14
ぴぎぃぃぃ!
突如、鈴仙をくすぐっていた小型のボルボックが燃え上がる。
鈴仙
「ひあっはっっはっは……えっ?」
鈴仙が顔を向けると、上空からウイルス弾が降り注ぎ、ボルボックや触手を攻撃している。
ウイルス弾に被弾した部分から、青白い炎が上がっている。
鈴仙の足首手首に巻き付いていた触手がゆるみ、鈴仙は解放される。
鈴仙の上空には、
お燐
「じゃじゃーん! お姉さん、ひとりで処理するにしては、ちょっと敵の数が多すぎるんじゃない?」
左手を上に掲げ、ウイルス弾をまき散らす火焔猫燐。
小型ボルボックらは、降り注ぐウイルス弾にさらされ、もがき苦しんでいる様子。
ざしゅっ!
ふたたび鈴仙の元へ伸びてきた太い触手が、綺麗に切断される。
妖夢
「斬れぬものなど、あんまり無い!」
魂魄妖夢が盾になる背後で、鈴仙にかけよる東風谷早苗。
早苗
「なるほど。たしかに妖力を奪われています。幻想郷では常識にとらわれてはいけないのですね。エクステンドをどうぞ」
鈴仙
「……あ、ありがとう……て、なんで貴方達がいるの?」
早苗
「我々が来たからにはもう安心です! みんなで力を合わせて、破廉恥な妖怪を退治しましょう!」
鈴仙
「……会話が噛み合ってないんだけど(原作もだけど……)」
早苗
「幻想郷では常識にとらわれてはいけないのです!」
鈴仙
「お、おう」
(つづく)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)
こんばんは。ertです。
ト書きシリーズ連載中です!
最初からやり直す
ぴぎぃぃぃ!
突如、鈴仙をくすぐっていた小型のボルボックが燃え上がる。
鈴仙
「ひあっはっっはっは……えっ?」
鈴仙が顔を向けると、上空からウイルス弾が降り注ぎ、ボルボックや触手を攻撃している。
ウイルス弾に被弾した部分から、青白い炎が上がっている。
鈴仙の足首手首に巻き付いていた触手がゆるみ、鈴仙は解放される。
鈴仙の上空には、
お燐
「じゃじゃーん! お姉さん、ひとりで処理するにしては、ちょっと敵の数が多すぎるんじゃない?」
左手を上に掲げ、ウイルス弾をまき散らす火焔猫燐。
小型ボルボックらは、降り注ぐウイルス弾にさらされ、もがき苦しんでいる様子。
ざしゅっ!
ふたたび鈴仙の元へ伸びてきた太い触手が、綺麗に切断される。
妖夢
「斬れぬものなど、あんまり無い!」
魂魄妖夢が盾になる背後で、鈴仙にかけよる東風谷早苗。
早苗
「なるほど。たしかに妖力を奪われています。幻想郷では常識にとらわれてはいけないのですね。エクステンドをどうぞ」
鈴仙
「……あ、ありがとう……て、なんで貴方達がいるの?」
早苗
「我々が来たからにはもう安心です! みんなで力を合わせて、破廉恥な妖怪を退治しましょう!」
鈴仙
「……会話が噛み合ってないんだけど(原作もだけど……)」
早苗
「幻想郷では常識にとらわれてはいけないのです!」
鈴仙
「お、おう」
(つづく)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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