くすぐり部活動報告

 6月10日。
 その日、標的に決まったのは、二年生で総合模試一位の吉岡(よしおか)さん。
 学校が終わると、すぐに帰ってしまうため、放課後すぐに彼女のクラスへ行き、声をかけた。
 例のごとく生徒会の名前を使わせてもらった。
 しぶっていたが、「生徒会なら仕方ないか……。早くしてくださいね」と折れてくれた。生徒会の名前は便利だ。
 調べによると、彼女は昔から、家着でも夏場でも必ず靴下を穿いているそうだ。小学校から知っている人間でも、彼女が素足になっているところを見たことがないという。
 だいたい足を隠したがる子は足裏が敏感なのだ。
 吉岡さんの拘束には、全指拘束タイプの足枷を採用した。
 靴下を脱がされた瞬間、「や……やだ……」と顔を赤らめ、うつむいて泣いてしまった吉岡さんの姿。気持ちの良い罪悪感を抱かせてくれた。
 我々は容赦しなかった。
 見るからに運動不足なぽってりとした白い扁平足。指を全開に拘束されてぴくぴくと動く土踏まずを、我々は代わる代わる掻きむしった。
「うへぇぇえひひひひひひひひひひひひひっ!!? ひぇぇえええ~~っひぇっひぇひぇっひぇっひぇっひぇあひゃぁぁ~~!!!?」
 吉岡さんは、声を上げて笑うことも、他人に体を触られることも、慣れていないようだった。
 体を異常に強ばらせて、おかしな笑い声を上げる吉岡さん。クールな鉄仮面は剥がれ、無邪気に笑う姿は滑稽だった。
「ひやっはっはっはっははっはっはは!!! ふひぃぃぃぃっひっひっひひいっひひゃめえぇぇええぇひひゃぁぁぁぁ~~!?」
 おそらく毎日夜遅くまで勉強しているのだろう。
 座りっぱなしで運動不足の足には、マッサージ代わりに最適だったろうと思う。
 バカ笑いしながらアヘ顔を晒す吉岡さん。あまりに慣れない刺激に体中の神経がびっくりしたのか、しまいには失禁までしてしまった。
 弱点は言わずもがな足の裏。
 事後の彼女の表情はあまりにも凄惨だった。少しピンポイントでやりすぎたかもしれないと、我が部一同反省した。


♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5 ♯6


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 日記モノでくすぐりをやってみたかった。