「おひょひょひゃひゃひゃひゃ!? やべへぇぇえひぎひぇひぇひぇひぇひぇ!!」
セーラー服姿の幽霊カヤは、狂ったように馬鹿笑いしている。
「なんなの? 幽霊に足はないっていうのはデマ? サナコといいカヤといい、死ぬほどヨワヨワな可愛い足があるじゃない」
清はカヤの左足の裏をコチョコチョとはげしくくすぐっていた。
ローファーと白ソックスは脱がしているため、青白い素足が露出している。
「あひゃっひゃっひゃサナコぉおおおひぃいひひいひ!! こいつなにぃいひひひひひひひ!? なんでアタシらに触れんのおおおあぎゃひゃひゃひゃっひゃっひゃっひゃっひゃぁぁぁ!!」
さきほどまでくすぐらていたサナコは、清のベッドの上で布団にくるまって震えていた。
「それは私が聞きたいんだけど? あなたたち幽霊の癖に、なんで、布団で簀巻きにできたり、ロープで縛れたりできるのよ?」
「しらにゃひぃいっひっひひっひっひっひ!! 今までっ、あぎゃひゃひゃ、見えた人はいたけど、触れる人ははじめてだかりゃぁああっはっはっははっはにゃぁぁあ」
「あなた、サナコの先輩でしょ? 先輩の癖にそんなこともわからないの!?」
清は、カヤの足指を押さえつけ、ガリガリと付け根をかきむしる。体温も触感も、生きた人間をくすぐる感覚となにも変わらない。
「おぼぉおおおおひゃひゃひゃひゃ!?! そりぇむり無理無理ひぃいひひひひひいひひひ!!」
「なんでもいいから私に有益な情報よこしなさいよ。さもないと指の間もやるわよ?」
清は言いながら、カヤの足の親指と人差し指をつまんで広げ、指股をくりくりとこそいだ。
「ぎぎゃぁあああはやははははあはは!!! もうやってるううぅう!! ぎぎぎっぎ、霊歴っ、もっと霊歴ながい先輩に聞けばわかるかもおおほひょひょひょひょおお!!!」
カヤは顔をぐしゃぐしゃにゆがめて叫ぶ。
「なに? 霊歴? 幽霊になった期間が長いってこと?」
清はそこで指を止めた。
(つづく)
セーラー服姿の幽霊カヤは、狂ったように馬鹿笑いしている。
「なんなの? 幽霊に足はないっていうのはデマ? サナコといいカヤといい、死ぬほどヨワヨワな可愛い足があるじゃない」
清はカヤの左足の裏をコチョコチョとはげしくくすぐっていた。
ローファーと白ソックスは脱がしているため、青白い素足が露出している。
「あひゃっひゃっひゃサナコぉおおおひぃいひひいひ!! こいつなにぃいひひひひひひひ!? なんでアタシらに触れんのおおおあぎゃひゃひゃひゃっひゃっひゃっひゃっひゃぁぁぁ!!」
さきほどまでくすぐらていたサナコは、清のベッドの上で布団にくるまって震えていた。
「それは私が聞きたいんだけど? あなたたち幽霊の癖に、なんで、布団で簀巻きにできたり、ロープで縛れたりできるのよ?」
「しらにゃひぃいっひっひひっひっひっひ!! 今までっ、あぎゃひゃひゃ、見えた人はいたけど、触れる人ははじめてだかりゃぁああっはっはっははっはにゃぁぁあ」
「あなた、サナコの先輩でしょ? 先輩の癖にそんなこともわからないの!?」
清は、カヤの足指を押さえつけ、ガリガリと付け根をかきむしる。体温も触感も、生きた人間をくすぐる感覚となにも変わらない。
「おぼぉおおおおひゃひゃひゃひゃ!?! そりぇむり無理無理ひぃいひひひひひいひひひ!!」
「なんでもいいから私に有益な情報よこしなさいよ。さもないと指の間もやるわよ?」
清は言いながら、カヤの足の親指と人差し指をつまんで広げ、指股をくりくりとこそいだ。
「ぎぎゃぁあああはやははははあはは!!! もうやってるううぅう!! ぎぎぎっぎ、霊歴っ、もっと霊歴ながい先輩に聞けばわかるかもおおほひょひょひょひょおお!!!」
カヤは顔をぐしゃぐしゃにゆがめて叫ぶ。
「なに? 霊歴? 幽霊になった期間が長いってこと?」
清はそこで指を止めた。
(つづく)