くすぐり部活動報告

 6月1日。
 夏服に移行したので、今年も活動開始。
 今年度第一号の標的は、二年生風紀委員の伊東(いとう)さんに決まった。
 今年度生徒指導教員が変わり、最近取り締まりがきつくなったこともあって、彼女もぴりぴりしているようだった。そこで笑顔を取り戻させてあげようということに。
 放課後、「生徒が喧嘩している」と誤情報を流して、旧校舎へ呼びつけた。
 一人でやってきたところを後ろから睡眠薬を嗅がせて捕獲。部室へ。
 掃除したばかりのX字拘束台に縛り付けた。
 目を覚ました伊東さんはご乱心だった。校内をくまなく取り締まる風紀委員といえ、我が部の存在は把握していなかったようだ。
「あなたたち!? こんなことやってどうなるかわかってるの!?」
 わめき散らす彼女を我々は総出でくすぐった。
「きゃあぁあぁ~~っはっはっははっはっはは!!! やめっ、やめなひゃいぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!!」
 伊東さんは眉をへの字に曲げ情けない表情で笑っていた。
 彼女の全身を這う数百本の指。普段斜に構えたつんとした女性も、くすぐればこんな無邪気な表情を見せてくれるのだ。
 予め上履きも靴下も脱がして素足にしていたため、身につけているのは半袖シャツとミニスカートのみ。くすぐったさは伝わりやすいはずだった。
「いやぁぁあっはっはっはっはっはっはっは!!! だめぇぇえへへへへへへへへへ!!」
 通例通り、失神するまで体中をくすぐり尽くした。
 腋の下が特に弱かった。弱点だからかどうかは知らないが、毛の処理はしっかりなされていた。


♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5 ♯6


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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 日記モノでくすぐりをやってみたかった。