リグル
「ここは私に任せて! みんなはいまのうちに逃げて!」

ルーミア
「そーなのかー」

リグル
「あっ、ちょっ!? ルーミア! 逃げろっていってるのに寄ってこないで! まとわりつくな! 攻撃の邪魔だ! このままじゃ二人とも一緒に――うわあああああああ」

ルーミア
「わはー!?」

リグル
「いひゃぁああははははははははは!!? なんなのこのマリモおおおああっはっはっはっははっははは!!!」

ルーミア
「にははははははははははっ!!! くるしぃいいい~~!!」

リグル
「こらぁ、そんなとこまで! やだっ……くははははははははっ!! 服の中やだっ……うひゃぁあぁ、靴ぬがすなぁぁあっはっはっはっはっはっはっは~~!!」

ルーミア
「わはははははははっ、わひぃぃい~~~っひっひっひ、息できないぃいいひ~~!!」

・・・

ミスティア
「どうやらここまでね。私と響子で、できる限り食い止めてみる! 二人は森を抜けて、みんなに知らせて!」

響子
「心配いらないよ! 私達だって――あっ、おはようございまーす!!――時間稼ぎぐらいはできる!」

・・・

ミスティア
「あ゛あ゛ぁあああぁばあぁはばばばはははひゃっひゃっひゃっひゃひゃ!!!?」

響子
「ぎぃい゛ぃいいい゛い゛ぃいひっひひっひっひひっひっひっひ!!!」

ミスティア
「にぎゃぁぁあぁ゛あぁぁ!!? あひぃぃぃっ、そんなスキマまでぇぇっ!! あにゃぁぁぁ゛あ゛あ゛ぁぁ~~ひゃひゃ、頭変になっちゃうぅ゛ひゃひゃひゃひゃ~~!!」

響子
「ぐひゅふひひひひひひひひっ!!! あにゃぁあぁ゛ぁぁ゛んひひひひ、そこはぁぁっ、そこは弱いの゛ぉ゛お゛ぉおぼぼぼぼぼぼぼぼ~~!!!」

・・・

大妖精
「とうとう私達だけになっちゃったね……。チルノちゃん。そろそろ森を抜けられるかな」

チルノ
「うん! もうすぐ湖に到着するよ!」

大妖精
「え……ちょっと待って! チルノちゃん!? 今って霧の湖に向かってるの!?」

チルノ
「そうだよ!」

大妖精
「なんで!? 私達の目的は博麗神社に異変を伝えるんじゃないの!?」

チルノ
「そうだっけ?」

大妖精
「そのためにみんな体を張って私達を逃がしてくれたのに……!! いや、そりゃ、方角が違うことにまったく気付かなかった私も悪いんだけど……」

チルノ
「この時期は美味しい魚がいっぱいとれるよ!」

大妖精
「だめだこりゃ」

ガサガサガサガサ

チルノ
「あ、マリモ!!」

大妖精
「\(^o^)/」

・・・

チルノ
「ぎゃっはっははっはっはっはっはっは、こしょばいぃいいいいいひひひひひひひっひっひっひぎゃぁぁ~~!!!」

大妖精
「きぃぃいいっひっひっひっひっひっ、みんなごめんぃぃうぅぅひゃひひひひひひひひひひひひ~~!!!」



(つづく)



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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズまだまだ続きます!


最初からやり直す