くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

2018年11月

くすぐりイタズラ好きの男子高校生が時を止める能力を手に入れた 2.5

 こんばんは。ertです。
 なんと! Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が、『くすぐりイタズラ好きの男子高校生が時を止める能力を手に入れた2』のイラストを描いてくれました!
 哄笑顔(大口を開けて笑う表情)が豊かで大好きな絵師様です!

時を止める能力を手に入れた ショートカット、ロング、天パ


 聖マリアンヌ女子高の三人組! 左から、茶髪ショートカットの椎奈(しいな)、釣り目ロングヘアの冬歌(とうか)、垂れ目で巻き毛の実春(みはる)です。
 感激のあまり、ver2.5を書いてしまった!
 はじまるよっ


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




「今朝ほんっと最悪でさー。澪(みお)の奴が急にあたしに炭酸水吹き付けて爆笑してんの。しかもポケットにくっさい靴下入ってて。もろに顔にこすりつけちゃった」

 移動教室中、隣を歩くクラスメイトの椎奈(しいな)が熱を帯びていった。澪というのは、隣のクラスに在籍する彼女の同中友達である。
 身近な友人の愚痴を、第三者に向かって大げさに言い立てるのは彼女の専売特許だ。

「なにそれこわっ」

 冬歌(とうか)は、椎奈が求めているであろう反応を返してやる。
 二年ほどの付き合いで、椎奈の性格はだいたい把握した。表面上悪ぶってはいるが実は繊細で傷つきやすい。いつも周囲の意見を気にしている。それゆえ、他人の気を引く愚痴やら誹謗中傷を大げさにまくしたて、自分の意見への同意を求めるのだ。共感者をいつも傍で確認し続ければ不安になってしまう彼女の性格は、ときにウザったく敵を作りやすいものではあるが、内面の弱さの裏返しであることを見抜けば、かわいらしく映る。

「……洗濯中にお父さんのが入っちゃった、とか?」

 隣を歩く実春(みはる)が恐る恐るという風に口をはさんだ。
 彼女とは二年生になってからの付き合いだ。巻き毛とおっとりとしたしゃべり。誰かが何かをいったら、必ず何かをいわなければならない、という謎の義務感に駆られている。彼女を一言で評するならKYだ。空気が読めず相手への気配りの足りない発言を突然するため、邪険にするクラスメイトも多い。休み時間は常にだれかと一緒にいないと不安になる性格らしく、移動教室の時はいつも金魚の糞のようにくっついてくる。
 冬歌にとっては、いてもいなくてもどちらでもよい、無害な存在だ。

「きもっ、じじぃ、帰ったら許さねぇ」

 椎奈は実春の意見を受けて返す。露骨に顔をしかめる。不細工だ。
 実春はわずかに安堵の表情を見せた。自分の発言が邪険にあしらわれなかったことでホッとしたのだろう。
 椎奈は、何かいえば必ず反応を示す実春の存在が嫌ではないらしい。彼女は、周囲の目を気にする割に、実春がクラスでどういう扱いを受けているかいまいち把握できていない。そこが椎奈の甘いところだと思っている。

「ひぇぃっ!!?」そのとき、突然椎奈が甲高い声を上げた。持っていた化学の教科書を投げ飛ばし、肩をびくんと上下させる。

 冬歌は何が起こったのかわからず困惑した。

「――ぶひゃっ!!!」次の瞬間、椎奈が吹き出した。
時を止める能力を手に入れた ショートカット
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっ!!!? あだははははははははははは~~!!?」

 全身をこわばらせ大口を開けて笑う椎奈。
 意味不明だ。
 何がツボに入ったのか。

「どど、どうしたの!? しーちゃん」実春が場当たり的に椎奈のもとへ駆け寄るが、暴れ狂う椎奈に腕をはじかれた。

「いひゃっはっはっはっはっは!!? くしゅぐりゃぁあはははははは、あがぁぁあ!? ごりごりだめぇぇっへへっへっへへっへへっへ~~!!!」

 椎奈は地面を転がり、足をバタバタさせて笑っている。

「うわ……」

 冬歌の口から思わず声が漏れた。
 さすがに笑いすぎだ。
 椎奈は、脱色してギシギシなったショートヘアを振り乱す。笑いすぎで涙まで流している。歯をむき出しにしたくしゃくしゃの顔。
 あまりにもアホ面すぎて、これからの関係を考えないといけないと思い始めた。――

 そんな矢先、

「ふぁっ!?」

 突然胸をもまれるような感触。次いで左足がひやりと冷たくなる。そして、――

「ひっ――いぎゃあぁあああははははははははははははっ!!!?」

 いきなり足の裏にとてつもないくすぐったさが走り、冬歌は我慢できず笑いだしてしまった。
時を止める能力を手に入れた ロング
「のぁぁああぁぁ゛あぁばばばばばばばばばばば!!!? なにこれっ!!? 足があぁあぁ゛あぁ゛!!! 足がががああぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!?」

 意味不明っ!
 たった今まで身に着けていたはずのスリッパと靴下が消え去り素足になっていた。
 左足の裏を硬い何かでひっかかれるような感覚。びりびりと脊髄を通って脳を侵食するくすぐったさ。
 冬歌はわけもわからず腹の底から沸き起こる笑いの渦に呑まれた。

 嫌だ! 笑いたくない!

 学校の渡り廊下だ。幸い三人以外いないようだが、いつだれが来るかもわからない。
 公衆の面前で、こんな無様な姿見られたくない!

「はぎゃぁああ゛あぁあははははははははは、ぎぃいいっひっひっひっひっひっひ!!!」

 どうにか笑いをこらえようにも、くすぐったさは激しさを増すばかり。めったに人前にさらされない足の裏をめちゃくちゃにくすぐられる感覚は初めてだ。冬歌は、得体のしれないナニカに足の裏をくすぐられる恐怖でパニックに陥った。

 くすぐってくるナニカは、指の間にも侵入してきた。
 やわらかい皮膚をがりがりとむさぼる感覚に発狂しそうになる。

「なじゃぁあ゛あぁばばばばばあば!!!? そこらめぇええ゛えぇぇえっへっへっへっへっへっへっへ!!!」

 隣で笑い転げる椎奈。いつの間にか両足が素足になっている。
 さきほどよりも笑い方が激しくなっていた。

「ふ、二人ともどうしちゃったの? ねぇ!」実春は最初こそ心配するそぶりを見せていたが、すぐにパニックに陥って逃げ出した。

 薄情者め!
 怒鳴りつけてやりたかったが、くすぐったさでそれどころではなかった。

 彼女の背中が走り去っていく。――と、その刹那、

「誰か助けっ……!!? ぶわぁあひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!?」

 いきなり実春が笑いだした。
 目の錯覚か、たった今まで背を向けて走っていたはずの実春が、地面に倒れこみ、両手を背中に回して縛られている。両足も素足になっていて、足首に白い靴下が巻き付いていた。
時を止める能力を手に入れた 天パ
「ぐへぇえええぇぇぇえ、なんひゃりゃぁぁあぁぁぁっはっはっはっはっはっは~~っ!!!?」

 びたんびたんと陸に上げられた魚のように暴れる実春の光景がかすんでいく。

 酸欠だ。

「んぼぼっ!!? んぼぼぼぼぼぼぼごほほほほほほほほほっ!?」

 口の中が妙に香ばしいと思ったら、靴下が口の中に詰められている。

 いつの間に!?

 冬歌は不思議な現象の連続で頭が追い付かなかった。
 くわえて、足の裏には激しくかきむしられるような感覚が増長している。

「んごぉぉおお゛ぉ、んぼぉぉぉ~~~ほほほほほほほほ!!?」

 ぎっちりと口内に詰められた靴下は、なかなか吐き出せなかった。
 笑い続けるうちに意識がもうろうとして、涙があふれた。
 なんで自分が、こんなみじめな目に合わねばならないのか。
 考えれば考えるほど脳から酸素が失われる気がした。

「ぎやぁぁはっはっはっはっはっは!!! 助けてっ、だれかぁひゃひゃひゃひゃっ!!! なんでも゛ぉ゛、ひひひひひひ、なんでもずる゛がら゛あぁぁ゛あぁあ~~っはっはっはっはっはっは!!!」

「ひげぇぇえひゃっひゃひゃっひゃ!!!? んな゛あぁ゛ははははははははははっ!!! あがががが、腋ぃいひひひひひひ、おほほほほおおながぁぁあ!!!? ひぇえっ、あひぃい!!? なんじゃこりゃぁぁあばばばばばばばばっ!!?」

 椎奈と実春、二人ともくすぐったさのあまり、見たことのない形相で笑い狂っている。目を見開き、歯茎をむき出しにした、ぐしゃぐしゃの不細工顔。

 自分もいま、あんな風に笑っているのだと想像すると、……実に萎える。
 冬歌はその思考を最後に意識を手放した。



(完)



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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くすぐりイタズラ好きの男子高校生が時を止める能力を手に入れた 2

 一介の男子高校生である泉剛(いずみたけし)はひょんなことから『時を止める能力』を手に入れた。
 剛は能力を使って、私立聖マリアンヌ女子高に潜入した。

 ぱちん。

 草むらに身を隠し、能力を解除した。
 校内はちょうど休み時間らしい。女子高生たちの騒がしい声があちこちから聞こえてくる。
 渡り廊下を歩く三人組を見かけた。ベージュのスクールセーターにチェックのスカート、白いクルーソックス。校内は土足禁止らしく、三人ともスリッパをはいている。移動教室のようで、ノートと教科書を抱えている。
 よく見ると、その中のひとりに見覚えがあった。

「今朝ほんっと最悪でさー。ミオの奴が急にあたしに炭酸水吹き付けて爆笑してんの」

 今朝電車の中でイタズラを仕掛けた女子高生二人組の片割れである茶髪のショートカットだ。

「しかもポケットにくっさい靴下入ってて。もろ顔にこすりつけちゃった」

「なにそれ怖っ」
 口元を押さえて反応するロングヘアのつり目の女子。

「……洗濯中にお父さんのが入っちゃった、とか?」
 恐る恐るというように口を挟む巻き毛でたれ目の女子。

「きもっ、じじぃ、帰ったら許さねぇ」
 ショートカットは露骨に顔をしかめて毒づいた。

 彼女の父親にとんだ濡れ衣を着せてしまったようだ。
 剛はいたたまれなくった。

 ぱちん。

 指を鳴らすと、途端に周囲の雑音が消え、しんと静まり返った。目の前の女子三人組は口を半開きにしたまま固まっている。時が停止したのである。
 剛は堂々と草むらから姿を現し、三人組の前に立つ。
 男子禁制のマリアンヌ女子高。男が目の前にいるというのに、誰一人反応を示さない。
 よく見ると茶髪のショートカットは、それなりに整った顔立ちをしている。笑った顔が不細工なだけなようだ。

 剛はショートカットの背後に回り込み、ノートを前に抱えているせいでがら空きになった脇腹をわしわしともみほぐした。セーターの裾から手をつっこみ素肌まで。ぷにぷにとした肌触り。つまめる程度には脂肪がついていた。
 ぐりぐりと指を押し当てて内臓を探り、肋骨の下側をごりごりこそぐってやる。
 2分ほどくすぐり続けるが、ショートカットはまったく反応示さない。

 そのままほかの二人もくすぐるろうかと思ったが、思いとどまる。
 草むらに隠れて、指を鳴らした。

「ひぇぃっ!!?」

 途端にショートカットがびっくりしたように飛び跳ねる。抱えたノートがはじけ飛んだ。

「――ぶひゃっ!!! うひゃっはっはっはっはっはっはっはっ!!!? あだははははははははははは~~!!?」

 突然馬鹿笑いを始めたショートカット。ロングヘアと巻き毛はぽかんとしている。

「どど、どうしたの!? しーちゃん、大丈夫?」
 巻き毛が心配そうに声をかける。

「いひゃっはっはっはっはっは!!? くしゅぐりゃぁあはははははは、あがぁぁあ!? ごりごりだめぇぇっへへっへっへへっへへっへ~~!!!」

 ショートカットは立っていられなくなったのか、地べたにひっくり返り、のたうち回った。

「うわ……」
 ロングヘアはドン引きしている。

 ぱちん。

 そこで、剛は再び指を鳴らし、時を止めた。
 髪を振り乱し舌を出して笑い転げるショートカットと、心配そうに駆け寄る巻き毛、後じさりして頬をひきつらせるロングヘア。三者三様の反応を示したまま固まっている。
 剛はロングヘアの女子生徒に近づく。
 当然の無反応。
 友人の笑い狂う姿を一歩引いた位置から眺めている。その目には明らかに侮蔑が含まれている。
 意外と胸が大きい。
 両手で触れてみると柔らかく弾力があった。
 胸ポケットに硬い感触。
 櫛が入っていた。彼女の美しいロングヘアを整えるために、いつも持ち歩いているのだろう。
 剛は彼女の櫛をもって彼女の背後にしゃがんだ。
 左足を浮かせ、スリッパと靴下を脱がした。
 膝を折り、足の裏を上向きに晒し、櫛の先でがりがり土踏まずを掻きまわした。
 ロングヘアはドン引きの表情のまままったく動かない。
 彼女のの足は指が細くしなやかで非常に形が美しかった。
 指の一本一本を丁寧に広げ、股の間を櫛でこそいでやる。
 指の付け根、かかと、足の甲からくるぶしに至るまで入念にこそぐる。たっぷり10分近く経った。

 ついでに、地べたに寝転がっているショートカットの足も櫛でくすぐり足しておく。
 スリッパははじけ飛んでいたので脱がせる必要がなかった。
 靴下越しに1分程度、両足の靴下を脱がして2分ほどくすぐってから、草むらに隠れる。

 ぱちん。

「ふぁっ!?」
 ロングヘアのひきつった表情が一瞬で歪んだ。
 びっくりしたように色っぽい声を上げた直後、

「ひっ――いぎゃあぁあああははははははははははははっ!!!? のぁぁああぁぁ゛あぁばばばばばばばばばばば!!!?」

 前のめりに突っ伏して笑い転げた。

「なにこれっ!!? 足があぁあぁ゛あぁ゛!!! 足がががああぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!?」

 先ほどまで斜に構えていたロングヘアが、狂ったように目をむいて笑う。
 隣ではショートカットが新鮮な魚のように飛び跳ねている。

「ひぁぁぁあぁっはっはっはっははははっは、死ぬぅうう!!! そんなとこまでぇえぇへっへへっへへっへっへ~~!!!」

 素肌の脇腹のくすぐりに加えて、足裏へのくすぐりが足されたために、一段と甲高い笑い声をあげた。

「ふ、二人ともどうしちゃったの……? 怖いっ、ねぇっ!! ねぇってば! なんなのよぉっ!!」

 巻き毛はパニックに陥ったのか、悲鳴を上げて駆け出した。

 ぱちん。

 逃がさない。
 剛は時を止め、逃げる巻き毛の動きを止めた。
 おっとりとした性格に見えた巻き毛は、恐怖に顔をゆがめている。目に涙まで浮かべている。
 剛は、彼女の体をごろんと地面に横たえる。
 先ほどショートカットから脱がした靴下を使って、巻き毛の両手首を背中で合わせて縛る。
 巻き毛の足からスリッパと靴下を脱がし、その靴下で足首も合わせて縛った。

 ロングヘアの靴下が余ったので、ロングヘア自身の口の中に詰め込んでやった。
 
 巻き毛の小ぶりな胸の付け根に親指をつっこみ、ぐりぐりとくすぐりほぐす。
 目の前の巻き毛の表情は、おびえたまま動かない。
 10本の指を使って、丁寧に腋の下をくすぐってやる。後ろ手に縛っているので非常に腋の下がくすぐりやすい。
 腋、あばら、脇腹、順にくすぐり下ろしていく。
 スクールセーターがかなり大きめで裾が余っていた。べろんとめくりあげワイシャツ越しに腰周りをこすり、さらにシャツの裾を引っ張り出して素肌のおなかをなで回しておいた。

 彼女の筆箱の中に三角定規を見つけた。
 プラスチックの角の部分で、彼女の足の裏をひっかき回す。がりがりしゃりしゃり。足裏の垢がこそげ落ちた。
 彼女の白い足の裏は、血行が良くなったのかすっかり桃色になった。

 ついでにロングヘアとショートカットの足裏の垢もこそいでおく。
 三人合わせてたっぷり30分近くくすぐったであろう。
 剛は満足して時をもどす。

 ぱちん。

「誰か助けっ……!!? ぶわぁあひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!? ぐへぇえええぇぇぇえ、なんひゃりゃぁぁあぁぁぁっはっはっはっはっはっは~~っ!!!?」

「んぼぼっ!!? んぼぼぼぼぼぼぼごほほほほほほほほほっ!?」

「いだだだっ!!!? ぎひひぃぃ~~~~っひっひっひ、足いだぁぁあっはっははははははははははっ!!!」

 一斉に笑い声をあげる、巻き毛、ロングヘア、ショートカット。
 巻き毛の恐怖の表情が一瞬で破願する光景は見ものだった。
 両手両足が縛られているにも関わらず、びたんびたん体をのたうちまわらせ笑う。他二人の比ではないほど暴れている。

「ひげぇぇえひゃっひゃひゃっひゃ!!!? んな゛あぁ゛ははははははははははっ!!! あがががが、腋ぃいひひひひひひ、おほほほほおおながぁぁあ!!!? ひぇえっ、あひぃい!!? なんじゃこりゃぁぁあばばばばばばばばっ!!?」

 くすぐった部位が最も多い巻き毛は、全身に強烈なくすぐったさを感じているのだろう。半狂乱だ。

「んごぉぉおお゛ぉ、んぼぉぉぉ~~~ほほほほほほほほ!!?」

 ロングヘアは自分の靴下で口をふさがれて窒息しかている様子。白目をむいて笑い続ける。

「ぎやぁぁはっはっはっはっはっは!!! 助けてっ、だれかぁひゃひゃひゃひゃっ!!! なんでも゛ぉ゛、ひひひひひひ、なんでもずる゛がら゛あぁぁ゛あぁあ~~っはっはっはっはっはっは!!!」

 通算でくすぐられた時間が最も多いショートカットは、蓄積されたくすぐったさに襲われて体が限界のようだ。狂ったように泣き叫ぶ。

 これで濡れ衣を着せられた彼女の父親も浮かばれるだろう。剛は感無量だ。
 いつまでも笑い悶える三人組を背に、剛は次のいたずらの標的を探しに発つ。


(完)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 時間停止モノ第二弾です。唐突に書きたくなりました。











七尾コレクションくすぐり尋問

「まさかあなたのような子がファングだったなんてね……」

 七尾英理子は、見下ろしてくる少女をにらんだ。
 少女はほそく微笑んだ。
「七尾さん。私も仕事でやってますから。あんまり時間はかけたくないんです。残りの七尾コレクションの居場所を教えていただけますか?」
「ふん、誰が言うもんですか」
 英理子はぷいと顔をそらした。
 タンクトップにホットパンツ、夏物のサンダル姿の英理子は、手術台の上で体をXに引き伸ばして拘束され、まったく身動きが取れなかった。
「そうですか、なら、……」
 少女は羽箒を取り出し、英理子の前でちらつかせた。
「……それで、何をするつもり?」
「こうします」

 少女は羽根先を、大きく露出された英理子の腋の下に這わせた。

「ひゃはっ!?」

 思わず甲高い声を上げる英理子。

「おや。ずいぶん敏感肌じゃないですか。……にしては、露出が過ぎると思うんですが」
 少女はにやにやと笑いながら、羽箒を左右上下にゆったりと動かす。

「ひひひひっ……やっ、やめなさいっ!! ひひ、ひっひっひっひ」

 英理子は顔を真っ赤にして笑う。
 目に涙が浮かんでいる。

「コレクショ――」
「言わないっ!! はひっひっひっひっひっ!」

 少女の言葉を遮って、英理子は声を荒らげた。

「そうですか。強情ですね……」
 少女は言うと、タンクトップの裾をぺろんとまくり上げた。

「きゃっ!?」

 急にお腹を空気にさらされ、英理子は軽く悲鳴を上げた。

「こんな下着みたいな服で良く外を出歩けますねぇ」

 少女は羽根先を露出したお腹へ這わす。

「はわぁぁっ!?」

 そのままさわさわとおへそまわりをくすぐりはじめる。

「ふひひひひひっ!? ひやぁぁっ!!! あぁぁぁ、んひゃっは……はひぃぃ!!!」

 英理子は首を左右に振って悶えた。

「ここもなかなか敏感みたいですね」
 少女は羽根でちょこちょこおへそをくすぐる。

「ひゃひぃっひぃっ、あぁぁぁあひゃふぅぅうぅっ!!! やめっ、やだぁぁぁああひぃぃ」

「これでも白状しませんか? なら――」
 少女は言うと、英理子の足元へ移動する。

「ひっ、ひゃ……へ?」

 英理子は突然刺激が途絶え、きょとんとした表情で、少女の動きを追った。

「ちょ……やめ――」

 少女は英理子の足からサンダルを脱がし取ると、さわさわと羽箒を素足の足の裏へ這わせた。

「ひゃっ……あはははははははははっ!!! もうやぁあぁぁ~~っはっはっはっはっははっっは!!!」

 途端に身をよじって大笑いを始める英理子。

「コレクションは?」
「あひひひひひっひひひ言えなっ、言えないぃぃ~~っひっひっひひっひひひっひっひ~~!!!」

 英理子は涙を流して笑いながら、首を左右に振った。

「そうですか。ならいつまでも笑っていてください」
 少女は言いながら、英理子の足の指の間に羽根先を差し込んだ。

「あがぁぁはっははっははははひひひっひひひひひひやめてぇぇ~~っはっはっは!」

「やめません。吐くまでは」
 少女は羽箒の絵の部分で、ごりごりと足裏を引っ掻き始める。

「うひゃひゃひひひひひっひひひひだぁぁぁあっはっはっはぁぁ~~!!!」

 英理子は足指をびくびくと蠢かせて笑い続けた。
 ブレイカーとしてのプライドが崩れるのは時間の問題に思われた。


(完)




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ゆるこちょ?

「京子先輩って、足の裏をめっちゃくすぐられて笑い死ねばいいのに」
「ちなつちゃん!? 何言ってるの?」
「すでに拉致した京子先輩は足枷にセットしています」
「展開が早いよ!?」

 京子は両手両足を前につきだした前屈のような体勢で、板の枷に拘束されていた。
 両足とも靴下は脱がされて素足にされている。

「おお~なんじゃぁこりゃぁ!? ちなつちゃんHEY! こいよHEY!」

 睡眠薬をかがされて拉致されたにもかかわらず、京子のテンションは高かった。

「こちょこちょ」

「ぎゃははははははははっ!!?」

 動かすことのできない素足の足の裏をくすぐられ、京子は笑い出した。
 ちなつは擬音を口で言いながら、カリカリと京子の足の裏を掻きむしる。

「あははははははははははっ!! あぁぁ~~っははっはっはっっはっは! ちなつちゃんテクニシャ~~んひひひひひひひひひ!!」

 大笑いして言う京子に、ちなつはにっこりと微笑み返した。

「こちょこちょ……あかりちゃんもやりなよ」
「え」

 突然ふられ、あかりは戸惑う。

「やりなよ」
「……ち、ちなつちゃん、怖いよ」

 あかりは、苦しそうに笑う京子を見やる。
 くすぐっているちなつの指は高速に動いており、あかりの動体視力で追うことができなかった。

「あっかりぃぃ~~っひっひっひっひっひ!! やれるもんならやってみろよぉぉ~~~っはっはっはっははっはっはっは!!」

「?」

 あかりには京子の思考回路が理解できなかった。
 首を傾げるあかり。ちなつににらまれ、仕方なく京子の左足に触れる。

「わ、汗びっしょり……」
 あかりは思わず指をひっこめてしまう。

「そりゃそうだよ。こんなに勢いよく笑ってるいんだから」

「やあぁぁあぁ~っはっはっはっははっはは!!! うへやぁぁあ~~くるしぃぃぃっひゃっはっはっはっはっははっは!!!」

 淡々とくすぐり続けるちなつ。
 大笑いしながら、理解不能な要求をしてくる京子。

 あかりは考えるのをやめ、京子の左足の裏をくすぐりはじめた。


(完)


がおこちょ

「がお」
「……んーみすずぅ?」
 早朝、布団の中。
 晴子は聞き覚えのある声にうっすらと目を開けた。
 声の主とおぼしき観鈴の姿はない。
「……気のせいか?」
 晴子が呟いた。
 直後、突然、

「うひゃひゃひゃひゃっ!!!?」

 晴子は馬鹿笑いをして、布団をまくり上げた。

 晴子の腹の上に、観鈴が乗っている。
「観鈴……なにしてんの?」
「がお」
 晴子が聞くと、観鈴は再び晴子のお腹をこちょこちょとくすぐりはじめた。

「うひゃははははっ!!? こ、こらっ!!! 観鈴やめっ!! あっはっはっはっはっはっは!!!」

 観鈴の細い指が、晴子の露出したお腹をくすぐる。
 まるで、宝物を愛でるかのような手つきで。

「がお、がお」

「こら観鈴ぅうひゃっはっはっははっはっはっ!! その『がお』言うんやめぇってあれほどひゃひゃひゃっひゃ!!!」

 晴子は大笑いしながら観鈴を引きはがそうと肩を掴む。
 しかし、観鈴は晴子の体にしっかりとしがみつき、放さない。

「がお! がお!」

「ほひゃひゃやからぁぁっはっはっはっははっ!!! せ、せめていったん!! いったんこそばすんやれぇぇっへっへっへっへっへ!!!」

「がお! がお!」

 観鈴は晴子をくすぐる指を止めなかった。

「ほひゃ『がお』はやめぇぇぇっへっへっへっへ!!!」

「がおっ!! がおっ!!」

 観鈴は語気を強めて主張し、晴子のへそを愛でるようにいじくる。

「ほひひひひひひひっひっ!!! わかった! 『がお』は良え!! 言うてええからこそばんやめぇぇえひゃははははははは!!!」

「がお! がお!」

 観鈴は嬉しそうに良いながら、さらに脇腹やお腹をこそぐようにくすぐる。

「ひゃはははははははだかっ、やめぇぇってぇぇぇ~~ひゃっはっはっはっははっはっはあぁああああああ!!!!」

 ごちん!

「が、がお……」

 げんこつを食らって、観鈴は涙目になる。
「あのな。観鈴、じゃれるんもええけど、やめ、言うたらやめなあかん」
「がお……」
 しょんぼりとうなだれる観鈴を見て、晴子はため息をついた。
「……まぁたまにはな、甘えてきてもええけどやな……」
「がおっ」

 観鈴は嬉しそうに笑った。
 晴子は反射的に『がお』を叱りそうになってやめて、

 ごちん!

「が、がお……」

「ほやから『がお』言うんはやめ!」

 やっぱり叱ることにした。


(完)



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