アルザーノ魔術学院魔術学士二年次生のシスティーナ=フィーベルは、突然の侵入者によって【マジック・ロープ】で手首を縛り上げられ、魔術実験室に監禁されていた。
「こんなところに私を連れてきて……一体、私をどうする気!?」
 システィは侵入者ジンへ、食ってかかった。
「ん? 決まってるだろ? 暇だし、まだ時間あるし、お前使って一発抜いとこうかなと思って」
「な――」
「いやー、オレってお前みたいな乳臭いガキ結構、好みなのよ? ロリコンって奴?」
「ふざけないでッ! わ、私はフィーベル家の娘よ! 私に手を出したら……お父様が黙っていないんだから!」
「うわー、怖ーい。でも、関係ねーな」
「きゃ――」
 フィーベルの名を意に介さず、ジンはシスティを組み敷いた。
 システィは悔しそうに歯がみした。
「……好きにすればいいわ」
「お?」
「私を慰み者にしたいなら好きにすればいいわ。だけど、覚えておきなさい。あなただけは……必ず殺してやる。今は無理でも……いずれ地の果てまであなたを追いかけて殺してやるわ。この屈辱を晴らしてやる……フィーベル家の名にかけて」
「…………」
 ジンはしばらくの間、射すくめられたかのように沈黙して、
「ぎゃははははは!」
 突然、爆発したかのように大笑いを始めた。
「な、何が、おかしいの!?」
「お前は一見強がって見せちゃいるが、もろいね。自分の弱さに必死に仮面をつけて隠しているだけのお子様さ。オレはお前みたいなちょろい女を壊すのが一番楽しいんだ」
「――くッ!」
 システィは悔しさからか顔を真っ赤にした。
「私があなたに屈するとでも……?」
「ああ、屈するね。たぶん、割とあっさり」
「ふざけないで! 私は誇り高きフィーベルの――」
「はいはい、じゃー、どこまで保つかな-?」 

●●●

「やははははははははっ!! 何ぃぃ~~やめてぇぇ~~っはっはっはっはっはっは!!?」

 五分も経たないうちにシスティは馬鹿笑いしていた。

「おいおい、落ちんの早過ぎんだろお前! ぎゃはははは」
 ジンは、システィの腋の下を両手の指でぐりぐりとほじりながら嘲笑した。

「落ちるって何ぃぃ~~ひひひ、なんでくすぐるのぉぉ~~っはっはっはっは~~!?」

 システィは銀髪を激しく振り乱して笑う。

「あれー、言ってなかったかー? 一発抜いとこうかって。オレはそういうフェチなんだよ」

「きぃぃ~~っひっひっひ聞いてないぃぃ~~ひひひひひひひひ!!」

「へー。じゃあ誇り高きフィーベル家のお嬢様とやらは、何を想像してあんなに怯えてたのかなー?」
 ジンは意地悪く指先を小刻みに動かしながら言う。

「なぁぁっはっはっはっはそんなのっ!! 言えるわけ……あぁはははははははは!!!」

 システィは顔を真っ赤にした。

「へっへっへ、楽しそうに笑いやがって。たまんねぇな」

「楽しくないっ、楽しくないからぁぁぁ~~っはっははっはっはっはは!!! お願いぃ~~ひひひひひひひ、やめてぇ~~~へへへへへへ!!!」

 システィは目に涙を浮かべて懇願した。

「笑顔で何言ってんだか。楽しくねーなら、ちょっとは我慢してみろよ。五分笑わずに我慢できたら、終わりにしてやるよ」
 ジンは言うと、手を止める。
「ほ、……ホントに?」
 システィは肩で息を整えながら聞き直した。
「ほんとほんと」
 腋から手を離したのも束の間、ジンは人差し指をシスティの脇腹へ突き刺した。

「ぶふぅぅぅぅぅ~~~!!!」

「ぎゃはは、いきなり吹き出してんじゃねーか! ま、今のはセーフにしてやるよ」
 ジンは言いながら、指先でシスティの白い素肌をさわさわとなぞる。

「んふっ!? ふひぃ~~、……んふ、ひぅぅ~~~~!!!!」

 システィはくねくねと身体をよじって荒い息を漏らした。
 顔は真っ赤。目には涙を浮かべている。

「エロい声出してんじゃねーよ。てか、お前んとこの制服狙いすぎじゃね? ヘソなんか出しやがって。ほれ、ヘソ! ヘソ!」
 ジンは人差し指でヘソの周りをくるくるとじらすように責める。

「んひっひぃぃ~~~ふひゅぅぅ~~~ひっひ、……んぅぅぅ~~~ふふ」

 システィは首を左右にブンブンと振って悶える。

「ほれっ、ヘソ、責め放題じゃねーか。ほれほれ」
 ジンは、露出したシスティのヘソをもてあそぶ。

「うひぃっ!!? ひぃぃ~~っひっひ、……んうぅぅ~~ひっひっひ――」

 ずぼっ。

「んひゃぁぁあああああああああ!!!!」

 こちょこちょ。

「あひゃひゃはひひひひひひっ!!! うほぉぉ~~ほっほ、ひぃ~~っひひひひっひっひっひ!!」

 ヘソを直にいじられると、システィはあっけなく陥落した。

「お前はホント落ちんの早えーなー! 最っ高!」

「ひぃぃっひっひっひっひ、おねっ、お願ぃぃ~~っひっひっひ、やめっ、やめてぇぇひひひひひひひひ」

「じゃあ、お望み通りヘソはやめてやるよ」
 ジンは指を止めた。
 そのままシスティの下半身へ手を這わせていき、太もも、ニーソックスへ手をかけた。
 システィの脚からニーソックスをするするとゆっくり脱がせていく。

「あ、……お、お願いします……それだけは……それだけはやめて……許して……」

「やーだねっ!」
 ジンはシスティの両足から、勢いよくニーソックスを引っこ抜いた。
 システィの白い素足が露わになる。
 ジンは舌なめずりをすると、いきなりがしがしとシスティの両足の裏を激しく掻きむしった。

「やだぁぁああぁはははははははは!! だひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ~~~!!! お父様あぁあぁははっはっはっはっは!!!」

 システィは泣き叫んだ。

「助けてぇぇぇ~~ひゃははははははは、誰か助けてぇぇぇ~~ひゃっはっはっはっはっはっは!!!」

「誰も来ねーよ。お嬢ちゃん」
 ジンはシスティの小さな足の指と指の間に、節くれ立ったごつい指をねじ込んだ。

「ふがぁぁぁあはははっはははははは!!!? だひゃぁあぁっはっはっはっは嫌あぁぁぁぁぁぁ嫌あぁぁぁぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

「くねくね動きやがって、マジで美味そうな可愛い足だな、おい」
 ジンは両手でシスティの片足を持って、無理矢理足の指を開かせると、その間に舌を這わせた。

「うひぇへへへへへへへへへ汚っ、きてゃないぃぃ~~っひっひっひっひっひっひ!!!! お母様ぁあぁああひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

 ジンの唾液が、システィの足の指に糸を引く。
 しばらく舐めているうちに、システィの足は白くふやけてきた。

「美味ぇ、美味ぇ」

「おにぇがいぃぃぃ~~っひっひっひっひっひもう勘弁してぇぇぇぇ~~っひぇっひぇっひぇっひぇ」

 そのときだった。
 がちゃ。
 実験室の扉が間抜けな音を立てて開いた。
「は?」
「……え?」
 ジンもシスティも突然の出来事に動きを止めた。
 開かれた扉の向こうに、ロクでなしの魔術講師が立っていた。

 
(完)