○チャプター4:『プラウダ高校の戦犯』


 薄暗い部屋。
 プラウダ高校の試合用制服を着たカチューシャが、特大のぶら下がり健康器に両手首を縛り付けられ、宙づりにされている。
 かなりの高さがあり、体は重力に従って万歳に引き伸ばされている。両足とも素足にされており、床にはブーツと脱がされた靴下が乱雑に放られている。

 
 横から2本の手袋をはめた手に腋の下を、下から複数の羽箒に脚や足の裏をくすぐられ、カチューシャは八重歯をむき出しにして激しく笑っている。

カチューシャ
「にゃははははははははっ!!!? ひやぁあぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

 カチューシャはじたばたと宙を蹴ってもがくが、太ももから足の裏までをまんべんなく覆う羽箒は、その体に吸い付くように追いかけ回している。

――小さな暴君はぶら下がり健康器をご愛用とのことで、このような趣向にさせていただきました。

カチューシャ
「うにゃあぁぁっはっはっは、は、おろしてぇぇ~~っひゃっひゃっひゃ!!!」

 むき出しになったカチューシャの白い腿に大量の羽が這い回っている。

カチューシャ
「にぃぃ~~ひひひっひひひひひひひ!!!! あにゃぁぁああははっはっはっっはっはは~~!!!」

 ピンとまっすぐ引っ張り伸ばされた腋の下を、それぞれ5本の指でこちょこちょとくすぐられ、体を左右に何度もねじりながら笑い悶えるカチューシャ。

カチューシャ
「きにゃ~~っはっはっはっは、あぁあぁははは~~あははははは!!! もふっ、もぅやぁぁぁあ~~~っひゃっはっはっはっはっは!!!」

――プラウダは今回、圧倒的な戦力差をものにできませんでしたね。完全に、隊長の統率力と判断力の差による敗北。地吹雪のカチューシャから木枯らしのカチューシャに二つ名を変えられては? しっかり笑って罪を償ってください。

 カチューシャの足元からさらに2本腕が伸びてきて、カチューシャの足首が掴まれる。
 羽箒がここぞとばかりにカチューシャの足の裏に襲い掛かる。

カチューシャ
「はにゃぁあぁっはっはっははっはは!!? ひゃぁぁあ~~っはっはっはっははっはっはは~~!」


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