部活9

次の日の放課後、佐藤ゆかりは鈴野ゆきねを連れて部室に向かっていた。
ゆかりの足取りは重い。
「ゆきちゃん…本当に今日何にも予定ない?ちょっとでもやっておきたいこととかあれば…」
「だいじょぉぶだよぉ。うん、ありがとう」
何も知らないゆきねがおっとりと答える。
本日は午後の授業のプールがあったため、ゆきねのセミロングの髪の毛は少し湿っている。
ゆきねはプールの後でもきちんと靴下をはきなおしている。
ゆかりはこれから起こることを想像しながら気持がどんどん沈んでいった。
プールの授業後にきちんと靴下を履きなおす女子はゆかりのクラスでは半分ぐらいである。
そんなゆかりも今日は素足で運動靴を履いている。
部室の前まで二人がたどりつくと、部員の一人がドアの前で待ち構えていた。
「約束通り来たね。ゆかりちゃん偉いえらい」
「それじゃぁ…私はこれで…」
ゆかりが踵を返そうとすると、部員は引き留める。
「何言ってるの!今日はあなたがゆきねちゃんを連れてきたんだから、しっかり最後まで見届けてあげなさいね。席はちゃんと用意してあるから」
ゆかりはさらに気分が重くなった。
「えっと…は、はじめまして・・・1年3組の鈴野ゆきねです」
「知ってるわ。嫉妬するぐらいかわいらしい顔立ちね。しかもプール授業のあとなのに真面目に靴下なんか履いちゃって」
ゆきねは反応に困ってしまう。
「いいわ、さ、どうぞ」
部員がドアを開いてから一瞬だった。両側からゆきねを抱え、6人がかりであっという間にゆきねを拘束椅子に取り付けてしまった。
拘束椅子は特殊なもので、両手両足は大きく開かれた状態で固定されており、両足は開脚運動のような状態で足の裏が前方を向くようになっている。
突然のことに、ゆきねは状況をうまく把握できず眼を白黒させている。
「そうね、私の予想だと2時間で壊れるんじゃない?」
「いやいや、もうちょっと楽しみたいわ。まぁ早めに落として長めに楽しみたいけどね」
そういいながら、二人がゆきねの茶色の小さな革靴をかぽんと両足とも脱がす。
白い靴下の裏は少しだけ汚れている。
「え…えと…あの?なにを…するの?」
ゆきねが恐る恐るたずねる。
「ゆかりちゃん、よく見ておくのよ。かわいい一人の女の子が壊れていく様子を」

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(ここからしょーもないコメント)

 こんばんは。ertです。
 くすぐり回かと思ったら足フェチ回でした。

登場キャラクターまとめ
 謎の部活の六名:謎の部員。なんか手当たり次第に人をくすぐる。
 佐藤ゆかり(さとう ゆかり):高校一年生。テニス部マネージャー。ゆきのせいで標的に。
 鈴野ゆきね(すずの ゆきね):高校一年生。セミロング可愛い。ゆかりのせいで標的に。

 このやりとりを見ていると、無口キャラって感じはあまりしないですね。人なつっこそうです。


「チキチキ原点回帰! 晒そう僕らの黒歴史!」第二十五弾・終