おなじみ廃校学園艦の倉庫内である。

「あがぁあああっはっはっはっはっはっは!!? やああぁははははっはははは!!! やめろおおお~~!!!」

 短パン軍服を着た女の子。
 ペパロニはX字拘束台の上で、激しく笑い狂っていた。

「アンツィオの犬ころめ! 重戦車P40を軽戦車CV33で助けに行こうとするような無謀な忠犬は、我々が駆逐してやる!」

 男8人に囲まれ、ペパロニは身体中をくすぐられている。

「あぁあぁあっはっはっはっはっはっは!!! ちょっ、たんまあぁああっはっはっはっはっは~~!!! 激しぃいひっひっひっひっひっひ!!!」

「ペロは腋の下をほじほじされるのが良いようだなあ、おい!」

「やめえっ、あぁあああああっはっはっはっはっはっはっは!!? いひひひ犬みたいな名に略すなぁああっはっはっはっはっは~~!!!」

「ペパ・ロニ子」
「オーディオコメンタリーネタはやめい。円盤購入者にしか通じねぇ! おら、アバラもごりごりすっぞ!」
「脇腹ぐにぐにもいいだろ? な?」

「くわぁああっはっはっはっはっはっは!!! あ゛ああああああああ~~!!? ちょ、ホントに無理ぃいいっひひひひひひひひひひひ!!!」

「健康そうなたくましい脚も揉みほぐしてやんよ」

「ぐわぁああああはははははははははは!!? ひぃっぃ~~っひっひっひっひっひっひ!!!」

 男どもは好き勝手いいながらペパロニを激しくくすぐる。
 ペパロニは激しく首を左右に振って大笑いしていた。

「ヘイ、ドッグ! パスタの気持ちを思い知らせてやんよ!」

 ソックス越しに足の裏をくすぐっていた男はそう言うと、ペパロニの足から勢いよくソックスを脱がし取った。
 露わになったペパロニの素足。
 男はどこからか木製のスパゲッティフォークを取り出すと、ガリガリ、ペパロニの足の裏を掻き始めた。

「ひやああああ゛ぁあぁあぁぁあぁぁあ~~~~がはははははははははははは!!!? ふぎひひひひひひひひひひひ!!?」

 鍋のパスタをかき混ぜたり皿に盛りつけるために使用するスパゲッティフォーク。歯が太く、足の裏をくすぐるには便利である。
 等間隔で数列並んだ歯のそれぞれが、足の裏の柔らかい皮膚に食い込む。
 ペパロニの足はくねくねと嫌がるようによじれている。

「あがぁあはははっはっはっはっはっはっは!!! やう゛ぇぇぇえ~~~うひぃぃぃひひひひひひひひひひ~~!!!」

 ペパロニは泣いていた。
 全身くすぐられ喉がかれるまで笑わされ、やがて失神した。

 男達は彼女の亡骸を背に、次の犬を求め、旅立ってゆく。

 現存する学園艦から犬が駆逐される日はそう遠くないのかもしれない……っ。


(完)


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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 追加上映~5/31の支援ssです。

 短パン好きです。


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