ボコミュージアムにひとりできていた女の子をお持ち帰りした。
 調べてみると、戦車道だとかなんとかいう古くさい伝統武芸で有名な子だったらしい。

 島田愛里寿(しまだ ありす)ちゃん。

 そんな名前だ。
 大学選抜チームの隊長で、社会人チームに勝ったらしい。新聞で顔写真まで載っていた。

 左右非対称な大きさで結んだツイン。
 大きな銀色の瞳。
 真っ白な肌。
 細い腕。
 小さな体。
 白いシャツに、黒いスカート。
 縞々模様のニーハイソックス。
 お人形さんが履くような小さな可愛らしい靴。

 とても大学生には見えない。
 飛び級したらしい。しらんけど。

 とにかく可愛かったら持って帰った。
 家元のお嬢さんだろうがなんだろうが関係ない。
 ただ、ボコのような子ども向けアニメが大好きな、無垢な幼女が欲しかっただけだ。

 おっと、愛里寿ちゃんのお目覚めだ。
 
 きょろきょろとあたりを見回して不安そうだ。
 当然だ。
 彼女が眠っている間に、体をX字拘束台に手足足首を縛らせてもらった。

 目が合った。
 愛里寿ちゃんの目にうっすらと涙が浮かぶ。

 あれれ~、どうしたのかなあ? おじさんが怖いのかなあ?

 綺麗な銀髪をなでてやると、必死に顔を背けられた。嫌悪感マックスだ。

 そんなに怯えなくてもいいんだよ~? 愛里寿ちゃん、これから楽しいことをしようねえ。

 眉をひそめ、うっすら目を開く愛里寿ちゃん。「……楽しいこと?」と不思議そうだ。

 無防備に開かれた腋の下をツンっと。

「きゃっ!」

 愛里寿ちゃんの体がびくんと震えた。
 意外と敏感みたいだ。かわいい。

 両脇に人差し指をあてがって、こちょこちょしてあげよう。

「……んやっ!? はっ……んふぅ」

 首を左右に振ってぴくぴく悶える愛里寿ちゃん。
 顔が真っ赤だ。
 頬がぴくぴくしている。
 いくら社会人を倒したからといって、体はまだまだ幼くて敏感さんなのだ。

 おじさんに笑顔を見せるのがそんなに嫌かい? 愛里寿ちゃんの笑顔が見たいなあ。

「やはっ……んはっ、はっ――」

 ぶんぶんと首を左右に振る。
 そうかそうか。嫌なのか~。おじさん寂しいなあ。

 少しこりっと爪を立ててくすぐってあげると、さらに反応が激しくなった。

「はひゃっ!!? んひっ、ひぅっ、はっ、は! んはぁっ……!」

 眉がハの字になって、もう笑いだしそうだ。
 ほらほら、がんばって! 愛里寿ちゃん!

 嫌々と首を振るも、ひくひく口元が緩んでいる。
 腋の下にしっとりと汗をかいている。

「やははっ、……んはぁっ!? やっ、ダメっ、ん、ふはぁっ!」

 笑い声が交じってきた。
 もう限界か。
 大学選抜なんてこんなものか。

 指の本数を増やし、こちょこちょ、本格的にくすぐってやると、愛里寿ちゃんはあっという間に陥落した。

「きゃっ――はははははははははっ!! やっ、はははははははははははははやぁ~~!!!」

 そうそう。笑い出しちゃうともう止まらないよね。
 どうしたの? おじさんに笑顔見られるのは嫌なんじゃなかったの?

「やにゃっはっはっはっはっはっはっ! やめて……ふ、ひっひっひ、やめてぇ~~あははははははははははははははは!!」

 目に涙を浮かべてかわいそうに。
 寂しそうな脇腹もくすぐってあげるよ。

 お。ずいぶん細いウエストだね。

「やぁぁああっはっはっははっはふにゃぁぁああはははははははっ!!? そにゃ、さわりっ、ふひぃぃ!!? いやぁぁぁはっははははははっははあはは!!!」

 くにくにとウエストを揉みほぐしながらなでる動きが、よっぽど気に入ってくれたらしい。
 愛里寿ちゃんは、涙を流して喜んでくれた。

 さて。
 愛里寿ちゃんの小さなあんよはどうかなあ?

 靴を脱がせると、長時間監禁したせいか、蒸れていた。
 鼻を靴下に押し当てて深呼吸すると、美味だった。
 愛里寿ちゃんが「やだぁ……」と嫌悪感を丸出しにして泣いている。

 足指を持って、小さな足の裏をくすぐってやる。

「きゃははははははははっ!!? やめっ、やめぇえひぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひ~~!!!」

 愛里寿ちゃんの反応がよくなった。
 ずいぶん足の裏は弱いらしい。

 ニーソックスを脱がしてあげるね。

 つま先を持ってひっぱっても脱げない。そこで、太ももあたりのソックス口に指を引っかけてするする脱がす。
 細くて白い脚がどんどん露わになる。
 愛里寿ちゃんは泣きながら制止を求めてくる。無視する。

 すぽん、と現れたあんよ。

 指が小さくてかわいい。

 我慢できず、両手でなで回した。

「ふひゃひゃひゃひゃひゃっ!!? 嫌ぁぁぁああははははははああふひぃぃぃっひっひひひひひひひひひひひ~~!!!」

 足指の間も押し広げて引っ掻いてあげる。

「あにゃぁぁあぁはははははあははっ!!! ひやぁぁっははっははっはははひぃぃぃっひっひっひっひっひっひやめてぇぇぇぇ~~!!」

 愛里寿ちゃん。涎まで流して喜んでくれている。
 せっかくなので、ぺったんこの土踏まずに爪を立ててあげた。

「きひゃぁぁぁあはははははははは!!!? んばばっ、だめぇぇぇぇえはははっはあははははそこ無理ぃぃひひひひひひひひひひひ!!!」

 笑い方がどんどん下品になってくる。
 まさか足の裏でこんなに喜んでくれるなんて。

 もう片方の靴とソックスも脱がして、両足の裏をいっぺんにくすぐってあげる。
 ガリガリと貪るように。

「ひがぁぁぁははははははははははははっ!!? んばひゃはははははあははははっうにゃぁぁぁあっはっははっはっははっははっははあぎゃあぁあひひひひひっひひひひひひひ!!!」

 白目を剥きそうな勢いで、笑ってくれている。
 喜んでくれてなにより。

「にゃぁぁぁぁああっはっはっはっはっっはもうだめぇぇえ!!! 無理だってえぇぇえええひひひひひひひひひひいいっふんがぁぁあああががが――」

 なんと、愛里寿ちゃん、足の裏だけで気を失ってしまった。
 舌を出して気絶している愛里寿ちゃん。
 かわいい。

 やっぱり幼女の笑顔はいいものだなあ。
 しみじみそう思う。


(完)