くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

2017年02月

くすぐりボルボックが幻想入り #4



 永遠亭。救護室。
 八意永琳、診察台に載ったアリスを触診する。
 魔理沙、傍らで心配そうに見守っている。

永琳
「たしかに妖力が奪われているわね。彼女」

魔理沙
「やっぱりか。平気なのか?」

永琳
「命には別状ないわ。エクステンドさせてあげればそのうち回復するでしょう」

魔理沙
「そうか。さんきゅ。それじゃ、私はこれで! 霊夢のやつに知らせないと。なんだかヤバい香りがするぜ」

 魔理沙、そそくさと箒にまたがり、飛び去っていく。

 永琳、その姿を見送ると、回転椅子に腰掛けくるりと体を反転させる。

永琳
「ふんふむ……。くすぐって妖力を奪い取る妖怪ね……。数千年の時を経て蘇生したか、あるいは、進化を遂げた新個体か……」

 永琳、脚を組み、あごに手を当てて思慮する。

永琳
「いずれにしても、やっかいな妖怪が幻想入りしたことになるわね。ウドンゲ!」

鈴仙
「はっ」

 鈴仙、永琳の背後へ出現し、片膝をつく。

永琳
「魔法の森に現れたらしい妖怪――くすぐりボルボック――の殲滅を命じます」

鈴仙
「承知しました」

 永琳、くるりと振り返り、

永琳
「ただし、倒せないと判断したら、すぐに撤退すること。くれぐれも、捕まらないように。やつは、くすぐった相手の妖力を吸収して成長する。つまり、くすぐればくすぐるほど、強くなる」



(つづく)



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズまだまだ続きます!


最初からやり直す







くすぐりボルボックが幻想入り #3



リグル
「ここは私に任せて! みんなはいまのうちに逃げて!」

ルーミア
「そーなのかー」

リグル
「あっ、ちょっ!? ルーミア! 逃げろっていってるのに寄ってこないで! まとわりつくな! 攻撃の邪魔だ! このままじゃ二人とも一緒に――うわあああああああ」

ルーミア
「わはー!?」

リグル
「いひゃぁああははははははははは!!? なんなのこのマリモおおおああっはっはっはっははっははは!!!」

ルーミア
「にははははははははははっ!!! くるしぃいいい~~!!」

リグル
「こらぁ、そんなとこまで! やだっ……くははははははははっ!! 服の中やだっ……うひゃぁあぁ、靴ぬがすなぁぁあっはっはっはっはっはっはっは~~!!」

ルーミア
「わはははははははっ、わひぃぃい~~~っひっひっひ、息できないぃいいひ~~!!」

・・・

ミスティア
「どうやらここまでね。私と響子で、できる限り食い止めてみる! 二人は森を抜けて、みんなに知らせて!」

響子
「心配いらないよ! 私達だって――あっ、おはようございまーす!!――時間稼ぎぐらいはできる!」

・・・

ミスティア
「あ゛あ゛ぁあああぁばあぁはばばばはははひゃっひゃっひゃっひゃひゃ!!!?」

響子
「ぎぃい゛ぃいいい゛い゛ぃいひっひひっひっひひっひっひっひ!!!」

ミスティア
「にぎゃぁぁあぁ゛あぁぁ!!? あひぃぃぃっ、そんなスキマまでぇぇっ!! あにゃぁぁぁ゛あ゛あ゛ぁぁ~~ひゃひゃ、頭変になっちゃうぅ゛ひゃひゃひゃひゃ~~!!」

響子
「ぐひゅふひひひひひひひひっ!!! あにゃぁあぁ゛ぁぁ゛んひひひひ、そこはぁぁっ、そこは弱いの゛ぉ゛お゛ぉおぼぼぼぼぼぼぼぼ~~!!!」

・・・

大妖精
「とうとう私達だけになっちゃったね……。チルノちゃん。そろそろ森を抜けられるかな」

チルノ
「うん! もうすぐ湖に到着するよ!」

大妖精
「え……ちょっと待って! チルノちゃん!? 今って霧の湖に向かってるの!?」

チルノ
「そうだよ!」

大妖精
「なんで!? 私達の目的は博麗神社に異変を伝えるんじゃないの!?」

チルノ
「そうだっけ?」

大妖精
「そのためにみんな体を張って私達を逃がしてくれたのに……!! いや、そりゃ、方角が違うことにまったく気付かなかった私も悪いんだけど……」

チルノ
「この時期は美味しい魚がいっぱいとれるよ!」

大妖精
「だめだこりゃ」

ガサガサガサガサ

チルノ
「あ、マリモ!!」

大妖精
「\(^o^)/」

・・・

チルノ
「ぎゃっはっははっはっはっはっはっは、こしょばいぃいいいいいひひひひひひひっひっひっひぎゃぁぁ~~!!!」

大妖精
「きぃぃいいっひっひっひっひっひっ、みんなごめんぃぃうぅぅひゃひひひひひひひひひひひひ~~!!!」



(つづく)



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズまだまだ続きます!


最初からやり直す







くすぐりボルボックが幻想入り #2



 魔法の森。
 アリスの家。
 アリス・マーガトロイド、テーブルの上に並んだふたつのティーカップを眺め、ため息をつく。

アリス
「魔理沙、遅いわね……。日頃の蓄積データから、魔理沙の気まぐれの周期を算出すると、今日あたり、うちにある本を盗みにくるはずなんだけど……」

 コンコン。ノック音。

アリス
「……来たっ!!!」

 アリス、勢いよく扉に駆け寄り、開け放つ。

アリス
「まり――……え?」

 にょきにょきにょき。

 アリスの目の前でくねくねと触手が揺れ動く。

・・・

 魔法の森。上空。

魔理沙
「あ! そうだ! アリスの本、盗もう」

 箒にまたがって飛行中の霧雨魔理沙、頭の上にぴこんとライトを点ける。
 そのまま一直線に急降下。
 アリスの家の前まで乗り付ける。

 アリスの家。

魔理沙
「おーい、アリスー! 本を盗みに来てやったぜ――」

 開けっ放しの扉。魔理沙は中へ入りかけて動きを止める。唖然とする。

アリス
「きゃ~っはっはっはっはっはっは!! やっ、やめへぇぇえっへっへっへっへっへっへっへっへ~~!!」

 赤子ほどの大きさの緑黒いマリモのような物体が三つ。
 それぞれから無数の触手が生え出て、アリスの体を拘束している。
 部屋の真ん中で、マリオネットのように宙づりになったアリス。全身を触手の尖端でくすぐられている。
 服はところどころ破け、右肩が露出している。片方のブーツは脱げて素足になっている。

魔理沙
「……な、なにやってんだ……」

アリス
「きひゃははははははっ……まっ!? 魔理沙あぁあっはっはっはっはっはっは!!?」

魔理沙
「アリス……新しいプレイか、なにか?」

アリス
「いひぃああっははっはっはっはっはは……そんなっ、そんなわけないでしょぁおあおああははははははははははは!!! たすけてぇえぇえええひっひっひひひっひっひ~~!!」

 ぐねぐねと不気味に蠢く触手に絡まったまま、笑い狂うアリス。

 魔理沙は、そこへ八卦炉を構えて、

魔理沙
「マスタースパーク!」

 光の大砲をぶっ放す。
 辺り一面を白い光が覆い尽くし、触手もアリスの姿も見えなくなる。

・・・

アリス
「げほ……げほげほっ、……ま、……魔理沙、……ちょっと、やりすぎじゃない……? でも、ありがと……」

 半壊したアリスの家。
 息絶え絶えのアリス、魔理沙に抱き起こされて少し頬を赤らめる。
 マスタースパークによって、アリスの服は焼け焦げ、髪の毛もちりちりになっている。

魔理沙
「アリス、なにがあったんだよ」

アリス
「わ、私にもわかんないよ……。突然、マリモが家に入ってきて、……その、……く、くすぐられて……」

 魔理沙、眉をひそめる。そのとき、物音を聞きつけて周囲を見渡す。

遠くから聞こえてくる声
「いやぁぁはははははは」
「やだあはっはっはっは」
「たすけてぇぇぇえ~~」

 森のいたるところで、誰かの笑い声がこだましている。

魔理沙
「……魔法の森で、いったい何が起こっているんだ?」



(つづく)



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書きシリーズまだまだ続きます!


最初からやり直す







くすぐりボルボックが幻想入り #1



 魔法の森。
 茂る木々の上空。
 射命丸文が、写真の束を手に飛行している。首からカメラを提げており、取材帰りの様子。
 写真を一枚ずつめくって「ボツ!」「ボツ!」と放り捨てていく。
 残った数枚の写真を眺め、ため息をつく。


「……はあ、最近平和すぎて、全然面白い写真が撮れませんね。異変が起こってくれれば、弾幕合戦が見られるんだけど――……あやや?」

 文はふと何かに気付き、翼を止める。
 彼女の視線は、森の一角に釘付けである。


「あれは、もしや……っ」

 文は残りの写真も放り捨てて急降下する。
 木々が生い茂る中、不自然な円形に地面が露出している部分がある。まるでクレーターのような。
 文は降り立つと、しゃみこんで土に触れる。


「やっぱり……! これは、幻想入りの兆候……っ、しかもこの形状……かなりの妖力を備えたなにかが、この地に降り立った……これは、スクープです!!」

 文は嬉々としてカメラを構える。
 数枚連写した後、


「ん?」

 文、レンズ越しに、地面にぽっこり盛り上がった隆起部分を見つける。
 おそるおそる近づく。
 被さった土のスキマから緑色の触手のようなものがのぞいている。


「……植物?」

 文、腰を落とし、土を払いのけようと手を伸ばした瞬間、


「――あややっ!!?」

 きゅるきゅるきゅる。

 突如、植物の触手が数本、周囲の土中から飛び出し、文の足首、手首に巻き付き、体を拘束する。
 触手は文を雁字搦めにして、空中で大の字に引き伸ばすと、尖端で腋の下をくねくねとくすぐりはじめる。


「あやっ!? あやははははははっ!!? なななっ、なにこれえ~~!!?」

 にょきにょき。

 地面から次々と触手が生えだし、文の腋、脇腹、太ももをくすぐる。


「あひゃぁぁあああああ!? ど、どんどん増えてっ!!? あはっはっはっはっはっはっはっはっはは~~!!」

 襟や服の裾から触手が入り込み、直に文の体をくすぐる。


「嫌ぁああはははははっ!!! こんな痴態……っ!!」

 服が破け、スキマから触手が侵入する。
 触手は、靴のスキマ、ソックスの口に侵入し、ずるりとエビの皮をむくように文の素足を露出させる。


「いひゃははははははっ!!! そんな技術どこで……くはははあははひひひひひひっ!!」

 首、腋、脇腹、お腹、腿、膝裏、足の裏まで、全身を触手になで回され、笑い狂う文。


「あややややはははははひゃひゃっ!!? しかっ、これうぁあぁぁあぁあははははははははははっ!! 私の笑いをっ……妖力にぃいいひひひひひひっひっひ!?」

 文が笑う度に、植物の触手は勢いを増し、根本の植物が大きくなっている。
 土中の植物は、その肥大化に伴い、ぶるぶると身震いするように、外界へせり上がってくる。


「あひぁあああははははははははははっ!!? まさかぁっ、これはあぁあはっははっはっははっははは――」

 牛一頭分もありそうな大きさのマリモのような物体から、触手が無数に生え出ている。
 その触手の群が、大の字にからめた文の体中に群がり、くすぐっている。


「くひひっひひひひひひひひっ……くすぐりボルボック……っ!! あがひゃひゃははははははあははははは~~!!!!」

 周囲には、無残に破けた服の切れ端、脱がされた靴とソックス、壊れたカメラが転がっている。



(つづく)



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 ト書き新シリーズ開幕です! 「ボルボック」といふ単語からすぐに「ナマズ」を連想した人はおそらく誤差6年以内の同世代。







累計PV数
メールフォーム

名前
メール
本文
最新コメント
  • ライブドアブログ