くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

2020年04月

ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #5

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「松山(仮名)さ。最近、女子くすぐって回ってるってホント?」

 久々に顔を出した漫画研究会にて。
 会長の瑞穂(みずほ)が唐突に切り出した。机に向かったまま、こちらも見ずに。
「……」ぼくは沈黙した。
 彼女の口ぶりに糾弾するようなニュアンスはないように思える。そもそも瑞穂は自分の世界のみを大切にして生きるオタク気質。他者に興味を持つことは少ない。もしバレたとしても、他言する可能性は低いだろう。
 しかし、口止めが必要か? ふくよかな体形。暴れられると手に負えない可能性もある。拘束するなら、和花のときのようにがんじがらめにしなければならないかもしれない。その前に、どうやって家に連れ込むか、だが……。

「私のこと、くすぐってくれない?」

「えっ?」
 瑞穂の発言が予想外すぎて、思わず聞き返した。

「いま、リクでくすぐりモノの漫画書いてんだけどさ。くすぐられる側の反応、もうちょっと詰めたいんだよね。こういうの実体験ないからわからんし。松山(仮名)、あんた、プロっぽいし、やってくんね?」
 瑞穂はそこで手を止め、こちらを振り向いた。
 いつもの仏頂面。足を組み、面倒くさそうな物言いで顎をしゃくる。彼女にとってはそれが他人にものを頼むときの態度である。

 くすぐりに目覚めて十数年。一度もくすぐったことのない人間が、自らくすぐりを求めてきたのは初めてだ。
「いいとも」
 腕が鳴る。

~~~

「服は?」
 部屋にやってきた瑞穂は平然と聞いた。これから拘束してくすぐられることに、なんら抵抗がない様子だ。
「そのままでいいよ。……あ、いや、ソックスだけ脱いでくれるかな」
 ぼくが答えると、瑞穂は「ふーん」とつまらなさそうな顔で、自ら両足のソックスを脱ぎ捨てた。
 そのまま拘束具のついたベッドに仰向けになって、自分で足首を拘束具につなぎ始める。
 女子にしてはかなり大きな素足。肉厚で指が丸くて小さい。手入れも杜撰で、指の間に糸くずや砂利のようなゴミがいくつも付着しているのが見えた。靴をあまり洗っていないために、ソックス越しにゴミが入ってくるのだろう。爪は10本とも、生え筋を無視して無理やり短く切っている印象で、いびつな形状だった。
 瑞穂は自身の拘束を終えると、
「下着とかにしないんだ。結構ぬるいんだね」
 ぶっきらぼうに言った。
 少しカチンとくる。
「くすぐりをなめてもらっちゃ困るな。その余裕がいつまで持つかな?」
「うん? 別に余裕こいでるつもりなんかないけど?」
 ぼくの挑発をさらりとかわす瑞穂。
 人を食ったような態度は気に食わない。今日はお仕置きもかねて、じっくりとくすぐり犯してあげるとしよう。

 さっさとやれよ、とでも言いたげなダルそうな表情の瑞穂。両手足を大の字に広げたまま身動きが取れないのによいご身分だ。
 ぼくは彼女に覆いかぶさるようにして、くすぐりを開始する……。

~~~

「ぶふっ……ぐあぁぁはっはっははははっはっはは!!? いぃいいっひひっひっひっひっひっひっひ、そこだめ゛ぇえひっひっひっひっひっひっひ~~!!!!」

 なんてことない。
 いくら達観した風を装ったオタクガールでも、ふたを開けてみれば普通のくすぐったがり屋の女の子だった。

 ぼくは瑞穂の足の人差し指と中指を押さえつけて反らし、その付け根当たりを爪でがりがりくすぐってやる。
 大きな足の裏をまんべんなくくすぐり、開発したところ、彼女はこの部位が一番効くらしい。

「あひゃっはっはっはっはっはっは!!!? そこばっかりぃいひひひひひひひひひひひひひ~~!!!?」

 普段は仏頂面で人前で笑顔など一切見せない瑞穂が、ゆるゆるに緩み切ったバカ丸出しのアヘ笑顔をさらしている。
 ぶんぶんと髪の毛を振り乱し、鼻水とよだれをまき散らす。くすぐっていない反対側の足の指まで反り返り、体中がびくびく痙攣している。

「瑞穂。さっきまでの余裕が嘘みたいだね。どうだろう? 君のような高慢ちきなガールもこんな風に大笑いさせられる。くすぐりは実に素晴らしいものだとは思わんかね?」

「がひぃいっひっひっひっひっひ!!? おほほほほ、思うっ!! 思うからいったんストぉぉぉっぷひひひひひひひひひひ!!!」
みずほ

 瑞穂は見かけによらずなかなか聡いようだ。ぼくの言葉には同調したほうが吉だと理解している。ぼくは手を止めてやった。

「げほっ……げほっ、ま、まじで、すごかった……。こんなん、初めて……」
 瑞穂は息を切らしながらそんな感想を漏らす。
「あ、あり……。参考になったから、今日は、もう……」
 瑞穂の弱々しい態度は、ぼくの加虐心をさらにくすぐった。
「まだだね」
「……えっ」
「瑞穂はまだ、上半身のくすぐりをほとんど受けてないじゃないか。せっかくの機会だ。全身をしっかり開発してしんぜよう」
「い、いやっ! 待って! きょ、今日はもう……っ! 足だけでもあんなつらいのに、全身は――」

 瑞穂が得意の早口で煙に巻こうとしたので、言い終える前に、ぼくは彼女の脇腹をくすぐりはじめた。

「あ――ひあぁあはははははははははっ!!? いきなりっ!? いきなりぃっひっひっひっひっひ!!! ダメだってぇええええいぃいいっひひひひひひひひひひひひ!!!」

 瑞穂は足の裏をくすぐられ続け敏感になっていたせいか、一瞬で破顔した。
 体を上下にびくびく震わせて大笑いする。

 ぼくは、人差し指をくりくりと動かしながらツボを探す。

「これでもぼくは何人もの女性をくすぐっていてね。君のように指の付け根が弱い子は、このあたり、右脇腹のやや上あばらの縁付近にツボがあるものなんだよ。ここかな?」

「ぐああぁああ゛あ゛ぁ゛~~~~がはははははははははっ!!? なんじゃぁああ゛あぁそりゃ゛あばばばばばばばばばばっ!!!?」

 人差し指がぐりっとツボをとらえた途端、瑞穂の体が跳ね上がる。

「おお、効いてる効いてる」
 ぼくは感心して、さらに深く指を押し込む。贅肉をより分け、内臓をほじくりだすようなイメージだ。

「ぎや゛あ゛ぁああがががががっ、ぎぃいひひひひひひひひひひひっ!!!? それずるいぃいぎっひっひひっひひひっひ、ツボってなんぞぉぉぉあぎゃっはっはっはっはっはっはっはっは~~!!!?」

 瑞穂は狂ったように泣き叫ぶ。笑顔を作りなれていないせいか、筋肉が異様にこわばり、いびつにゆがんだ醜悪な形相になっている。
 普段学校での垢ぬけた彼女しかしらないクラスメイトがこの姿を見たらさぞ驚くことだろう。

「おやまあ。瑞穂はくすぐりのツボを知らないんだね。それじゃあ、ぼくが瑞穂の体でとくと伝授してあげるよ。きっと創作の役に立つと思うよ」

「いぎゃっ!!? ちょぉお、そういう意味じゃにゃぁぁああっははははははははははははははははははっ!!!!?」

 彼女への全身くすぐりツボ講座は深夜まで続いた。
 最初は嫌がっていた彼女も、終盤は貪欲にツボの開発をせがんでくるまでになった。すっかりくすぐられる魅力の虜になってしまったらしい。たった10本の指で、簡単に変態が開発できるのだから、くすぐりは奥が深い。


(完)


#1 #2 #3 #4 #5









ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #4

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


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 隣のクラスのクールビューティ涼子(りょうこ)をくすぐりたいと感じたのは、うららかな昼休みの中庭であった。
 ひとり、長椅子の隅に腰かけ、サンドウィッチを片手に皮のカバーをつけた文庫本を読みふける彼女はあまりに美しかった。
「きれいなものほど汚したい。それが男の性というものだろう?」
 ぼくは物陰から彼女を観察しながら言った。
「……まったく同意できない」
 隣の紘佳はドン引きしたような顔つきだ。
「しつけが足りなかったかな」
 ぼくが両手をわきわき動かしてみせると、紘佳はぎょっと肩をすくめ、
「おおお、おっしゃる通り! 松山くん(仮名)のおっしゃる通り!」
 おびえたように声を震わせ、ぼくにごまをすった。
「さて、あそこにいる涼子を家に連れ込みくすぐり犯したいわけだが……。紘佳、なにか策はあるだろうか?」
「……あたしのときみたく、始末書を書かせるとかなんとか言えばいいんじゃない?」
「君のようなお猿さんと一緒にしてはいけないよ。普通の知性を持った女性は、そんな露骨な嘘に騙されない」
「んなっ!?」
「女子の間で、彼女はどんな存在なのだろうか?」
 ぼくは紘佳に尋ねた。
「……涼子ちゃんは、……なんかクールビューティって感じ」
「クールビューティだけじゃわからん。語彙力がないのかね、君は」
「むむむ……。なんていうか、清楚な感じで、里英とかと似た雰囲気ではあるんだけど、ちょっと近寄りがたい、高嶺の花? って感じ。あんまり人とつるんでるところ見たことないし。ずっと微笑んでるんだけど、なんかオーラが違うっていうか。人と一緒になって騒ぐイメージがない。孤高って感じ」
「ふむ。それでは、友人を利用して呼び込むのは難しいか」
「なんかいっつも一人で本読んでるから、本は好きなんじゃない? 図書室にほぼ毎日通ってるっぽいし」
「それだ!」
「っ!?」

 紘佳に涼子を尾行させて調べたところ、涼子は現在とある純文学作家の全集を読破するために図書室に通っているらしい。
 そこで、涼子が未読の次巻以降をすべて借り切り、貸し出し中にした。
 図書室へやってきた涼子は、書棚を見て、首を傾げた。
「あ、○○全集、また借りパクされてるんだね」
 待ち伏せさせておいた里英がさっそく涼子に話しかけた。
 涼子は怪訝そうに眉をひそめる。
「またってなに?」
「なぜか定期的に現れるんだよ。この全集定期的に借り占めして長期延滞する人」
 里英は物知り顔で答えた。
「迷惑……」
 涼子はため息をついた。
 がっかりした様子の涼子に、里英は微笑みかける。
「うちのクラスの松山くん(仮名)、その全集持ってるよ。私、ちょっと前に借りて読ませてもらったの。涼子ちゃんに貸してもらえるか頼んでみようか?」
 涼子は驚いたように目を見開く。少し逡巡するように顎に手を添え、
「お願いできる?」 
 罠にかかった。

~~~

「くふんっ……!! やっ……ま、やっ……だ……っ!?」

 涼子は首を左右に激しく振りながら、口元を絞めたり緩ませたりしている。
 肘掛け椅子に手首足首を縛られ身動きが取れない涼子。
 ぼくは、彼女の横っ腹をぐにぐにもみほぐすようにくすぐっている。

「どうしたんだい、涼子。笑いたいなら思い切り笑っていいんだよ」
 ぼくは涼子の耳元へささやく。

「や、だっ……! やめっ、て……!! こんっ!!! 帰らせ、て……っ」

 くすぐられて笑うのがよほど恥ずかしいのか、涼子は目に涙を浮かべ鼻を真っ赤にして笑いをこらえている。日常の学校生活において、涼子が大笑いする姿は一度も見たことがない。
 腋の下やアバラ。紘佳なら大爆笑エリアだが、涼子は耐える。
 ガマン顔も実に愛らしいが、そろそろ大笑いする姿がみたいところ。

 ぼくは彼女の足元にしゃがんだ。
 涼子が息を切らしているすきに、拘束を外しソックスを引っ張る。
「やっ!?」
 そこで涼子はぼくの行為に気付いたようで、激しく暴れだした。上半身はいくら動いてもきつく拘束されているため問題ない。自由な左足だけが脅威。もしも顎を蹴り上げられれば、さすがのぼくでも失神してしまうだろう。
 ぼくは、がっちりと涼子の左足首を抱え込む。足首から先がイヤイヤするようよじれるが、握力で押しつけ、無理やりソックスを引っぺがした。
 現れた素足は、やや青白く不健康に見えたが、手入れのなされたきれいなものだった。爪は短く切りそろえられ、豆やイボも見当たらない。文化系らしく偏平足気味ではあるが、指は細く、美しいバランスだ。

「やっ、やだ……! やめてっ、そこはっ……!」

 ぼくが指を近づけると、涼子は声をひっくり返らせておびえた。
 血色悪くひんやり冷たくなった涼子の足。硬そうで柔軟性がない。
 見た瞬間にわかる。この子は足の裏が激弱だ。
 ぼくは、じらすようにゆっくりと指を近づけたり離したりする。

「ひぃっ……やっ!! お願いっ、なんでもするからっ……! そこだけは触らないで……」

「じゃあ笑おうか」

 ぼくは発すると同時に、涼子の足の裏へ5本の指を突き立て、ガリガリとかきむしった。

「ぷひっ――いひゃぁあ゛あ゛ぁあ゛ああはははははははははははははははははっ!!!? や゛あぁ゛あかはははははははははははははははは!!!?」

 涼子は吹き出し、体をのけぞって激しく笑いだした。
 ぼくは、涼子の足の裏で指を激しく動かしながら上下に往復させる。

「やらっ、あだはははははははははははははは!!!? に゛ぃ゛いいいひひひひひひひひひひひひひひひひひひっ!!!!」

 よほど足の裏が弱かったらしい。
 普段の澄ました表情を崩壊させ、歯茎をむき出しにして笑い狂う涼子。
 くすぐったさのあまりことばも発せないようで、人間の声とは思えない奇声を発し続けている。
りょうこ

「涼子はあんまり足の裏を触られたことがないみたいだね。今日はマッサージがてら、一生分足の裏を触りつくてあげよう」

「や゛あ゛あぁ゛~~ははははははははははははははっ!!!? いぎぁあぁあははははははははははははははっ!!!!」

 涼子は甲高い笑い声を発し続ける。
 首を左右に振って否定の意を示しているのか、くすぐったくて髪の毛を振り乱しているのかわからない。

「やめてほしいのかい?」

「がぁあああ゛はははははははははははははっ!!! ひぎぃ゛い゛ひひひひひひひひひひひひひひ~~!!!!」

 首の動きに若干上下移動が混じったように見えるが、やはりわからない。

「安心したまえ。君みたいに足の裏が激弱の娘は、もう足の裏をくすぐられることしか考えられないほどの変態さんになっちゃうからね。もう本を読む暇もなくなるよ」

「いぎゃぁあ゛あぁ゛はははははははははははははっ!!? だや゛ぁああ゛あがははははははははははははははははははっ!!!」

 涼子はそのまま数分間笑い続け、失神した。
 足の裏だけで失神した娘は久々だった。


(つづく)


#1 #2 #3 #4 #5








ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #3

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


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 あ、死んだ。
 ぼくは、ここ数日間があまりに自分の思い通りに行き過ぎていたために油断していた。
 ぼんやりと思案しながら廊下を歩いていたところ、階段を踏み外し、転落。
 宙を浮いた体はもはや制御不能。走馬燈で、これまでくすぐってきた女性たちが汚い笑顔を見せている。

 ……わが人生に、一片の悔いなし。

 死を受け入れたぼくであったが、
「危なあああああいっ!!」
 地面に頭を打ち付ける直前、誰かに体を抱えこまれた。
 がっちりと筋肉のひきしまった腕の中は温かい。

「松山(仮名)! 大丈夫か! もう少しのところで死ぬところだったぞ!」

 スライディングキャッチで助けてくれたのは女子柔道部の和花(わか)だった。
 運動神経抜群。筋肉ムキムキなのだが着やせするタイプで、一見すると華奢なJK。カッカッカと豪快に笑う彼女は実に男前だ。
 彼女の勇姿を目の当たりにした外野がキャーキャーと黄色い歓声を上げた。
「ありがとう和花。助かった。このご恩は一生忘れまい」
「そげにかしこまらんでもよい! 当然のことをしたまでだ!」
 和花はぽんぽんとぼくの肩をたたく。
 再び外野から歓声が上がった。
 彼女が女子から人気が厚い理由がわかった。
「つきましては」
「つきましては?」
「こたびのお礼をしたいと存ずる。放課後、我が家までご足労願えないだろうか?」
「かしこまらんでもよいと言ったであろう! 喜んで参上つかまつろう!」

 ぼくは、偶然にも彼女を家に呼び込む口実ができたことを天啓だと思った。

~~~

「やはっはっはっはっは!!!? やめろぉぉおあははははははははははは!!!」

 和花は激しく首を振り乱して笑う。
 力の強い彼女に対して、紘佳や里英と同じ拘束では心許ないので、ベッド上に横たえて全身をゴムロープでぐるぐる巻きにした。
 そのためくすぐれる箇所が足の裏のみになってしまったが、

「松山(仮名)っ、だめだっはっはっはっははっはっは、そこは弱いぃいいいひっひっひっひっひっひ~~!!!」

 自ら告白したくなるほどの弱点のようだ。

 ぼくは、ソックスを穿いた彼女の両足の裏で、両手10本の指を縦横無尽に走らせる。
 和花の足はずいぶんと蒸れやすいようでつま先まで湿っていた。

「やめあぁっはっはっはっはっはっはっは!!!! なんでっ、こんなことすんだぁああはははははははははははははっ!!!」

「いったであろう。ぼくは君に感謝の意を表したい。そこでとびきりの笑顔をプレゼントしているのだよ」

「あはっはっははっはっは!!? こんなのあるかあぁぁあははははははははははははっ!!!」

 和花は必死にゴムロープを断ち切ろうとしているようだが、かなわない。
 ぼくは彼女の両足からソックスを脱がす。
 もわっと湯気が立ちそうなほど蒸れている。
 においは発酵したような腐臭。とても女子の足とは思えなかった。
 そんな悪臭とは引き換えに、桃色に染まった素足は健康的。指の一本一本が細く長く、土踏まずが美しいアーチを描いている。理想的な運動部の足というフォルムだ。

 ぼくは、和花の足の中指の付け根あたりから足裏中央に人差し指を下し、上下にこそぐった。

「くわぁあぁあはははははははははっ!!! 爪はやめっ、そんな動かすなあぁあははははっはあははははははははは!!!」

 和花はこれまでくすぐってきた女子のなかでも珍しい、くすぐり方を逐一実況してくれるタイプだった。

「あはぁあぁああ!!? 指の間はぁあああっ!!? んはぁぁああああ、指をひろげちゃらめぇえええへへはっはっははははっははっはっはっは~~!!!」

 細い足の指を一本一本より分けて、指の股をこそいでやると、和花は泣き叫んだ。
 甲高い悲鳴。
 くずれた表情。
 普段の凛々しい彼女の様子からは想像できない痴態である。

「あがああはあははははははあははははっ!!! 足はもういやぁああはははっはっははっはははっはっはっは~~!!!」
わか

「じゃあ、他にくすぐってほしい部位を言ってごらん」

「そんなもんないわぁああはっはっはっはっははっはっはっはっはっは~~!!!」

 ぼくは、彼女が自ら全身をくすぐって欲しいと求めるようになるまで、くすぐり犯してやった。


(つづく)


#1 #2 #3 #4 #5







ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #2

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


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 ひとりくすぐってしまえば吹っ切れるものだ。
 紘佳を徹底的にくすぐり躾を施したぼくは、クラスメイトから第二の標的を探していた。
「あっ、松山くん(仮名)」
 移動教室の途中、背後から清らかな声で呼び止められた。
 振り返ると、クラスメイトの里英(りえ)がいた。
「ハンカチ落としたよ」
 にこりと微笑んでハンカチを渡してくれる。飾り気のない優しい表情。そのまま「気を付けてね」と去っていく。
 だれとでも分け隔てなく接し、常に優しい笑みを浮かべる里英は、クラスで聖女のような存在だった。
 なるほど。彼女のような清楚な女の子が笑いもだえる姿はぜひとも見てみたい。第二の標的は君に決めた!

 物理講義室にて、ぼくは里英の隣に座る。彼女は成績優秀者ではあったが、物理だけは苦手意識があるらしく、いつも最前列の席で授業を受けている。そのため隣を奪いやすい。
 適当に談笑していると授業が開始される。授業中真剣な表情で教師の話を聞く里英。
 課題を解いていると、里英はうんうんうなっている。
 ぼくは要所要所で解き方を教え、助け船を出してやり、彼女の好感度を上げた。
「松山くん(仮名)って物理得意だったんだね。私、知らなかったなぁ。教え方もすごく上手だし。次からも物理は松山くん(仮名)の隣で授業聞こうかな」

 すっかり心を許した里英を、物理の課題を教えるという口実をつけ、家に誘うのは楽勝だった。

~~~

「きゃはっ!? あははははははっ!!! やだっ、まつやまくんやめてぇぇ~~っはっはっはっははっはっはっは~~!!!」

 特製の椅子に縛りつけられた里英がかわいらしい顔をくしゃくしゃにゆがめて大笑いしている。
 紘佳の時と同じように特製の肘掛け椅子に縛り付けているため身動きは取れない。
 ぼくは、彼女の脇腹をこりこりツボ押しするようにくすぐっている。

「あはははははははははっ!! こちょこちょいやぁあっはははあっはっはっはっはっはははっ!!!」

 里英はびくびくと全身を小刻みに震わせて笑っている。
 脇腹をこのように激しくくすぐられるのははじめてのようだ。

 ぼくはしばらくワイシャツ越しに彼女の脇腹を堪能し、足元へ移った。
 里英は意気消沈してぐったりしている。
 左足の拘束を解き、ソックスを脱がす。するり、と現れた素足はたいへん白い。爪の手入れがしっかりなされており、においもない。清潔感があり、形も美しい、きれいな足だった。

「ひぃ……ひぃ、もぅ、いやぁ」

 里英の足の指がきゅっと丸まった。体力はほとんど尽きているだろう。最後の抵抗か。

 ぼくは、そんな彼女の足の指をぎゅっとつかみ、反り返った足の裏をかき回す。

「やっ!!? きゃははははははははははっ!!!! だはっはっはっはっはっはっはっはっは、もぉぉおっはっはははははははははははは~~!!!」

 途端に激しく髪の毛を振り乱して笑う里英。
 足の裏全体を爪先でくすぐってみて、弱点の検討を付ける。
 親指だけつまんで反らし、その付け根あたりをがりがりとくすぐった。

「ひやっ!!!? いぎひひひひひひひひひひひっ!!!! だめだめっ、そこだめぇえぇええひひひひひひひひひひひひひひ~~!!!?」 
りえ

 里英は甲高い声をあげた。
 普段クラスメイトたちに振りまいている柔和な笑顔が完全に崩壊し、よだれと鼻水でぐしゃぐしゃになった破顔をさらしている。

「もうだめっ、やめえぇいぃいっひっひっひっひっひ、しんじゃうっ!!! しんじゃうからやめぇぇえっはっはっはっはっはっは~~!!!」

「大丈夫だよ、里英。こうやってくすぐられるのが大好きな変態さんになるまでたっぷりくすぐってあげるからね」

「そんなぁあぁあっはっはっはっはっはっは!!! 勘弁してえぇえええっへっへっへっへっへ!!!」

 ぼくは、里英が自分からくすぐりを求めるようになるまで、彼女の足の裏に指を這わせ続けた。


(つづく)



#1 #2 #3 #4 #5










ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #1

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


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 ぼくは、女性をくすぐることが大好きな、くすぐりフェチだ。
 覚醒は幼少期に始まり、小学校、中学校と、卒業までに何人もの女友達をくすぐり過ごしてきた。天下の小中高一貫教育校、MT大学付属学園。高校にエスカレーター入学して半年。クラスにもなじんできたことだし、そろそろ誰かをくすぐりたくなってきた時期である。

 昼休み、教室の最後尾の主人公席にて女子生徒の値踏みをしていると、
「危ないっ!」
 甲高い声と一緒に、バレーボールが顔に飛んできた。
 ぼくは、持ち前の運動神経でかわし、壁に当たってバウンドしたボールを片手でキャッチした。クラスから拍手が起こった。
「ごめーん! 松山くん(仮名)! 手がすべっちゃってー! 大丈夫だった?」
Qs3U2T4Q
 バレー部の紘佳(ひろか)だ。両手をすり合わせへらへら笑いながら駆け寄ってきた。
 その様子にクラスの面々はぎょっとした表情を浮かべる。当の紘佳だけが、能天気にふるまっている。
 ぼくはこほんと咳払いをして、ボールを紘佳に渡してやる。
「教室内でボール遊びをするもんじゃないよ。紘佳。ぼくじゃなきゃ、頭に大けがをしていたところだ。気を付けたまえ」
「はーい」
 紘佳はふてくされたように鼻声で返事をした。まったく反省のそぶりがない。
 よく見るとなかなかかわいらしい顔立ちをしている。
 よし。高校デビューは君に決めた!
「紘佳、まったく反省の色が見えないね。放課後ぼくの家まで来なさい。始末書を書いてもらうよ」
「え……、マジで? あたし、放課後は部活があるんだけど」
 紘佳は難色を示した。
「断ろうというのかね?」
 ぼくが威圧すると、紘佳の隣にいた友人たちが「紘佳、おとなしく従っておきなよ」「松山(仮名)には逆らわないほうがいいよ……」「内申に響くよ」と紘佳に耳打ちする。
 ぼくは、MT大学付属学園理事長の息子だ。皆、ぼくのバックある権力に恐れおののいている。それゆえぼくは自由にふるまえる。かなりの無茶がまかり通るのである。
 紘佳は大きなため息をついて「……仕方ないなー」しぶしぶ肯いた。
 小さく舌打ちをして「最悪」と小声で漏らしたのを、ぼくは聞き逃していない。

~~~

「ぐひゃははははははははははは!!? やだぁあっ、ぎぎゃぁあはっはっはっはっははっはっはっはっはっは~~!!!」

 学校でふてくされた表情をしていた紘佳がだらしなく顔をゆがめて大笑いしている。
 ぼくの十本の指が、彼女のがら空きになったわきの下で踊り狂う。
 紘佳は、特製の肘掛け椅子に座ったまま両手両足を縛られているため、いくらくすぐったくても逃れられないのだ。
QkGrxa6O

 ぼくの住まいは学園と隣接しているため、連れ込むのは容易だ。飲み物に睡眠薬を盛り、眠ったところを椅子に運び、手首足首を縛る。「始末書を書いてもらう」などという陳腐な嘘にひっかかった紘佳がちょろかったというのもあるが、とても簡単な仕事だった。

「松山くっぎぃっひっひっひっひっひ、やべでぇええははははあはははははははははは~~!!! あやばるぅうううっひっひっひっひ、あやまるがらぁああっははははははははは!!」

 紘佳は涙まで流して懇願してくる。学校での生意気な態度が嘘のようだ。

「もう教室内でボール遊びをしないって約束できるかい?」
 ぼくは紘佳の腋の下からあばらにかけて、ワイシャツ越しにぐりぐりくすぐりほぐしながら言った。

「やぐぞぐするぅううひひひひひひひ!!! 約束するからぁあ゛あぁっはっはっはっはは、ぎえぇえええっへへへへへへへへへ!!!?」

 あっさりと屈服してしまう紘佳。笑い方が汚い。
 ぼくは彼女の脇腹から手を離し、手前に回り彼女の足元に膝をついた。

「けほけほっ、……え、なに……」

 左足首の拘束を解いて、ソックスを引っ張る。汗で張り付いて脱がしづらかった。なんとか脱がすと、ずいぶんと汚い素足があらわになる。豆があり、かかとの皮は剥けている。爪の手入れがまったくされていないようで、長さがまちまち。中指と薬指の爪は黄色っぽく変色していた。小指の爪はひしゃげていて、爪の形に見えない。

「……まさか。やめて! もうこちょばさないで!」

 紘佳はなにをされるのか想像したようで、暴れだした。
 ぼくは彼女の左足をがっちりと抱えて押さえつける。
「ダメダメ。これからはぼくのいうことを素直に聞くようちゃんとしつけをしないといけないからね」
「いうこと聞く! なんでも聞くから!」
 紘佳の足がくねくねとよじれた。

「それじゃあ、笑おうか」

 ぼくは彼女の足の裏へがりがりと爪を立てた。

「ひぎゃぁああはははははははははははっ!!!? やだやだやだぁああがはははははははははははっ!!!」
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 紘佳は体をのけぞらせて笑いだした。
 長年鍛え上げたぼくのくすぐりテクに翻弄されているのだろう。

「あがぁぁあっへっへっへっへっへっへ!!! 足があぁっははっははっは、こしょばぁあははっはっはっはっはっはっは~~!!?」

 触れてみてすぐにわかる。
 きれいにへこんだ土踏まずのアーチ。このあたりが彼女の弱点。
 しっとりとした足の裏の皮膚を縦にこそぎ落とすように爪を立てて掻き立てる。

「やははははははははははっ!!! いえぇぇげっ、げひっ、うひぃいいいひひひひひひひひひいひ、やめでぇぇええへっへへへへへへへへへ!!」
ひろか

 紘佳は髪の毛を振り乱し、よだれを垂らして大笑いする。
 さきほどまでの上半身のくすぐりも効いたようで表情に疲れが見えた。

「ぼくのいうことは絶対服従するかな?」
 ぼくは指を止めずに問いかける。

「するするぅうううひひひひひひひひひひっ!!! するから止めてぇええへっへっへへへへへへっ!!!」

「逆らったら学園にいられなくなるかもしれないよ」

「逆らわないっ!!! 逆らわないからぁああひゃはははははははははははははっ!!!」

 紘佳は必死の形相で懇願する。
 ぼくが手を止めると、紘佳は大きくせき込み肩で息をした。
「それじゃあ命令するね」
 ぼくが微笑みかけると、紘佳はおびえた表情で何度もうなずいた。

「『もっとくすぐって』って言ってごらん」

「……え」
 紘佳は絶望した表情を浮かべた。

「言えないならもっと躾が必要だね」
 ぼくはそう言って再び彼女の足の裏へ指を突き立てた。


(つづく)


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