くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

2015年06月

ママ力全開なのはさん

ヴィヴィオ
「ただいま……って」

 パタパタパタっ

なのは
「ヴィヴィおかえりいぃぃぃぃ~~!!」抱きっ

ヴィヴィオ
「あわわっ! ママ、名前とおかえりが繋がっちゃってるよ」ジタバタ

 うちのママは時々こんな風にやたらとテンションが高い時がある
 通称「ママ力全開モード」
 そういう日はちょっとたいへ――

 こちょこちょこちょ

ヴィヴィオ
「きゃはははっ!? ちょちょっ!? ママっ、まだモノローグ途ちゃわはははははははっ!?」

なのは
「もう帰りが遅いから心配しちゃったぁぁあぁあああ」スリスリ、コチョコチョ

ヴィヴィオ
「あはっはっはっはっはっはっ!!? あぁぁあわかったぁぁ!! わかったからいったんすとぉぉ~~ぷはははははははははははっ!!!」

なのは
「あふぅ~~、ヴィヴィオ腋の下汗びっしょりぃぃぃ! 今日も学校がんばったんだえねぇぇえぇええええ」

ヴィヴィオ
「ふひゃひゃあはははははははっ!!? あはぁぁあ~~!!? 腋の下そんなあひゃぁあああひゃはははははははは!!!」

なのは
「でもヴィヴィオはこっちの方が好きだったのかなあああぁぁぁあ?」

ヴィヴィオ
「うふぉぉ~~っほっほほほほほっ!? わわわわ脇腹だめえぇぇええんふひひひひひひいひひひひっ!!」

なのは
「あむあむ」

ヴィヴィオ
「あはぁぁ~~はっははっははっ!! やっ! ちょっママぁぁあ!! 靴下口にくわえないで! ひゃははは、汚いっ! 汚いからぁあぁ!!」

なのは
「ほんなことないよ~~、うぃうぃおのあひぃぃ~~」ビヨ~ン、スポッ

ヴィヴィオ
「あはははっ……ホントにっ!! 学校から帰ったばかりだからぁあぁ――」

なのは
「れーろれろれろれろぉおおおおお」ベロベロベロ

ヴィヴィオ
「うひゃひひひひひひひひひひっ!!? なべぇええええっ!? 舐めないでよぉぉ~~ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

なのは
「ヴィヴィオのあひ、あまじゅっぱくておいひぃぃぃいいいいいいいい!!!」ベロンベロンチュッパチュッパ

ヴィヴィオ
「あぎゃぁぁああっひゃぁぁぁああ~~ホントにきたにゃぁぁあはははははははははっ!!!! ふひぃぃぃぃっひぃっひぃっひぃっひぃっひぃぃぃい~~!!!」

なのは
「指の股もしっとりあせう゛ぁんでるよぉっぉぉおおおお」

ヴィヴィオ
「へひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!? そんにゃこと言わにゃぁぁ……っひゃっひゃ!! やめてぇぇえ~~ママああああひゃひゃはははははははははははっ!!!」

 訂正します
 通称「ママ力全開モード」の日は、死ぬほど大変です


(完)



ミウラファン大興奮

「ミウラ・リナルディさんですよねっ!?」
「試合見てます!! 抜剣! 格好良かったです!!」

「あっ、わわっ……! ありがとうございます」

 ミウラ・リナルディはランニング中、公園で突然若い女子二人組に話しかけられた。
 ストライクアーツのファンらしい。
 ミウラは普段のトレーニングと同じように、半袖シャツにオレンジ色のベスト、短パン、足元はショートソックスにスニーカー姿である。

「ミウラさんの体、触らせてください!」

「あ、はい……。……て、えっ?」

 ミウラは瞬時に返事をしてしまってから、聞き返した。
 女二人は、ミウラを押し倒した。

「わっ!? ちょ、ちょ、ちょっと、なんですか……っ――!!? ひゃっ!? あはははっ!? ふぇっ!!? やっ!? な……っ!!」

 二人は、地面に仰向けになったミウラの上半身をまさぐった。
 突然のくすぐったさに、ミウラは笑い出してしまう。

「あははははっ、やめっ!! くすぐったいですぅぅ~~!!」

 ミウラは足をばたつかせて二人を振りほどこうとこころみる。
 が、二人の押さえつける力は予想外に強かった。

「ミウラたんの体ひゃっはぁあ!!」
「細くて白くてたまんねぇなぁぁぁぁ!!」

 女二人は恍惚の表情を浮かべてミウラの体に指を這わせた。
 シャツの裾や、袖から手を突っ込まれ、素肌をくすぐられる。

「いやぁっ!!? やはははははははははっ!! やめてぇぇ~~っはっはっはっはっはっはっははっは!!!」

 膝を立て、バタバタ地団駄を踏んで暴れるミウラ。

「ミウラたんの笑い声超かわうぃぃぃぃいいひひひひ!!」
「足バタバタさせて赤ちゃんみたいぃぃぃひひひひひひひ」

 女の一人が、ミウラの片足を掴み上げ、スニーカーを脱がす。

「ちょぉぉぉいやぁぁぁあっはははははははっ!!! やめっ!! やめてくださいぃぃっひっひっひっっひっひ!!?」

 ミウラは目に涙を浮かべて懇願する。
 が、女はまったく聞き入れず、白いショートソックスまで脱がし取る。

「うひょぉぉぉ~~ミウラたんのあんよちっちゃくてあぎゃぁぁっひゃぁぁ~~!!!」

 テンションが振り切れたのか白目を向いて絶叫した女は、何かにとりつかれたように一心不乱にミウラの素足の足の裏を掻きむしり始めた。

「あぎゃぁぁあ~~はっはっはっはっはっはっは!!!? いひゃははははははあはやだぁぁぁっはっははっはっはっはっは!!!」

 クネクネとよじれるミウラの足。
 女は目にもとまらぬ速さで指を動かし、踵から足の指までまんべんなくくすぐり回す。

「うひひひひひひひひひっ!!! 嫌ぁぁぁああっはっはっはっっはっはっははっはっはっはぁぁ~~!!!」

「ミウラたんうひひひ、可愛いよぉぉ~」

 上半身をくすぐる女は、ミウラの腋の下から脇腹、あばらへ、縦横無尽に指を突き立てる。

「きゃっはっはっはっはっはっっはっはっ!!! なぁぁ~~っはっはっはっはっはっっは!!!」

「びゃぁぁあうばいぃぃぃ~~ミウラたんの足の裏んばんばぁぁぁ!」

 足の裏をくすぐっていた女は、れろれろとミウラの足の指と指の間を舐め回している。

「うひゃひゃひゃひゃひゃっ!!? きたにゃぁあぁっ、汚いでしゅよぉぉ~~あひゃひゃっひゃっひゃっひゃっひゃひゃ~~!!?」

「泣いてるミウラたんかわうぃぃぃいいひひひ!!」
「足の指ぴくぴくしてるよぉぉぉおひょひょ!!」

「あぁぁあぁああ~~ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃやべでぇぇえ~~っへっへっへっへへふぎゃぁぁあ~~!!!」

 ミウラはそれから数分程度くすぐられ続け、解放された。
 乱れた服を直す体力も残してもらえなかった。
 ショートソックスは両足ともお持ち帰りされた。


(完)


休養日のくすぐりっこ #3

 St.ヒルデ魔法学院初等科の、高町ヴィヴィオ、コロナ・ティミル、リオ・ウェズリーの間で始まった「くすぐり遊び」最後のくすぐられ役は、リオだ。

 リオは、先の二人と違い、いきなりベッドの上でX字の格好で縛り付けられた。
 両足ともソックスは脱がされて素足にされ、足首はヴィヴィオとリオ自身のソックスで、手首はコロナのニーソックスで縛られている。

「ええっ! いきなりこれは、ちょっときついかも……。ね、時間だけ先決めておかない?」
 などと言うリオの言葉は聞き入れてもらえず、ヴィヴィオとコロナはいきなりリオのお腹と腋をくすぐりはじめた。

「あぁぁああああひゃははははははははっ!!? ちょっとぉぉ~~聞いてよぉぉあああはははははははははははは!!!」

「ダメだよ。私の時だって本気でやってきたんだから」
「そうそう。もともとはリオの発案だしね」

 ヴィヴィオとコロナは互いに頷き合いながら、リオの体へ指をつきたてる。

「あぁぁあはっはっはっはっはっはっは二人とも強いぃぃ~~ひひひっひひひ!!! いきなり全力過ぎるよぉぉ~~ぎゃはははははははははははははは!!」

 びくびくと体を震わせて大笑いするリオ。
 コロナはリオの腰にまたがると、リオのアバラをごりごりとしごくようにくすぐり始めた。

「にゃぁあああああははははははははっ!!! うほぉぉ~~それむりむりむりぃぃぃひひひひひひひひひっひひひふぎぃぃ~~!!!」

「こうして縛っておくと、いろんなくすぐり方ができて楽しいよね」
 コロナは言いながら、今度は人差し指でつんつんとリオの横っ腹から腋にかけてをつっついた。

「ひゃっひゃっひゃっ!!? コロナぁあぁぁあひゃははは!! 遊んでるっ!!? あたしの体であそばないでぇぇはっはっははっはっははっははっはは~~!!」

 足元ではヴィヴィオがリオの素足の足の裏をカリカリと引っ掻きくすぐった。

「ぎゃはははははははははははっ!!! だめぇぇえう゛ぃう゛ぃおぉぉははははは、集中的にやめてぇぇえぁはひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

「リオも私のお腹めちゃくちゃにくすぐったんだから、お返しだよ~」
 ヴィヴィオは言うと、リオの足の指の股を押し広げ、引っ掻く。

「うひゃぁぁぁあはははははははははははは!!! やだぁぁあ、あ、あ、あ、あははははははははははっ!!! あひゃぁぁあああんひひひひひひひひふひぃぃ!?」

 足の指を広げられる感覚が新鮮なのか、リオはガクガクと体を揺らして悲鳴を上げた。

「あはぁあぁああひゃひゃひゃっ!! ホントにぃぃぃっひっひっひっひひ、頭おかしくなるぅぅぅうううううひひひひひひひひひひっひひひ!!!」

 リオのくすぐり番は、一番長かった。
 三人ともくすぐられた直後は疲れ果てていたが、終わってみると、大笑いしてすっきりしたのか清々しい表情だった。
 以来、三人が屋内で遊ぶ際にはときどき「くすぐり遊び」が導入された。


(完)


#1 #2 #3


休養日のくすぐりっこ #2

 St.ヒルデ魔法学院初等科仲良し三人組、高町ヴィヴィオ、コロナ・ティミル、リオ・ウェズリーの休養日。
 高町家の一室で突然始まった「くすぐり遊び」の、二番目のくすぐられ役は、ヴィヴィオだった。

 ベッドに仰向けに寝そべったヴィヴィオは、数分前にコロナがしていたように、ベッド上部の格子を握り、万歳の体位を作っていた。

「えへへ、負けないよー!」
 ヴィヴィオは笑って意気込む。

「ほー、余裕かましてくれるじゃんヴィヴィオ」
「3倍返しだよぉ?」

 リオとコロナは、ワキワキと指を動かしながらヴィヴィオを取り囲む。
「わわっ、これ、結構怖いんだね。なんか……ぞくぞくしてきたよ」
 ヴィヴィオは萎縮したように、腕をぷるぷると震わせた。

「えい!」

「きゃんっ!?」

 と、突然コロナが人差し指でヴィヴィオの腋をつついた。
 ヴィヴィオはたまらず手を離し腋を閉じてしまう。

「あーヴィヴィオの負けだー」
「ヴィヴィオ全然じゃ~ん、これじゃつまんない」
 コロナとリオが笑う。

「もう、コロナずるいよぉ~。えっと、今のはノーカン?」
「ごめんね~」
「ノーカンノーカン!」

 仕切り直して、
「じゃあいっくよー! 3、2、……」
「う~緊張するよぉ……
 呟くヴィヴィオ。リオとコロナは顔を見合わせると、カウントダウンが終わるのを待たず、ヴィヴィオの腋をくすぐり始めた。

「きゃはははははははっ!!? なっ、いきなりずるいぃぃ~~やははははははははっ!! あぁあぁああっ!」

 途端にびくんと体を上下させて暴れるヴィヴィオ。
 しかし数秒もたたないうちに、ヴィヴィオは腋を閉じてしまう。

「わっちょっと」
「あわわっ」

「ふひぃ……」

 ヴィヴィオは自分の腋を押さえて、涙目になっている。

「ヴィヴィオ~! ちょっとは我慢してよ、つまんないじゃん」
 リオが言う。
「ヴィヴィオ、意外とくすぐったがりだねー」
 コロナもくすくすと笑った。
「仕方ないよぉ、二人ともいきなりなんだもん」
 ヴィヴィオはう~と不服そうに唸った。

「あ、そだ」
 と、リオはぴこんと頭上に電球を点けた。
「あんまり我慢できないとつまんないからさ――」
 リオは先ほど脱がしたコロナのニーソックスを拾い上げ、
「――縛っちゃおうか」
「え」

 ヴィヴィオはコロナのニーソックスで両手首を縛られた。
「ちょ、ちょっとリオ!? コロナ!?」
 さすがのヴィヴィオも慌てている。
「んじゃあ、やりますか~」
「うん」 

「ちょっと待って! ルールと違――」

 ヴィヴィオは必死に制止を求めるが、リオとコロナは容赦なくヴィヴィオの無防備な体をくすぐりはじめる。

「きゃはっはっはっはっははっ!!? ちょとおぉああぁぁあ~~っはっはっははっっははは動けないよぉぁあははははははははははははっ!!!」

 万歳のまま閉じることのできない腋の下を、リオにくすぐられ、ヴィヴィオは悲鳴のような笑い声を上げる。
 コロナヴィヴィオの膝の上にのってぺたんとアヒル座りをして、ソックスを履いたヴィヴィオの足の裏をくすぐった。

「やぁぁあぁあっははっはははっははっははふたっ! 二人ともやめてぇぇ~~ははっはははははははははははは!!!」

「だめだよヴィヴィオー。わたしをくすぐった時間ぐらいは我慢してもらわなきゃ」
 コロナはすっかり仕返しモードに入ってしまったらしく、にっこり笑い、ヴィヴィオの両足の裏を爪でこすり上げる。

「きゃっぁあっはっははっはははっはっ!!! そゆっ……そういうルールじゃないよぉぉ~~ああははははははははははははふやぁぁ~~!!」

「まーまーそう固いこと言わずにー」
 リオもにやにや笑いながら、ヴィヴィオの腋の下をわちゃわちゃくすぐる。

「うひゃひゃひゃあははははははっ!!! ホントにムリぃぃぃホントにだめぇぇえあぁあああっはっはっはっははっははっはっは~~!!!」

 髪の毛を振り乱して笑い狂うヴィヴィオ。
 コロナはいつの間にかヴィヴィオの両足からソックスを脱がし、素足にしていた。
 足の指を掴んで反らし、つっぱった付け根の部分をなでなでとくすぐる。

「いやぁあぁぁあっはっははっははっははこりょにゃぁぁあっははははははっ!! 直はだめぇぇえやははははははははははははは!!!」

「そっかそっか直はダメか~」
 リオは意地悪く笑うと、ヴィヴィオのシャツをまくり上げ、くびれたお腹、脇腹を直にくすぐりはじめた。

「あきゃっははっはっははっははっ!!? うひゃぁぁああひひひひひひひひひひひダメダメダメえぇええぇえはははははははははははりおぉぉ~~うひゃひゃひゃはははははは!!!」

 結局ヴィヴィオは、コロナの倍ぐらいの時間、くすぐられ続けた。
「ひひぃ……ほ、ほんとに、……息が、止まるかと思ったよぉ」
 解放された後も、ヴィヴィオはしばらくぐてっと動けなかったので、少し休憩を挟んだ。


(つづく)


休養日のくすぐりっこ #1

「んじゃあ、コロナ。絶対に手を離したらだめだからねー」
「負けないよー」
「ふふふ、いつまで耐えられるのかなぁ?」

 St.ヒルデ魔法学院初等科に所属する高町ヴィヴィオ、コロナ・ティミル、リオ・ウェズリーの仲良し三人組は、学校帰りに高町家に集合していた。
 今日は休養日。
 普段は元気に外で体を動かして遊ぶことの多い三人だが、たまには屋内で遊ぶこともある。
 しばらくはボードゲームで遊んでいた三人だったが、やはりそこは魔法格闘技のアスリート、体を動かしたくなったらしい。
 そこでリオが発案したのが「くすぐり遊び」だった。
 ルールはシンプルで、ひとりがベッドに寝そべり二人がかりでくすぐるというだけ。時間制限をつけたり、体位キープなどの条件をつけると一層盛り上がる。

 ベッドの上で仰向けに寝たコロナは、両手をまっすぐ上に上げ、ベッド上部の格子を掴んでいる。
 今回は体位キープという条件でやるらしい。

 制服姿のコロナは、不安と期待の入り交じったような表情で二人を見上げている。
「二人とも、顔が怖いよ~」
「あ、なんかコロナ余裕あるね」
「いつまでその余裕が持つかな~」
「え~」

「じゃあいくよ。3、2、1、……」

 リオのカウントダウンに、コロナは表情を強ばらせ、きゅっと目を閉じる。
 やはり遊びとは言え、体中をくすぐられるのは怖いらしい。
「……ん、あれ? リオ?」
「ゼロっ!」
 しびれをきらしたコロナがうっすら目を開けたところで、ヴィヴィオとリオは一斉にコロナの腋とあばらを両側からくすぐり始めた。

「ひゃははははははははっ!!? あぁぁっはっはっはっはっはっははずるいぃぃ~~!! ずるいよぉぉ~~ひゃははははははははははははは!!!」

 コロナはベッドの上で万歳をしたまま、体を左右によじって大笑いし始めた。

「さすがコロナ。すぐ離さなかったね」
「でも、いつまでもつかなぁ~?」

「やはははははははははっ!!! いじわる言わないでぇぇあ~~っはっはっはっははっはっはっは!!!」

 コロナは足をじたばたさせて笑い転げる。
 大笑いするのはかなりのエネルギーを消費するのか、部屋にはクーラーが入っているにもかかわらず、コロナの体は汗ばんできている。

「あぁあぁ~~っはっはっははっはっはっはははっ!! もうやっ!!! もぅ少し優しくやってぇぇ~~はっはっはっはっはっはっはは!!」

「だめだよコロナ。ルールだよルール。わたし達はコロナに手を離させないといけなんだから」
「コロナのこ大爆笑って結構レアだよね! なんか、楽しくなってきた」

 ヴィヴィオとリオは、それぞれ十本の指をコロナのあばらや脇腹、腋の下に突き立てながら好き勝手に言う。
 コロナは目に涙を浮かべてバカ笑いしている。

「いやぁああっはっはっはっはっはっははっ!! くすぐったいぃぃひひひひひひひひゃぁぁっはっはっっはっはっはっは~~!!」

 びたんびたんと地団駄を踏んでもがくコロナ。
 一分ほどくすぐったところで、リオが動いた。

「へっへ、コロナ、実はこっちのが弱かったりして~」

 いたずらな笑みを浮かべながらリオが向かった先は、コロナの足。
 コロナの膝の上にのっかったリオは、コロナのニーソックスのつま先を持って、両腕をリールのように巻き巻きと動かし、引っ張り脱がしていく。

「あぁぁ~~ははははははははリオぉぉ~~!? 伸びちゃうぅぅひひひひひひひひ、伸びちゃうよぉぉ~~っはっはっはっははっはっははっは!!」

 コロナが笑いながら抗議するのを無視して、リオは、すぽんっとコロナのニーソックスを脱がし取った。
「コロナの足ー!」
 リオは、ぽいっと脱がしたソックスを床に放り捨てると、歓声を上げ、素足にしたコロナの足の裏をガリガリと掻きむしる。

「ひゃぁぁあああひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!? あぁあひゃひゃ、ひゃだぁぁぁぁそれむりだよぉっぉ~~っひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ~~!!!」

「おお! いい反応! 指もめっちゃ動いてるし」

 リオは満足げに言いながら、もう片方のニーソックスも脱がし、両足の裏をくすぐる。

「あぁぁあひゃはっはっはっはっはだからだめぇぇえ~~ふぁっはっはっはっははっはははあきゃぁぁぁ~~~!!!!」

 コロナはぶんぶんと首を左右に振って笑い叫ぶ。

「ここで! 腋の下くりくり~!」
 ヴィヴィオが奇襲をしかけた。

「うぉほほほほほほほっ!!!? ふぎゃぁあああっはっはっはははいまダメいまダメいまダメぇぇえええうひひひひひひひひひひひひひ!!??」 

 コロナはガラ空きの腋の下を人差し指でくりくりほじくられ、目を見開いてぷるぷる首を振り、甲高い悲鳴を上げた。

 と、その直後。

「あ」
「手、離しちゃったね」
 コロナが手を離したのと同時に、二人はくすぐる手を止めた。

「ひぃぃ……ひぃぃ……二人とも、……容赦なさすぎだよぉ……」
 コロナは涙目になってぶー垂れ、
「すぐ……仕返し、して、やるんだからぁ」
 二人の顔をいたずらな笑みでにらんだ。


(つづく)


累計PV数
メールフォーム

名前
メール
本文
最新コメント
  • ライブドアブログ