」
「別に四六時中特訓してるわけないんでしょ? なんで駄目なわけ?」
 セシリアの言葉をさえぎるように、鈴音は言った。
 ぐっと言葉を詰まらせるセシリア。
 それを見た鈴音は、
「ははーん、もしかしてあんた、一夏に惚れてんの?」
「なっ!?」
「あ、図星? でも残念、実はあたし、もう一夏と予約済みなんだよね」
「「何っ!!!?」」
 箒とセシリアが同時に声を上げた。
「耳元で叫ばないでよ」
「嘘だ!」
「嘘じゃないよ。小学校のとき約束したんだから」
 鈴音は嘆息する。
「わかった? もうあんたらの出る幕ないんだって。わかったら早くこれ解いて――」
「お黙りなさい!」
 突然のセシリアの激昂に、びくっと肩を震わせ口をつぐむ鈴音。
「篠ノ之さん? こんな嘘つき娘にはお仕置きが必要だと思いませんこと?」
「珍しく同感だ」
 セシリアと箒はともに頷きあうと、ゆっくりと鈴音の無防備なからだへ、手を伸ばした。
「……なっ!? ちょっと!? あんたたち、何するつもり……?」
 二人の恐ろしい笑顔を見て、鈴音は表情をこわばらせた。

●●●

 数分後。

「きゃははははははっ!!!? やぁぁあ~~っはっはっはっは、あんたらぁぁあははははは!!! やめなさいよぉぉ~~っはっはっはっは!」
 
 鈴音はツインテールを左右にぶんぶんと振り回し、大笑いしていた。
 箒とセシリアは、鈴音のからだの左右に立ち、それぞれ腋の下やアバラ、脇腹、腰辺りに指を這わせている。
「9話のお返しに、たっぷり笑わせて差し上げますわ」
 セシリアは高慢な笑みを浮かべて言うと、おなかをさわさわと撫で回した。

「ふにゃあぁあはははははははっ!? きゅうわっ、きゅうわってなにぃぃぃ~~っひっひっひっひっひっひ~~っ!!?」

 鈴音は激しくからだを揺らし暴れる。四肢を拘束したロープはきつく、ぎちぎちと音を立てた。

「さっき言っていた約束とはなんだ?」
 箒が、鈴音の腋の下を激しく指でこそぎまわしながら言った。

「がひゃひゃひゃひゃひゃっ!!? 嫌あぁぁあはははははははははっ、腋やめっ!!! 腋やめてぇぇぇえ~~ひゃひゃはははははははは!!!」

「約束について説明を要求する」
 箒は追い討ちをかけるように、片手で鈴音の首筋を撫でた。

「ふやぁぁあっはっはっはっはっはっ!! しゅぶっ、すぅぅふふふふふっ!! ブタっ! すぶっ、っひっひっひっひ、ブタっぉぉ~~ふぁっはっはっはっはっ」

 鈴音は目に涙を浮かべて叫んだ。

「なん……だと……?」
「だ、だっ、誰がブタですって!?」
 箒とセシリアは大口を開けて笑う鈴音の顔を一瞥すると、
「この期に及んで何たる言い草。怖いもの知らずなのか、馬鹿なのか」
「わ、わ、わたくしをブタ呼ばわりなんて、良い度胸ですわね!」
 二人の指の動きが激しくなった。 

「ちがっ、ちがぁぁあはっはっはっはっははっはっ!!! しゅぶひゃはははははははっ! すぶぅぅひっひっひっひっひ!!」

 鈴音は首を左右に振りながら、目を見開き箒とセシリアに訴えかけるように叫んだ。

「ぶひぶひうるさいな」
「さらにきついお仕置きが必要ですわね」
 すると、セシリアは鈴音の足元に移動し、鈴音の両足から靴下を脱がした。
 箒は両手で、鈴音の腋の下をむさぼるようにくすぐり続けている。

「あぁぁ~~ははははははははっ!!! やめてぇぇえっひゃははははははは!! やくそくぅぅひゃひゃっ、きゃっはっはっは、しゅぶっ、ばっはっはっはっはっは!」

 鈴音が必死に何かを訴えかけようとするのを無視して、セシリアは鈴音の両方の素足の足の裏をかりかりと引っかき始めた。

「うにょぁあぁああははははははははははっ!!! ひゃめえっ!! あひっ、あひやだぁぁあっはっはっはっはっは!!」

「おやおや、ずいぶんと敏感ですこと。足の指をそんなに動かしては、はしたないですわ」
 言いながら、セシリアは鈴音の土踏まずと足指の付け根に爪を立てた。

「くわぁぁあっはっはっはっはっはっは!!! だめぇぇえへへへへ、だめだってぇえひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

 鈴音は泣き叫んだ。

「足ばかりに気をとられてもらっては困るな」
 箒は、ごりごりと鈴音のあばら骨をほぐすようにくすぐる。

「ふがぁぁはははははははははっ!!! いやぁぁああ無理無理無理ぃぃぃぃひひっひひひひひひひひひひひひひ!!」

 鈴音は舌を出して笑いながら、目の前の箒をにらみつけた。

「なんだその顔は」
「まだ懲りていないようですわね」
「さらに仕置きが必要だな」
 二人の指が加速する。

「いやぁぁぁあっはっはっはははっはは! だひゃぁあ~~ひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 そのとき、

「何やってるんだ?」

 突然かけられた一夏の声に、びくっと肩を震わせて振り向く箒とセシリア。
 特訓を終えたらしい一夏は首をかしげている。
 二人は鈴音をくすぐるのに夢中になって、時間を忘れていた。

「篠ノ之。オルコット」
 凄味を帯びた低い声。一夏の後ろから、セシリアが代理を頼んだ織斑千冬(おりむら ちふゆ)がぬっと顔を出した。
「ひっ!?」
「お、織斑、先生……」
 箒とセシリアの表情が引きつる。
 千冬の表情は「こんなくだらないことのために自分を代理に立てたのか」という非難に満ち溢れていた。

 そのあと、二人は罰としてめちゃくちゃくすぐられた。


(完)

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