「ふひゃほひゃひゃひゃ!!」
 三井佳奈は、これまでの無表情が嘘だったかのように、破顔していた。
 両足のソックスははぎ取られ、素足にされている。
 彼女の白い素足の上を、数十本の指がひしめき合っている。
「ぷひぃぃひゃひぃいっ、はひぃい~~ひゃっはっはっは、ひぃぃ~~っひぃいいぃ~~はははははは!?」
 彼女は首を激しく左右に振って笑う。
「おお、おお、すごいすごい。そんなに足が弱いのか」
「土踏まずが一番弱いか?」
「いや、指の付け根を捨てがたい」
「踵に爪を立ててもなかなか良い反応をする」
「いや、やはり指の股は格別」
 などと、おっさん達は実況しながらくすぐり続けている。
「はひぃいひゃひゃっ、ふひぃぃ!!! ひゃめっ……息っ、ぷひぃぃっひっっひっひっっひ~~!!」
 三井佳奈は、顔を真っ赤にして涙を流していた。
 普段から大声で笑うことなど滅多にないのであろう。それが、M字開脚という破廉恥な格好にさせられ、むき出しに晒された素足を滅茶苦茶にくすぐられ、否応なしに笑わされている。
「なんだ? 言いたいことあるならちゃんと言わないと伝わらないぞ?」
「ふひゅひひひひひひっ、ひきぃぃっ……息っ!! はひぃぃい~~っひっひひっっひっひ~~!!」
「息がなんだって?」
 おっさんは、彼女の足指を掴み上げ、カリカリと指の付け根を掻きむしる。
「ふひゅひぃぃいいい!? ひゃぁぁああははははははは!! 息っ、くるひぃぃひひっひっひいふにゅっひゃぁひぃぃ~~!!!」
「息が苦しいからどうしたんだ? ちゃんと言わないとわからないぞ?」
 そう言うおっさんは、彼女の土踏まずを爪でほじくっている。
「くひゅひぃぃいいっひっひっひ~~!!? ひゃめぇぇえ、だめぇぇえ、やめてくださいぃいいっひっっひっひいっひっひ~~!!! 私の足の裏ぁぁあっひゃひゃひゃ、ふひゅひぃぃい、くしゅぐりゃにゃぁぁあでぇぇぇひぇっひっひっひっっひっひ~~!!!」
 三井佳奈は、大口を開けて笑いながら、涎まで垂らして叫んだ。
 彼女の表情は口角が引きつり、歪んでいる。
「おお、人に意志を伝えること、できるじゃないか」
「じゃあお望み通り……」
 すると、彼女の背後で待機していたおっさんが、彼女の上着のボタンを外し始める。
「ふにゃははははっ!!? 何っ……やめてっ……いひひひひ、なんですかぁあぁひゃっひゃっひゃっひゃっひゃふひゃぁぁひぃぃ~~!!」
 おっさんは上着のボタンを取っ払うと、薄いシャツ越しに彼女の脇腹を揉みしだいた。
「ぶひゃぁぁぁあっははっはっはっはっ!!!! ひゃだぁああはっははひひひひひひひひっ!!!」
 途端に甲高い声を上げる三井佳奈。
 足の裏を散々くすぐられ、火照った体。すべての部位が、くすぐったさに敏感になってしまっていた。
「さっきは全然反応しなかった部位なのになあ。こりゃ楽しい」
 言いながらおっさんは、アバラをごりごりとしごく。
「いだぁぁああははははははははっ!! んひゃぁぁああっはっはっはっはっはっ!!! ひゃめぇぇ、ひゃめろって言ってるのにぃいっっひっひっひっひっひ~~!!!」
 あまりのくすぐったさのためか、三井佳奈は口調までおかしくなっている。泣き叫び、顔は涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃだ。メガネには、噴射した鼻水の泡がついてる。
 おっさんたちはそんな彼女の様子を見てにやにやと笑いながら、ひたすらくすぐり続ける。


(つづく)


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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 清楚系女子くすぐり狩りの別パターンです。

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