「せ、先輩!? え、ええっ!? なにやってるんですか!?」
 茶髪サイドアップの子、湯月香奈恵ちゃんだ。
 日葵の帰りがあまりに遅いために様子を見に来たのだろう。

「ひひひひひひっ!? あひゃぁぁかなひゃぁぁあああん、私、たにいしゃまのくしゅぐりどれぇえ~~~!!」

 日葵は足の裏をくすぐられ、ぴくぴくと悶えながら、とろけた表情を浮かべた。
「く、くすぐり奴隷って……先輩……なに言って!?」
 香奈恵は目の前の光景が理解できず、パニックになっている様子。

「君、香奈恵ちゃんだよね」
 谷井が声をかけると、香奈恵はびくっとした。
「な、なんであたしの名前を!?」
 香奈恵は引きつった表情を浮かべた。と、谷井と日葵を交互に見つめ、ハッとする。
「あ、あなた、先輩になにしたんですか!?」
 もともと吊り目なので、険しい表情をするとなかなか怖い。
 谷井はにやにやアンドロイドを取り出して、
「まあまあ落ち着いて、ちょっとこれ見てくれるかな?」
 洗脳アプリの画面を彼女の目の前に押しやった。

「は? なんで……が、い゛ぃ゛、これっ!? な、なにぃぃい゛い゛、ぎ、ぐっ『私は』……んんんん~~!! 『生涯谷井重里様に服従を誓うくすぐり奴隷です!!!』――あがぁぁあっ!!?」

 香奈恵は、若干の抵抗を見せたものの、すぐに洗脳にかかった。

 ――1分後。

「ひひゃっはっはっはっはっはっは!! 私くしゅぐりどれぇいぃっひひいっひっひ!!」

「んぎぃいひひひひひひひひ、くすぐりきもちいぃい、しゅきぃぃいっひひっひっひっひっひ~~!!?」

 香奈恵には日葵の隣に座らせ、日葵同様に素足を突き出させた。
 谷井は、並んだ2人の素足を一緒にくすぐってやる。

「たひゃっはっははっはは、もっとあたしのぉぉっひひっひ、足の裏めちゃくちゃにしてぇぇへっへっへっへ~~!!」

 香奈恵の足指は、日葵のものよりも長く、しなやかだった。
 親指の長いエジプト型であることは同じだが、香奈恵の素足の方が、よりスポーティで健康そうに見えた。

 可愛いバイトの女の子2人が、仕事中に行儀悪くテーブルに足を載せ、笑い悶える姿は最高だった。
 さてさて、バイトの子はもうひとりいたはずだったな。

「もっと足の裏をめちゃくちゃにして欲しいか?」

「めひゃくひゃにぃぃいっひひいっひっひひっひっひ~~!!」
 香奈恵は顔をとろとろにして答える。

「おねがいひまひゅぅぅううひゅっひっひっひひっひ!!」
 日葵は舌まで出して、ひどいアヘ笑顔だ。

「じゃあ、残りのバイトの子、藍子ちゃんをここに呼んでくるんだ。いいね?」


(つづく)


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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 洗脳アプリとか洗脳ペンライトとか洗脳ノートとか。くすぐりモノでも量産されて欲しい^p^





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