「よく会うね。キミもここの壁画に興味があるのかな? それともキミの興味はこっちかな?」
「なんでだよ……」
「ん?」
「なんでリメイクで新キャラ出してんだよ!!」

 ぶち切れた僕は、ヒガナとかいうキャラと一緒に異空間に飛んだ。

「おいおい。こんなチートは御法度だよ。早くもとの場所に帰してくれよ」

 異空間に浮かんだヒガナは不服そう。
 体の自由は奪ってある。

 とりあえず、足をこちらへ。

「あ、……なっ!? な、何するのさ。キミ」

 妙な靴履きやがって!
 羽根を出現させ、ヒガナに見せてやる。

「なんだい? ……それは?」

 何をされるのかわからないのか、無意識に想像してしまっているのか、ヒガナの歯切れは悪い。

 僕は、羽根の先を、ヒガナの靴の先から覗く足指の間へ差し込んでやった。

「ひあああぁぁっ!! やめやめっ! キミっ! やめないか!」

 おうおう。さっきまでの生意気な態度が嘘みたいじゃないか。
 慌てふためいて可愛いもんだ。
 ちょっと可愛い姿を見せてくれたご褒美に、人差し指と中指の間をこすこすしてあげやう。

「ひぃぃぃぃ~~~!!! ひひひひひひひひひひ!!! やめろぉぉ~~ふははははははははははははっ!!!」

 動かないから効くだろう?
 よしよし、そのまま靴の中でくっぱりと足指を広げて。

「はひゃぁぁぁははははははははははっ!! あはぁぁぁぁあそんなとこぉぉぉ~~~ひゃっはっはっはっはっはっはっは~~!!」

 いくら生意気でも年頃の女の子。
 足の指の股を羽根でこすられたらくすぐったくてたまらないらしい。
 ほとんど自由には動けないように設定してあるが、ヒガナの足指はぴくぴく微動している。
 
 どの指の間が一番くすぐったいかな?

「ふひゃぁぁああっはっはははっははははっはっは!!! 全部ぅぅぅぅぅいひひひひひひひひひひひ!! 全部むりぃぃぃぃいっぃっひっひっひっひっひっひ~~!!」

 検討した結果、薬指と中指の股の反応が一番良かった。
 ではそこをもっとチロチロと。

「うひぁあぁあああっひゃっひゃっひゃっひゃははひひひひひひひっ!!!? そんなぁぁあ、そんあやさしくうぅぅうぅうぅいひひひひひひひひひひひひひひ!!!」

 どうだ?
 笑いすぎて苦しいだろう?
 ははっ。さっきのドヤ顔が情けなく歪んでるね。
 ん?
 笑い死ぬ?
 大丈夫だよ。
 失神すらできないように設定してあるから。
 窒息しようが脱水しようが、死ねないし、気を失うことすら許さない。

 キミが悪いんだよ。

 絶対に許さない。

 なぜなら、僕が知らないキャラだからさ。


(完)