「この野郎……っ! ユナから離れろぉっ……、ぶっ殺してやる!」
東高の学ランを着た男子生徒がカラオケルームの隅で直立したまま暴言を吐く。
彼の目の前で、ソファの上で座禅を組むような姿勢であぐらをかいた黒セーラー服のツインテール女子。谷井は、彼女の背後から覆い被さるような体勢で座り、彼女の素足の足の裏をくすぐっている。
「くひゃひゃひゃひゃ!! あひぁぁああんっ、タカシぃっひひひっひっひ、ごめぇぇん!! でも私ぃい、こっちがいぃいっひひいっひひひっひっひいひ~~!!?」
両足の裏は天井を向いてむき出しになっている。
綺麗な素足はギリシャ型のハイアーチだ。
彼女の名前は紫藤結奈(しどう ゆな)。男の方は時任貴(ときとう たかし)というらしい。
「結奈ちゃんと彼は付き合ってどのくらいになるの?」
「ふひゅひっひっひひひ、もちょっとで1年っんひひひひ~~!!」
「初体験は?」
「ぷひゃははは、去年のクリスマスっぃっひひひっひ、タカシの部屋でぇぇえ~~っへっへっへっへっへ!!!」
「月に何回ぐらいやってるの?」
「くひゅひゅひゅ!!? さ、3か4んふいひぃいっひひひっひっひっひっひ!!!」
結奈は洗脳アプリでくすぐり奴隷化されているため、谷井の質問には、どんなに恥ずかしいことでも正直に答えてくれる。
「くそぅ……、おまえぇぇ、結奈になにしたんだぁっ」
直立不動の時任が悪態をつく。
彼の方には『直立不動で動けない』というシンプルな洗脳をかけておいたのだ。
ラグビー部の時任と、ダンス部の結奈。学級委員長同士の学校中が羨むリア充カップルだったらしい。
「ちょっと彼氏がうるさいな。結奈ちゃんもそう思うだろ?」
谷井がガリガリと結奈の両足の裏に爪を立てながら言う。
「ぶひゃひゃひゃひゃっ!! うひぃぃい~~、うるさいっ!! 貴、ちょっとだまってろぉぉあひひひひひひひひ!!!」
結奈は、ツインテールをブンブン振り回して笑いながら叫ぶ。
「ゆ、結奈……っ」
時任は歯がみする。
「結奈ちゃん。彼氏の口、これで猿ぐつわにしてきてよ」
「きひ、いぃっひ、いひっ!! はぁあいぃいひひっ」
結奈は、少し前に谷井に命じられて脱いだ黒ソックスを持って、時任に近づく。
「ゆ、結奈……、ホントにどうしちまったんだよ」
顔をしかめる時任に、結奈は微笑みかけながら、
「ごめんね、貴。でも、谷井様の命令には逆らえないから」
片方のソックスを、時任の口に押し込んだ。
「ぶふぅぅうっ!」
苦しそうにもがく時任の口をさらにもう片方のソックスで縛り付け、塞ぐ。
時任は涙目になっている。脱いだばかりのソックスの臭いと、屈辱感のせいだろう。
「えらいぞ、結奈ちゃん、ささ」
と谷井が自分の膝をぽんと叩くと、
「谷井様ぁ~~」
結奈は目にハートを浮かべて、谷井の膝に飛び乗り、再び座禅を組む。
「ほ~らご褒美の土踏まずだぞ~」
「ぶひゃっひゃっひゃっひゃっ!!? あひぃいぃいいいしょこしょこぉぉ~~しゃいこぉおひひひひひひひひひ!!!」
結奈は目を剥いて笑い悶える。
「馬鹿な彼氏になんか言ってやれよ」
「あがっひゃっひゃっひゃ、貴のばあぁぁぁぁぁぁかあぁぁぁ!!! うひひひひひひひひひひ~~!!!」
彼女の靴下で口をふさがれ、直立不動のまま動けない時任。
彼は、ぽろぽろと大粒の涙を流していた。
(つづく)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)
こんばんは。ertです。
洗脳アプリとか洗脳ペンライトとか洗脳ノートとか。くすぐりモノでも量産されて欲しい^p^
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東高の学ランを着た男子生徒がカラオケルームの隅で直立したまま暴言を吐く。
彼の目の前で、ソファの上で座禅を組むような姿勢であぐらをかいた黒セーラー服のツインテール女子。谷井は、彼女の背後から覆い被さるような体勢で座り、彼女の素足の足の裏をくすぐっている。
「くひゃひゃひゃひゃ!! あひぁぁああんっ、タカシぃっひひひっひっひ、ごめぇぇん!! でも私ぃい、こっちがいぃいっひひいっひひひっひっひいひ~~!!?」
両足の裏は天井を向いてむき出しになっている。
綺麗な素足はギリシャ型のハイアーチだ。
彼女の名前は紫藤結奈(しどう ゆな)。男の方は時任貴(ときとう たかし)というらしい。
「結奈ちゃんと彼は付き合ってどのくらいになるの?」
「ふひゅひっひっひひひ、もちょっとで1年っんひひひひ~~!!」
「初体験は?」
「ぷひゃははは、去年のクリスマスっぃっひひひっひ、タカシの部屋でぇぇえ~~っへっへっへっへっへ!!!」
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結奈は洗脳アプリでくすぐり奴隷化されているため、谷井の質問には、どんなに恥ずかしいことでも正直に答えてくれる。
「くそぅ……、おまえぇぇ、結奈になにしたんだぁっ」
直立不動の時任が悪態をつく。
彼の方には『直立不動で動けない』というシンプルな洗脳をかけておいたのだ。
ラグビー部の時任と、ダンス部の結奈。学級委員長同士の学校中が羨むリア充カップルだったらしい。
「ちょっと彼氏がうるさいな。結奈ちゃんもそう思うだろ?」
谷井がガリガリと結奈の両足の裏に爪を立てながら言う。
「ぶひゃひゃひゃひゃっ!! うひぃぃい~~、うるさいっ!! 貴、ちょっとだまってろぉぉあひひひひひひひひ!!!」
結奈は、ツインテールをブンブン振り回して笑いながら叫ぶ。
「ゆ、結奈……っ」
時任は歯がみする。
「結奈ちゃん。彼氏の口、これで猿ぐつわにしてきてよ」
「きひ、いぃっひ、いひっ!! はぁあいぃいひひっ」
結奈は、少し前に谷井に命じられて脱いだ黒ソックスを持って、時任に近づく。
「ゆ、結奈……、ホントにどうしちまったんだよ」
顔をしかめる時任に、結奈は微笑みかけながら、
「ごめんね、貴。でも、谷井様の命令には逆らえないから」
片方のソックスを、時任の口に押し込んだ。
「ぶふぅぅうっ!」
苦しそうにもがく時任の口をさらにもう片方のソックスで縛り付け、塞ぐ。
時任は涙目になっている。脱いだばかりのソックスの臭いと、屈辱感のせいだろう。
「えらいぞ、結奈ちゃん、ささ」
と谷井が自分の膝をぽんと叩くと、
「谷井様ぁ~~」
結奈は目にハートを浮かべて、谷井の膝に飛び乗り、再び座禅を組む。
「ほ~らご褒美の土踏まずだぞ~」
「ぶひゃっひゃっひゃっひゃっ!!? あひぃいぃいいいしょこしょこぉぉ~~しゃいこぉおひひひひひひひひひ!!!」
結奈は目を剥いて笑い悶える。
「馬鹿な彼氏になんか言ってやれよ」
「あがっひゃっひゃっひゃ、貴のばあぁぁぁぁぁぁかあぁぁぁ!!! うひひひひひひひひひひ~~!!!」
彼女の靴下で口をふさがれ、直立不動のまま動けない時任。
彼は、ぽろぽろと大粒の涙を流していた。
(つづく)
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こんばんは。ertです。
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