○St.ヒルデ魔法学院校中等科廊下
  制服姿のアインハルト・ストラトスが歩いている。
  ハッと気配を察知したように振り返る。

――
「さすがはアインハルトさん。戦闘慣れされていますね」

アインハルト
「……何者ですか?」

――
「秘密の特訓にご招待にあがりました」

アインハルト
「お断りします」

――
「ヴィヴィオさん達に会いたくありませんか?」

アインハルト
「あなたが、ヴィヴィオさん達を? ……」

  眉を寄せ、拳を握りしめるアインハルト。

アインハルト
「なら、話は別です。ヴィヴィオさん達を返していただきます」

  飛びかかってくるアインハルト。

(暗転)

――
「ずいぶんと抵抗されましたが、力づくでお連れしました」


○亜空間

  アインハルトは両足を揃えて伸ばして座った状態で手首・足首・足指をマジックリングで固定されており、前方に晒された素足を四本のマジックハンドにくすぐられている。
  傍らに、アインハルトのブーツが落ちている。

アインハルト
「ほひひひひひひひひっ!? うひゃひぃぃ~~っひっひっひっひっひっひっひっひ~~~!!!」

――
「アインハルトさん。足は第二の心臓と言われていて、このように足の指を全開にして引き伸ばされた足の裏をマッサージすることで劇的な肉体強化が期待できるんですよ?」

アインハルト
「ふひぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!? はひゃぁぁ~~はひっはひっはひっひっひっひぃぃ~~!!」

――
「ずいぶんと笑われていますね? 覇王様のこんな笑顔が見られるなんて、とても貴重です」

アインハルト
「ほひゃっひゃっひゃっ……くひゅぐっひっひっひっひ、くひゅぐってゃぃぃいいっひっひひひひひっひひひひひひひひ!!!」

――
「ブーツを素足で履かれていたせいで蒸れていたのでしょう。普段あまり声を上げて笑わない分、たっぷり笑ってください」

アインハルト
「ふひゃぁぁ~~っはっは、ひぃぃ~~っひひひひひひひひひひひひひゃめっ! ひゃめぇぇえ~~っひっひっひっひ!!!」


(つづく)