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 魔法の森。

鈴仙
「きゃはははははははははっ!!? さっきより強いぃいいひいっひっひひひっひひっひっひ~~!!!」

 鈴仙、極太の触手にグルグル巻きにされている。内部で無数の触手が蠢き、鈴仙の体中をくすぐっている様子。
 巨大ボルボックは30mほどの高さまで大きくなっている。

妖夢
「斬れぬものは……っ」

 ザン!!

鈴仙
「あぁぁぁぁ゛あぁぁぁ、そこはぁあぁぁ、らめぇぇえええ゛ぇぇ゛あぁひひひひひひひひひひ!!!」

妖夢
「……あった!」

 鈴仙をとらえた極太の触手は、妖夢の剣でも切断できない。

お燐
「妖猫火車の本気、見せてあげるよ!」

 燐、車輪を高速回転させ、炎の渦を巻き起こす。
 トルネードとなって巨大ボルボックを飲み込む。
 しかし、触手は変わらず動き続ける。
 しばらくして消え去った炎の中からは、無傷の巨大ボルボックの姿。

お燐
「おおうっ! カタい!!」

 極太の触手、数十本が、妖夢と燐へ向かって飛んでくる。

お燐
「わおっ!?」

妖夢
「速いっ……しかし、まだまだ!」

 燐、妖夢、ともに柔軟な身のこなしで触手をかわす。しかし、かわした触手が妖夢の足元で分裂し、彼女の足首を絡め取る。

妖夢
「んなっ!!?」

 触手は素早く妖夢の靴と靴下のスキマに入り込み、妖夢の足をくすぐる。

妖夢
「なはっ!? あははははっ……!!?」

 体勢を崩したところで、触手は妖夢の四肢を絡め、大の字に広げる。
 そのまま無数の触手で、首、腋の下、脇腹、お腹、腿、膝裏、足裏をくすぐられる妖夢。

妖夢
「くやっ!!? あんあぁぁ゛ぁぁあぁあぁぁ~~っはっははっはっはっははっはっはっ!!? やめっ……これは無理いいい゛ぃ゛ぃひひいひっひっひっひっひひっひ!!」

お燐
「庭師さん!!」

 燐、炎を体に纏い、後退しながらなんとか触手の攻撃を回避する。
 しかし、どんどん激化していく触手の攻撃。

お燐
「くっ……これっ!? 庭師さんの力を奪って、加速してる……っ!?」

 触手は炎の車輪を突き破り、追い詰められて……

お燐
「にゃっ!!?」

 両足首をくるりと巻き取られ、靴を脱がされる。
 無数の触手が、燐の素足に襲いかかる。

お燐
「にゃはははははははははははははっ!!? 足はやっ……力が抜けりゅうぅぅ~~~!!!?」

 あっという間に上半身まで触手で覆い尽くされ、燐は全身をくすぐられる。

お燐
「ふにゃぁあぁああああ゛あ゛あぁぁあはっはははははははあはっ!!! に゛ぃい゛ぃ゛ぃぃ~~ひひひひひひひひひひひひひひっ!!! にゅるにゅるしゅるぅぅぅ~~~あ゛がぁ゛あぁぁぁあ゛ぁ゛あひぃぁいあひゃ!!」

 ゴスロリのスカートの中に入り込んだ触手が内ももをなで回す。上半身では、触手が両腕を巻き取り、ガラ空きになった腋の下をくすぐる。

お燐
「んにゃぁぁぁあ゛あぁはっっはっっはっはっはっは!!!? にぃにゃぁぁあぁ゛ばばばばばばば」

妖夢
「かぁあぁ゛はっはっはっはっはっはっ!!? ぐるじぃぃいい゛ぃぃ、死ぬぅううがぁぁああぁひゃひゃひゃ!!!」

 巨大ボルボックの触手で絡め取られ、笑い狂う妖夢と燐。



(つづく)



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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズ連載中です!


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