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 人間の里。稗田家。
 家の中に侵入した十数体のボルボックによって、くすぐり犯される稗田阿求。

阿求
「ふひゅひひひひぇひえぃひえいへいえいひひひひぃ!!!」

 部屋の中央で、宙づり大の字で触手に拘束されている。
 着物の裾から侵入した触手が阿求の素肌をくすぐる。
 足袋は脱がされ素足にされ、袴もずり落ちている。

 廊下には、力尽きた小鈴が白目を剥いて倒れている。

阿求
「ひゅぃいいいひひひっひっひひっひ……誰かぁぁ、助けてぇぇひっひっひひひっひっひ~~!!!」

 阿求が泣き叫ぶ。
 そんな折、部屋の空間がぼんやりと歪んでいく。

 ぐにゃり。

 空間に切れ目が入り、スキマが出現。八雲紫がひょっこりと顔を出す。


「あら、捕まってたの? ……それでも、まだ、元気そうね。よかったわ。無事でいてくれて」

阿求
「ひひゃぁぁあっはっはっはははっ!!? やひひひひ、紫しゃまっ!!? ふひゅへひぇひぇひぇひゅ」


「ずいぶんと愉快な笑い声を上げるのね。あなた」

阿求
「ひゃめぇひえぃえぇっへっへっへっへ、はじゅかしぃいふひゅひぃへいえいぃひひひひひ!!」


「ね。あなたの博識。力を貸して欲しいの。この妖藻について……」

阿求
「ひゃひいひふへへへへへへ、ひゃう゛ぇれにゃぁぁひあぁ!! 先に助けてぇえひえひえへへへへっ!」



(つづく)



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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズ連載中です!


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