くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

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箸の日なのでお箸の持ち方ヘンな子をくすぐりお仕置きします

 俺の名はケンジ。菜箸を使わせたら日本一のてんぷら屋だ。俺の手にかかれば、シュリンプも巨大海老天に大変身。巧みな菜箸さばきで、衣を盛りに盛って見せるぜ!

 さて、そんな俺の店に4人家族がやってきた。
 40歳ぐらいの父母に、小学校高学年中学年ぐらいの姉妹だ。
 姉妹どちらも日に焼けて活発。お姉ちゃんのほうはショートカットでノースリーブに短パン。妹のほうは小さなサイドアップテールでフリルのついたワンピース。
 料理を運び、しばらく様子を見ていると…

 むむっ!

 2人とも箸の持ち方がむちゃくちゃだ! 菜箸マスターと名高い俺の店で、なんてけしからん!
 しかも親2人はまったく注意しようとしない!
 こうなりゃ俺が矯正してやるしかない!

「お嬢ちゃんたち? お箸の持ち方、ちょっと変じゃないかい?」
 俺が優しく声をかけてやると、
「え、……おじさん、なに? 気持ち悪い」姉はドン引き。
「おかしくないもん! あたしは昔っからずっとこれでやってるもん」妹は口答え。

 父親は能天気に、
「まあまあ大将。こどもの箸の持ち方ぐらいいいじゃありませんか。それより、ここのエビはちょっと衣が多すぎやしませんかね?」

 カチンときた。

 俺はすぐさまバイトを招集し、4人家族を取り押さえる。
 嫌がる姉妹は座敷へ移動。ねじ伏せ、姉のサンダルを、妹の靴とソックスを脱がし取った。芦浦だけ焼けていない、かわいらしい素足姿になった姉妹。
「……な、なにをするんですか!? こどもたちを放してください!」
 母親が悲鳴を上げた。

 無視だ、無視!
 俺はバイトたちに合図を出す。
 バイトたちはそれぞれ菜箸を取り出した。きょとんとする姉妹2人の素足をがっちり固定して、

 カリカリカリカリ!
 こちょこちょこちょこちょ!

 菜箸の先端で足の裏を激しくくすぐりはじめた。

「きゃはっ、あはははははは!!? なにっ!? おじさんなにぃいいっひっひっひっひ! こちょぐったいぃいぃぃ~~」

「やはぁぁっははっはっはっは!!! ちょあまぁあはははははははは!!!? ひぎぃぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひ~~!!」

 2人の姉妹は甲高い笑い声をあげて泣き出した。

「君がお箸をちゃんと持たないのが悪いんだぞ! お箸をバッテンにして持つなんて、下品にもほどがある!」

「キャッはっはっはっは!? そんなこと言われてもぉぉ~~、やだぁぁ! ひっかかないでぇぇぇ~~!」

「ヤダぁぁはっはっはっはっはっは、ずっと! ずっとこうやってきたのにぃぃひひひひひひひひひひひひやめてぇぇ~~!!」

 2人の足指がくねくねよじれる。
 バイトたちは姉妹の足裏のしわを菜箸の先端できれいになぞり、カリカリと強弱をつけてくすぐっていく。

「わかったら、お箸の持ち方をきちんと練習すると誓いなさい!」

「誓うぅぅぅっひっひっひ、誓うから許してぇぇぇ~~へっへっへっへっへっへ!!!」

「ごめんなさいごめんなさいぃぃひっひっひっひっひっひっひ~~!!!」

 泣いて謝るなら許してやる。
 俺の合図で、バイトたちが手を止める。

 ひぃひぃ、はぁはぁ、息を切らせる姉妹を、両親の元へ帰してやった。


~~~


 続いてやってきた女子校生2人組。夏休み期間だが部活か補習でもあるのか、2人とも制服姿だ。

 なんとこいつら、箸を使わずにフォークでてんぷらを食べ始めた。
 許せん!

 俺はバイトに合図を出し、問答無用で女子校生2人を取り押さえた。

「ちょ……なにするのよ! 訴えるわよ!」

「やめてください! 私たちが何したっていうんですか!」

 バイトたちは手際よく2人の革靴とソックスを脱がしとった。
 蒸し暑い日に革靴を履きっぱなしだったせいか、2人とも足の裏はかなり蒸れている。素足の足の裏はほんのり赤くなっていた。

「や、なに!? 靴脱がすとか……変態!」

「お願いです! ホントに何もしてないですから。お金もちゃんと払いますから!」

 俺は無視してバイトをけしかける。
 バイトたちは菜箸を取り出し、彼女らの素足に突き刺した。

「ひぎゃぁぁぁ!!?」

「い゛ぃぃぃぃ!?」

 がりがりがりがりがり!
 こちょこちょこちょこちょ!

「ぎゃははははははは!? なにすんのぉぉ~~ひゃはははははははははは!!」

「やっ……ぁははははははははは!!? ひゃめっ、くすぐりダメですぅぅ~~ひっひっひっひっひっひっひ~~!!!」

 足の裏を菜箸でかきむしられ、馬鹿笑いする女子校生2人組。

「俺の店でフォークなんてよく使えたもんだな! てんぷらとは元来箸で食うもの! 菜箸の神に代わって俺がお仕置きしてやる!」

「ぎゃっはっはっはっは!? ふじゃっ……ふざけんにゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

「そんな、……理不尽です!! うひっひっひっひっひ!? だってぇ、箸立てにフォークがあったからぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっは~~!!!」

 大笑いして暴れる2人。
 しかしバイト総がかりで押さえつけてるため、びくともしない。
 2人の足指はぐねぐねと激しくもがいている。

「この期におよんで口答えとは……けしからん! こうなったら閉店まで笑い地獄の刑だ!」

 俺の合図で、バイトの菜箸がスピードアップ!
 バイトたちの菜箸さばきもなかなかのもの! まだまだ俺にはおよばんがな!

「ぐへへへへへへへへ!!? なんでこんな目にっ、あひゃひゃひゃ!! こんな店、二度とくるかぁぁひゃっはっははっはっは~~!!」

「おねがいぃっひっひっひ、土踏まずガリガリしないでぇっぇえへへへへへへへへへ!!!」

 問題ない。
 うちの衣には何度も食べたくなる不思議な成分が入っている。
 窒息しかけるまで笑い狂ったところで、彼女らはしっかりとリピーターになってくれる。

 しかも界隈の一部では、箸の持ち方を矯正してくれるてんぷら屋として、人気なのだ。
 きっと明日も明後日も、客足が途絶えることはないだろう。


(完)










妹思いの透明人間が邪魔者をくすぐり倒す 5

 英語が得意だという上杉由奈(うえすぎゆな)ちゃんの在籍する5組に到着。
 しかし、目的の上杉由奈ちゃんの姿がない。
 おそらくトイレだろうと思って待っていると、そのままテスト開始時刻になってしまった。
 どういうことだろう? 机にはカバンがあるし登校した形跡がある。……
 まさか!
 教室を飛び出して一階へ降りる。向かった先は、保健室だ。
 音を立てないよう扉をゆっくり開け、中へ入る。
 保健室のベッドに髪の毛を一つにくくった色白の女子生徒がひとり。折り畳み式の机でテストを受けていた。上杉由奈ちゃんだ。気が付いてよかった。保健室の記録を見ると、朝いちばんのテスト中に貧血で倒れ、そのまま保健室でテストを受けているようだ。
 保健の先生は不在。カンニング対策もくそもあったもんじゃない。
 しかし、好都合だ。
 俺は、布団の端から両手を突っ込んだ。
 まさぐって彼女の足を探し当てる。シューズはすでに脱いでいるため、ソックス越しの足。

「ん?」

 違和感に気づいて上杉由奈ちゃんは布団をめくった。
 彼女の両足からソックスを脱がしとり、がりがりと激しくくすぐる。

「ぎゃっ!!? なはっはっはっはっはっはっはっは!!? うえぇぇ゛えぇぇっ!!? なんでぇぇははっはっはっはっはっはっはっはっは~~!!?」

 上杉由奈ちゃんはびっくりしたように笑いだす。
 布団と筆記用具を弾き飛ばし、もうテストどころではない。
 ちょうど、リスニング問題がはじまった。

『クェスチョンワァン、リッスン――』

「やめぁぁぁっはっはっはっはっはっはっは!!! やめっ!!! 聞こえないぃいいっひひっひっひひひっひっひっひっひっひ~~!!!」

 自分の笑い声で放送がかき消され、文句を言う上杉由奈ちゃん。ずいぶんと滑稽に見えた。

 今回は監督の先生がいないため、退場0点の作戦が取れない。
 時間いっぱいくすぐり倒して、問題を解けないようにするしかない。

 俺はベッドの上で上杉由奈ちゃんに抱き着くようにしがみつき、脇腹をくすぐる。

「ひゃっひゃっひゃひゃっひゃっ!!? にゃんでっひぇぇっ、うへへへへへへへへへへっ!?」

 透明なのをいいことにやりたい放題だ。

「ひゃめてぇぇっ、誰ぇぇっ!!! 助けてぇぇっへへっへ、あひゃぁぁんっ!!? 無理だってぇっぇえっへっへっへっへっへっへっへ!!!」

 貧血で倒れるほど病弱な女の子が、顔を真っ赤にして笑い転げている。
 全身をまさぐった結果、特に腋と足が弱いことが分かった。
 俺は上杉由奈ちゃんをうつぶせに押し倒し、両足をそろえ、ふくらはぎの上に乗っかる。
 天井をむいたまま動けない素足の足の裏をがりがり思い切りひっかきまわした。

「おひょへへへへへへへへっ!!? あひわあぁぁっひゃっひゃっひゃ!!?」

 人差し指の長いギリシャ型の扁平足はずいぶんと敏感だった。

 そのまま時間いっぱいくすぐりまくって、英語のテストは終了した。解答用紙は四分の一も埋まっていない。
 テスト用紙を回収に来た先生は、シーツのずれたベッドの上でアヘ笑顔のまま失神している上杉由奈ちゃんを見て、絶句していた。


~~~

 数日後。
 テストの結果が返ってきた。
「……なん、……だと?」
 妹ミズキの学年順位は3位だった。
「ごめんお兄ちゃん! せっかくお兄ちゃんが頑張ってくれたのに、私がケアレスミスしたせいで……ぴーっ!」
 ミズキは泣いて謝ってきた。
「謝る必要なんてない! 学年3位なんて立派なもんじゃないか!」
「でもでも! これじゃ私の誕生日プレゼントが木綿豆腐に……えーん!」
「お兄ちゃんがおいしい麻婆豆腐を作ってやる! だから次、頑張ればいいさ!」
「麻婆豆腐!? やった! 私、麻婆豆腐大好き!」

 ミズキがテストで学年1位を取るその日まで、俺たち兄妹の戦いは続く……っ!


(完)

























妹思いの透明人間が邪魔者をくすぐり倒す 4

 理科の得意な武田美津子(たけだみつこ)ちゃんは3組にいた。
 ショートボブの髪型でメガネをかけている。
 休憩時間中も熱心に教科書を読んでいて、誰も話しかけない。存在感は薄いけど成績だけは良い。そんな感じのタイプの子に見えた。
 テスト開始直前に机の下にもぐりこんだ。
 武田美津子ちゃんは意外とがに股だった。

 テスト開始直後、武田美津子ちゃんは勢いよくペンを走らせはじめた。
 ものすごい速度で問題を解いている。
 これはまずい。すぐに食い止めなければ!
 俺は彼女の右足首をもってシューズを脱がせた。

「?」

 武田美津子ちゃんは一瞬ペンをとめる。足元の違和感に気づいたらしい。しかし、すぐにペンを握りなおした。ほんの数秒も時間を無駄にしたくないらしい。
 あっという間に一枚目の問題を解き終え、二枚目の問題用紙を広げる。
 そうはさせるか!
 俺は人差し指で彼女の足の裏をつーっと撫でた。

「おほほっ!?」

 武田美津子ちゃんは肩をびくんと上下に揺らし声を上げた。

「武田さん、どうしましたか?」
 すぐに先生の注意が入る。
「ぁ……」
 武田美津子ちゃんはものすごく小声で「足が変でした」と答える。しかし、先生の耳には届かなかったようで、
「テスト中は静かにしなさいね」
 それだけ言って視線を落とした。先生はテスト監督中にジャンプを読んでいた。
「ぁ、ぁの……」と、武田美津子ちゃんは引き続き先生に足の違和感を訴えようとする。
 その隙に、俺は彼女の右足からソックスを脱がしとった。

「ぇ……」

 こちょこちょこちょ。

「うほっ!!? んほほほほほほほっ!!! やっ、ふはぁぁはははははははははははははは!!!」

 親指と人差し指の長さが同じ。スクエア型の足だ。
 俺が五本の指を駆使して足の裏をかきむしる。
 武田美津子ちゃんは体をのけぞらせて笑いだした。

「んはははははははっ!!? 何っ、何ぃいんひひひひひふふふふふふ!!!」

 あんまり大声を出すことに慣れていないのか、声が裏返っている。

「武田さん、何ですか!」
 監督の先生は、ジャンプを教卓に叩きつけて怒鳴った。

「ひぇひぇひぇっ!! しぇんしぇっ!! たふへぇへぇっへっへっへっへっへっへっへっへ~~!!!!」

 武田美津子ちゃんは大笑いしながら先生に助けを求めるが、

「武田さん、悪ふざけが過ぎます! 退場しなさい! 理科のテストは0点です」

「ちがぁぁっはっはっはっはっは、足がぁぁっ!!! 変なのぉぉおほほほほほほほほほほほおぼ~~っ!!?」

 武田美津子ちゃんの足はやけにくねくねとよじれてエロかった。
 ともかく四人目も成敗した。
 あとは英語のみだ。


(つづく)
























妹思いの透明人間が邪魔者をくすぐり倒す 3

 数学が得意な子は、1組の北条早月(ほうじょうさつき)ちゃんだ。
 目が据わっていて、天然パーマのミディアムヘアの女の子だ。リボンが曲がっていたり、ソックスの長さが左右揃っていなかったり、身だしなみには無頓着のようだ。ずっと欠伸をしている。
 ぼんやりとしていて、マイペースな印象。
「北条さん、勉強してきた?」
「うーん……一応」
 話しかける級友にもその程度の反応。
 机に向かっているのに教科書を見るわけでも、精神統一をするわけでもなく、ただぼんやりと景色を眺めたり足をぶらぶらさせている。あんまり人と喋るのも好きじゃなさそうだ。
 妹の席を見ると、せっせとテスト直前の追い込み勉強中だ。がんばれ! 妹よ!
 俺は心の声で応援しながら、北条早月ちゃんの席の下へ潜り込む。

 テストが開始された。
 北条早月ちゃん、テストが始まってもしばらくはペンを取らず、景色を眺めていた。
 本当にマイペースな子だなあ。
 机の下で脚を伸ばし、シューズの踵を机の下の固定棒にだらしなく乗せているので、靴は脱がしやすい。
 俺は彼女のシューズを脱がす。
 しかし、前の二人と違って、まったく気付く気配が無い。ここまで無反応だと逆に怖い。
 足の臭いは、織田果梨奈ちゃんほど臭くはないが、普通に汗臭いといった感じ。もともと汗をかきにくい子だが、一切手入れをしてないため、シューズに臭いが残っているという感じだ。先の織田果梨奈ちゃん同様、しばらくシューズを洗っていないらしく、白いソックスの足の裏にはくっきりと指の形にそって黒い汚れがついている。エジプト型の扁平足だ。
 両足ともすんなりシューズを脱がし、ソックスに手をかけた。
 それでも反応がない。
 両足のつま先をもって、するすると引っ張る。
 北条早月ちゃん、反応が無い上に、まだテストもはじめてない。机に肘をついて、窓の外を眺めている。
 この子、大丈夫か?
 しかし、これでも数学の成績が学年トップなのだ。人は見かけによらない。

 露わになった彼女の素足。相変わらず、だらんと足を机の下の固定棒につっかけている。ソックスを脱がされたことにすら気付いてないのか……?
 俺は、彼女の左足首を掴んで、人差し指で、足の裏をすーっとなぞった。

「ふひゃひゃひゃひゃっ!!!」

 突然びくびくっと体を震わせて笑い声を上げる北条早月ちゃん。
 こっちがびっくりするほどの反応だ。

「ちょっと、北条さん! 静かにしなさい」
 さっそく試験官の先生に注意されている。

 俺は彼女の両足を揃えて抱え込み、こちょこちょ10本の指でくすぐった。

「ひゃひゃひゃひゃっ!!? ひゃめっ……ふひゃぁぁ~~っはっははっはっはっはははひぃぃひひひひひひひひひひ!!!」

 北条早月ちゃんは、バンバンと机を叩いて笑っている。
 足の指が激しくクネクネ蠢いている。

「ひぁああっはっはっはっはっは、なんでっ、ソックスがぁあぁっはっははっはっははっはっは~~!?」

 いまさら素足にされたことに気がついたのか。
 こんなにくすぐったがり屋のくせに……。馬鹿と天才は紙一重ということなのか?

 北条早月ちゃん、あまりに暴れるものだから、後ろの席のこの机までひっくり返してしまう。

「北条さん! いい加減にしなさい! 退場を命じます! 数学の試験は0点です!」

「ふにゃぁああっはっはっはっはっはっはは、足がぁあははは、こちょぐったいぃいぃっひっっひっひっひっひっひ~~!!」

 北条早月ちゃんは反応が良くて面白かった。
 こんどは別の機会に、全身コチョコチョの刑にでもしてあげたい。
 ともあれ、これで三人、邪魔者を始末した。妹はテストがんばってるかな?
 次は理科だ。


(つづく)






















妹思いの透明人間が邪魔者をくすぐり倒す 2

 社会が学年で一番得意な子は、4組の織田果梨奈(おだ かりな)ちゃんだ。
 休み時間の間に4組に入り、織田果梨奈ちゃんを探す。
 織田果梨奈ちゃんは、4組の学級委員らしく、休み時間に駄弁っている生徒達に「ちゃんと勉強しなさい」と小言を言っていた。
 耳の後ろで二つにくくったおさげの髪型。当然身だしなみもきっちりしている。仕切りたがりででしゃばりな、一緒にいると面倒くさそうなタイプだ。
 俺はさっさと彼女の机の下に身を潜める。

 テストが始まると、彼女は真剣な表情で答案用紙に向かう。
 根っからの真面目人間のようだ。
 俺は、ゆっくりと彼女の左足からシューズを脱がし取った。

「……っ」

 すぐに織田果梨奈ちゃんは気付いたようで、足をくねらせた。
 びっくりした。
 シューズを脱がした瞬間、汗の熟成された臭いが鼻をついたのだ。
 おそらく、もう何ヶ月もシューズを洗っていないに違いない。

 俺は、汗で黒ずんだソックスの足の裏をこちょこちょとくすぐる。

「ぅ……っ、……~~。っ」

 織田果梨奈ちゃん、くすぐりには強いのか、一瞬口元をゆるませるが、すぐに引き締め直した。
 ちょっとだけ声が漏れたが、試験官の先生は気付いていない様子。

 俺は負けじと、ソックスを脱がす。
 織田果梨奈ちゃん、平静を装うことに徹しているようで、さっきの伊達香織ちゃんのような抵抗はなかった。
 脱がすときも汗で少し張りついて脱がしにくい。
 すぽんと脱がし取ると、ちょっと黄ばんだエジプト型の素足が現れた。
 指の間や爪にごみがたまっていて汚い。
 外から見える身だしなみはきっちりしているのに、見えないところはずぼらなようだ。

 俺は、彼女の足の指を押し広げ、指の付け根を5本の指でくすぐってやる。

「~~~~~っ! ………っ」

 しかし、彼女は笑わない。
 織田果梨奈ちゃん、相当強いのか、頬をヒクヒクさせる程度で、黙々と答案用紙を埋めている。

 これはまずい。
 俺は、右足のシューズとソックスも脱がし、両方の素足をくすぐる。
 どっちの素足もむちゃくちゃ臭い。

「……~~~っ、……っ、~~~~」

 ときどき体をよじってくすぐたっそうにするも、織田果梨奈ちゃん、まったく動じない。

 仕方が無い。

 俺は、彼女から脱がしたソックスを持って、机の下から這い出た。
 透明になっているため、当然他の生徒からは見えない。

「……?」

 織田果梨奈ちゃん、刺激が止んで安心したのか、すこし顔が緩んでいる。

 俺は、彼女の背後に回って、後ろから彼女の鼻に、彼女のソックスを押し付けた。

「んぶぅぅうううう゛~~!!?」

 さすがに悪臭にはびっくりしたのか、織田果梨奈ちゃん、鼻水を噴き出して大声を上げてしまう。
 彼女は両手で鼻のソックスを押さえた。

「織田さん! なにやっているんですか!!」
 当然、試験官の先生に注意される。
 なにせ、外から見れば、織田果梨奈ちゃんは自分で自分のソックスを鼻に押し当て、悶えているように見えるのだ。

「う゛ぇえぇ゛っ!!? ぜ、せんせっ、違っ――」

 俺は、織田果梨奈ちゃんが動揺したところを見計らい、背後から脇腹へ両手を差し込みこちょこちょくすぐった。

「きゃっ!!? っ、ぶ、――ぶぅあはははははははははははは!!? なにっ、なにぃぃ~~はっはっはっはっはっはっはっははは!!!」

 とうとう織田果梨奈ちゃんは笑い声を上げた。
 脇腹やあばらの辺りを縦横無尽にくすぐってあげると、地団駄を踏んで笑い転げてくれる。

「きゃっはっはっはっはっはっはっは!!! やめてぇぇ゛あぁあっはははははは、なによこれぇぇえあはははははははははは~~!!!」

 彼女はくすぐったさのあまり、素足で机を蹴飛ばし、答案用紙をぶちまけてしまう。
 周りの生徒も奇異な目で見つめている。
 小うるさいタイプの学級委員長が、テスト中にいきなり手足をばたつかせて笑い狂っているのだ。あまりにも奇妙であろう。しかもシューズとソックスを脱いで素足。

「なにやってるですか! 織田さん! 悪ふざけをするなら退場しなさい! 社会科のテストは0点です!」

「あぁぁぁははははははははははっ!!? ちょぉおおお、これとめてぇえだあははははっはっはっはっはっははっは!!!」

 これでふたりめ。
 次は数学だ。


(つづく)




















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