くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

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放課後、謎の集団くすぐりを目撃してしまった女子中学生。お仕置きと称してくすぐられる

「委員会に、荷物持ってきておけばよかったな……。ミオちゃん待たせて悪いし……」

 カオリは小さくつぶやいた。
 窓の外は夕日がさして山の端がたいへん近く感じられた。
 中学校の校舎内はがらんとしていて、遠くでブラスバンド部と思しき楽器の音が聞こえてくる。
 教室に荷物を置いたまま放課後の委員会活動に向かったのは失敗だった。荷物も委員会に持ってきておけば、そのまま帰宅することができたのに。委員会でできた友人のミオと一緒に帰ろうという話になったが、カオリが自教室に荷物を置いたままだったため、取りに行く間ミオに校門前で待ってもらうことになったのだ。
 カオリは自身の計画性のなさを自覚していたが、なかなか改善できずにいた。
 教室へ向かう途中、管楽器のへたくそな音色に交じって、なじみのない音が耳についた。教室に近づくにつれて大きくなり、それが女の子の笑い声であることに気づいた。

「きゃはっはっはっはっはっはやらぁはははははは~~!?」

 甲高い笑い声が廊下に漏れている。

「え……? 誰? まだだれか残ってるの?」

 校内に残っているのは部活生かなんらかの委員会活動があった生徒だけのはず。
 カオリは恐る恐る教室をのぞき込む。カオリは目を見開いた。

「あははははははは!?」

 大笑いしているのはクラスメイトのサキ。部活には入っておらず、今日は図書委員の集まりがあったはずだ。物静かな女の子でこんなに大口を開けて笑う姿、見たことがなかった。
 床にあおむけになったサキの小柄な体を、知らない生徒5人が押さえつけてくすぐっていた。

「きゃはっはっはっはっはっは、やめへっ!! 先輩っ……いやはははははあはははははははっ!!」

 サキは激しく髪の毛を振り乱して笑っている。
 大の字に広げられた腋の下、股の間、足の裏、「先輩」らしい5人の生徒が激しくくすぐる。
 制服はよれよれ。ワイシャツがでろんとはみ出、裾から腕をつっこまれていた。よく見ると、片足は靴下まで脱がされていた。
 カオリはごくりと生唾を飲み込んだ。
 なにがなんだかわからない。
 しばらく見ていると、くすぐられて涙を流して笑うサキと目が合った。

「かひゃひゃっ!? カオリちゃっ……たしゅけてぇえぇっへっへへへへへっへへ~~!!」

 サキのその言葉で、彼女の足の裏をくすぐっていた先輩のひとりがキッとこちらを見た。
 先輩は口角をニチャぁっと上げた。

「みぃ~た~なぁ~?」

 カオリはゾッと背筋が寒くなった。
 2人の先輩が立ち上がってこちらに向かってくる。
 カオリは回れ右をして逃げようとした。
 しかし、慌てていたために何もない床でつまづいてしまい前のめりに転倒。追ってきた先輩2人に腕をつかまれ、そのままズルズルと教室に引っ張り込まれてしまった。

「カオリちゃんって言うの? 見ちゃったから、カオリちゃんお仕置きね?」

 カオリは先輩たちに口答えできないまま、床に大の字に押さえつけられた。力が思いのほか強く、なんら抵抗できない。さっきまでサキがくすぐられていた位置……。カオリは自分がこれからされることを想像してゾッとした。ブレザーの前ボタンをはずされ、両足の上履きと左足の靴下を脱がされた。

「サキ。先生に言ったら承知せんからね?」

 サキは解放されると、片足素足のまま上履きをつっかけ、そそくさと教室から出て行った。カオリには一瞥もしなかった。薄情者め!
 なんでサキがくすぐられていたのかも、なんで自分がサキの代わりにくすぐられることになったのかも、さっぱり理解できない。

 先輩たちはなんの説明もしないまま、カオリの無防備な体をくすぐりだした。

「や゛っ!? ぶはっはっははっはっははっは!!? やめっ、くすぐっちゃぁぁあっはっははっははははっはっは~~!!!」

 小さいころくすぐり遊びをしたことはあったが、5人がかりで全身をくすぐられたのははじめてだ。
 腋の下、脇腹、おなか、股下、足の裏、いたるところで指がうごめく。
 どこをくすぐられているのかわからなくなるほどくすぐったかった。

「やめへっ……しぇんぱあぁははっははっはっはっは!!? なんじぇこんなことしゅるのぉ~~ひゃひゃひゃっ!?」

 いくら聞いても返事が返ってくることはない。
 カオリはわけもわからず強烈なくすぐったさに翻弄され笑い続けた。

 やっぱり……、荷物を教室に置きっぱなしにしたのは失敗だった。……

 カオリは自分の計画性のなさを呪いたくなった。

 しばらく笑い続け、酸欠で頭がぼうっとしてきた頃、突然教室の扉が開いた。

「カオリちゃん? 何してるの? ずっと待ってたんだけど……」

 校門で待たせていたミオだった。
 あまりにもカオリの帰りが遅いので、心配して教室まで上がってきてくれたようだ。
「なに? カオリちゃんの友達? 見ちゃったならあなたもお仕置きだよ~」
 先輩はカオリをくすぐるのをやめ、立ち上がる。カオリは逃げる気力が残っていなかった。

「え……? なんですか? 意味がわからな――」

 先輩たちはミオを取り押さえた。
 カオリは脱力したままその光景を横目で眺めることしかできない。

 数分後。

「ひにゃはあはははははははは!!? なんでっ……私なんにもひゃぁぁぁあ~~っはっはっはっははっはっはっは!!! やめへぇぇ~~!!!」
 
 甲高いミオの笑い声が教室中に響く。
 5人の先輩に両腕両足を押さえつけられたミオは、腋、脇腹、おなか、股下、足の裏……全身をくすぐられている。さっきまでのカオリと同じように。

「やらはははっはっはっは、そんなとこっ!! ぷひゃぁぁはははは、そこダメなのぉぉ~~ひぃ~~ひっひっひっひ!!」

 ミオは足をくすぐられた反応が激しかったため、両足とも素足にされてくすぐられていた。
 足の指の間に鉛筆を突っ込まれたり、かかとを定規でかきむしられたり、 執拗な攻めにミオは涙を流して笑い叫んでいた。

「カオリひゃぁひゃっはっはっはっは!!? 誰これぇひゃっははっはっはっは!!! 説明してぉぉ~~~ひぃひひひひひひひひひひひ!!!!」

 ミオは激しく糾弾するような口調で言うが、カオリにもわけがわからないため答えられなかった。

 その後は誰も教室付近を通りがからなかったため、カオリとミオは、完全下校ぎりぎりまで交互にくすぐられた。
 くすぐられている最中に撮った動画をネタに口止めされ、2人は解放された。

 先輩たちが何者でなぜ後輩であるサキをくすぐっていたのかは、最後まで教えてもらえなかった。
 ミオはカオリに何も言わず、一人で帰ってしまった。ミオの頬のひきつった泣き顔を思い出すといたたまれない。
 カオリは、今後委員会の前には、必ず荷物を持って出ようと誓った。


(完)












「文具の日」に定規で足をくすぐってくるクラスメイトがいた

 私はサヤカ。ごくごく普通の中学二年生だ。部活は一応軟式テニス部に入っているが、最近顔を出していないため幽霊扱いだ。
 いつもと同じルートで登校。教室に入って席に着く。隣の席のオタエが机の上に文房具を広げていた。
 オタエは私の視線に気づくと、

「今日って文具の日らしいよ?」

「へぇ。そうなんだ……」

 文具の日なんて初めて聞いた。
 オタエはにやにやしながら定規やら物差しやらコンパスやらを机に次々並べる。ちょっと不気味だった。

「……だから、この定規であなたの足をくすぐってあげるね」

「は?」

 私はオタエの言葉の意味が理解できず、まったく反応できなかった。
 オタエは私を押し倒すと、馬乗りになって、あっという間に上履きとソックスを脱がしてしまう。

「ちょ、オタエ!? なにするの!?」

 ガリガリガリガリ

「――ぶひゃっ!? あはははははははは!? なにすんのやめてぇぇ~~っへっへっへっへっへ!!」

 突如襲い掛かる、足の裏への刺激。
 硬いプラスチックの角でガリガリと皮膚の表面をひっかかれる感触。
 オタエは定規の角で私の足の裏をくすぐっているのだ。
 あまりのくすぐったさに、私は悲鳴をあげた。

「やらやだははっはっはっはっはっは!!! オタエっ……やめてってばぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

「今日は文具の日だから、ね?」

「意味が……意味話なんないぃひひひっひひひひっひひっひ~~!!」

 私は涙を流して笑い転げた。
 たっぷり5分ほどくすぐられ続け、私は解放された。

「ひぃ……ひぃ……おたぇぇ……なんだったのよぉ……ひどいよぉ」

 私がにらむとオタエはにやにやして、たった今私の足をくすぐっていた定規を投げてよこした。
 定規の角には私の皮膚が削れたらしい白い粉が大量に付着していた。
 急に恥ずかしくなって、急いで手で払った。

「次はカホちゃんやるから、今度はサヤカちゃんも手伝って」

「はい?」

 私の理解が追い付く前に、オタエは私の腕を引っ張った。
 私はあわてて素足のまま上履きをつっかけ、カホの席に向かう。

 カホは黙々と計算ドリルをしていた。数日前に提出期限が切れた算数の宿題だ……。
 おとなしくて真面目そうに見える割に、実はそんなに真面目じゃないし、勉強ができるわけでもない。運動も下手。部活もやってない。パッとしないにもほどがある子だ。

「カホちゃん、今日は文具の日だよ?」
「……えっ?」
 オタエが声をかけると、カホはきょとんとして聞き返した。話しかけると「えっ?」と毎回聞き返すのがカホの癖。いつもはイライラさせられる癖なのだが、今回は聞き返したくなる気持ちがわかる。

「文具の日だから、定規であなたの足をくすぐってあげるね」

 オタエは私に言ったセリフと同じセリフを言い放ち、カホを椅子から引きずり下ろした。

「サヤカちゃん! おさえて!」

 オタエにすごい剣幕でにらまれ、私はしぶしぶカホの足を押さえる。

「えっ……? なに? サヤカちゃんも? え? なんでぇ……?」

 涙目になるカホ。ちょっと痛ましい。

「靴と靴下脱がして」

 オタエに言われ、私はカホの上履きを脱がした。
 ちょっと汗臭かった。
 そのままソックスも脱がしとると、親指の付け根にタコのある素足が現れた。

「……え、なにするの? やめてよぉ」

 カホは涙声で言う。

 さっきオタエが言っていたことをまったく聞いていないらしい。

 オタエはカホの体に馬乗りに立ったまま体を反転させる。
「あたし、右足。サヤカちゃんは左足。おけ?」
 オタエに指示され、しぶしぶ頷く。

「えっ……足? や、やだぁ――」

 急に何をされるのか想像したのかカホは暴れだした。
 オタエと私はそんな彼女の足を押さえつけ、定規でガリガリ足の裏をくすぐり始めた。

「――ぶっ!? ふふぁっ!? はわわははははははは!!? やらっ……やらぁぁっはっはっはははははははっはは!! ひやぁぁあああ~~!!」

 カホは甲高い声で笑いだした。
 よほどくすぐったいのか、足の指がぐねぐねと激しく動いている。

「おたえちゃっ……さやかちゃん……やめてぇえははははははははははは!!! 足やめてぇぇっへっへっへっへっへっへっへ~~!!!」

 さっき私がされたみたいに、角を立て、皮膚の表面を削るようにくすぐると効くらしい。
 特に、親指の付け根のふくらんだ部分がくすぐったいようだった。

「はひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!! どっちか! せめてどっちかにしてよぉぉ~~あひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

 カホも5分ほどくすぐって、オタエは解放した。

「もうすぐナユキが朝活からもどってくるから、そしたらカホちゃんも手伝って」

 ぜぇぜぇ肩で息をするカホにオタエは定規を投げ渡した。

 カホはよほど足をくすぐられたのがトラウマなのか、藁にすがるようなしぐさで靴下をひっつかみ、急いで穿きなおしていた。

 そうこうしているうちに、ナユキが教室に入ってくる。
 ナユキはブラスバンド部で、朝早くに来て楽器の練習をしている。なにかの大会が近いんだとか。「朝練」という表現を使うと怒られるらしいので「朝活」という名目でこっそり練習しているらしい……。実質一緒なので、どっちもバレたら怒られると思うのだが……。

「ナユキ。今日は文具の日だよ」

「うん? そなの? おめでとう」

 オタエが話しかけると、ナユキはけだるげに応じた。
 ナユキは普段からサバサバしていて、クラスメイトとの会話はさらっと流すことが多いのだ。

「……だから、定規であなたの足をくすぐってあげるね」

「……は?」

 ナユキがきょとんとした隙に、オタエ、私、カホの三人でとびかかる。

「きゃぁ!? ちょっと、やめてよぉ!」

 ナユキは怒りをあらわにするが、三人がかりの押さえつけには太刀打ちできない。
 オタエに言われるがまま、私はカホの時と同じようにナユキの上履きを脱がす。
 煮干しのようなにおいがした。
 そのままソックスも脱がす。
 ちょっと足指を動かして抵抗されたが、力任せに引っ張ると、すんなり脱げた。
 踵の皮がちょっと剥げた素足があらわになった。

 ガリガリガリガリ

「だひゃ!? ぶひゃははははははははっ!? なにするのよぉおおおはははははははははははは!!! サヤカ、カホ、あんたらまでぇぇっへっへっへっへっへっへ~~」

 カホがナユキの上半身を抱きしめるようにして押さえ、私とオタエで足を押さえてくすぐる。

 オタエ……。さっきカホに定規渡したの意味ないじゃん……。

 さておき、二人目ともなると、私も定規で足の裏をくすぐるコツがつかめてきた。
 ナユキの足はちょっと幅広。
 角をしっかり立てるよりもやや寝かせて、そぐように動かす方が効くようだ。

「ぎゃはっはっはっはっはっは!!! やめてって! いひぃぃぃ~~っひっひっひっひっひっひ!! ばっかっ……サヤカぁぁはははは!! あんた許さねぇぇからぁぁひゃははははははは~~いぃぃひぃぃ~~!!」

 なぜか私にだけ矛先を向けられたので、腹いせにジョリジョリを激しくしてやる。

「ぐひゃひゃはははははは!!?? ちょぉぉぁはっははっははっはっは!! それはないって、無理無理無理ぃぃひひひひひひひひひひひひひ~~!!!」

 普段サバサバしているナユキが顔を真っ赤にして大口を開けて笑う姿。……ちょっとだけきゅんときた。
 5分でくすぐりをやめると仕返しをされそうで怖かったので、オタエに延長をお願いしてみると、すんなり了承された。

「あぎゃはははははは、ごめんっぅぅぅぅひひっひっひっひっひ!!! ごめんってぇぇへへへへへへ!!! なんでもするからぁあははははっはあっは~~ゆるしてぇぇへへへへへへひぇぇぇ!!」

 ナユキは何に対してかよくわらない謝罪を叫び笑う。
 10分ほどくすぐって解放されたナユキは、ぐったりと床に寝そべったまましばらく動けなかった。

「昼休みに次の子くすぐるから、手伝って」

 オタエは、ナユキにも定規を投げ渡した。ナユキは「なんでもする」といった手前引き下がれなくなったのか、「わかったわよ……手伝うわよ」と明確に仲間になる宣言をした。
 カホはいまだにオタエにおびえている。
 私は、なんだかよくわからないが、定規で他人の足をくすぐるのがちょっとだけ楽しくなってきていた。



(完)











身体計測を利用して可愛い女の子をくすぐる方法

 かわいい女の子をくすぐりたい……!
 その欲求は変態男子にだけ生じるものではない。健全な女子である、私、佐々木姫子(ささき ひめこ)もまた、その欲求に支配されている。
 今日は学校の身体計測の日。
 私はこの日を心待ちにしていた。身体計測中は自由時間も多く、みんな強制的に体操服に素足という薄着になる。何かと理由をつけて、かわいい女の子をくすぐるチャンスを生み出せるのだ。
「ねえねえ。アコちゃん! 足の大きさ比べっこしようよ!」
 私はさっそく、三角座りをして順番を待っていた同じクラスの女子生徒に声をかける。長谷川亜子(はせがわ あこ)ちゃん。小柄でおかっぱ頭のおとなしい女の子だ。
「えぇ~……恥ずかしいよぅ」
 亜子ちゃんは顔を赤らめ、つま先をきゅっと内側へ寄せた。半分ぐらいの女子は、素足で上履きを履くのに抵抗があるのか、かかとを踏みつけてつっかけのようにしているが、亜子ちゃんはきっちりかかとまで履いている。真面目だなあ。
「ほら、私の足! 女子にしては大きめなんだよ~」
 私は亜子ちゃんの前で上履きを脱いで見せ、足指をくねらせた。亜子ちゃんは恥ずかしそうに唇をかむ。人前で靴を脱いだり、靴下を脱いだりするのが恥ずかしいタイプの子だ! 願ったりかなったり。
「いや……私は……」と渋る亜子ちゃんだったが、私のしつこい懇願にとうとう根を上げた。
 亜子ちゃんはゆっくり、おそるおそるという風に、人差し指を右の上履きのかかとに差し込む。
 チラと、私がガン見しているのを確認してから、一気に脱いだ。
 あらわになる真っ白な亜子ちゃんの素足。足の裏をぺたっと地面につけたままきゅっと指を縮こまらせた。
「はい! じゃあ、亜子ちゃん足立てて!」
 私が自分の左足の踵を地面に付け、足裏を亜子ちゃんに向けて見せた。
「う……うん」
 亜子ちゃんも真似をして、ゆっくりと足を立てた。すごく恥ずかしそうだ。
 足は小さめで偏平足。指先がピンク色になっているのは、真面目に上履きをかかとまで履き続けていたために蒸れたらしい。
 私は、亜子ちゃんの右足の裏にぺたりと自分の左足の裏を合わせた。ぷにぷにの柔らかい皮膚感がたまらない。
「わぁ、亜子ちゃん足ちっちゃくてかわいいね~」
 と、感想を言うポーズをとりながら、……

 くにくに、と足指を動かし、亜子ちゃんの足の裏をくすぐる。

「ひゃはははっ……やだっ! 佐々木さん……、くすぐったいよぉ」

 亜子ちゃんはびくっと肩を上下させて足をひっこめた。
 予想通りの反応。顔を真っ赤にしてかわいい。
「ふ~ん、亜子ちゃん足の裏くすぐったがりなんだぁ~」
 私はわざとらしく亜子ちゃんをジト目でにらみ、
「じゃあ、こちょこちょの刑だ!」
「やっ……!!? ちょ、だめ――あははははははははは!!!?」
 亜子ちゃんの右足首をつかんで、空いた手で亜子ちゃんの足裏をワチャワチャくすぐる。
「ちょ……んははははははっ! 急にっ……ふにゃぁぁ~~ひゃめぇぇ~~くひひひひひ」
 亜子ちゃんは顔を押さえて、おしりをズリズリ左右に動かしながら笑い悶える。右足の指がきゅっとなってかわいい。
 亜子ちゃんの笑い声に気づいた男子がチラチラこちらを見ている。
 どうだ。うらやましいだろ!
 私は爪を立てて、亜子ちゃんの土踏まずを撫でた。ぷっくらしていて、偏平足気味だ。
「ふへぇぇへへへへ!? いひひひひ、いつまでやるの!? ささきさっ、たしゅけてぇぇ~~ふぁっはっはっはっは!!!」
 可愛らしい涙目の亜子ちゃんが見られたところで、私は手を止めた。
「……ひぃひぃ。もぅっ!」
 ちょっとむくれる亜子ちゃんもかわいい。
「ごめんごめん! ちょっとやりすぎちゃったテヘペロ。でも亜子ちゃんがこんなにくすぐり弱かったなんてねぇ~?」
「きゅ、……急に足の裏くすぐられたら、誰だって笑っちゃうよぉ……」
 亜子ちゃんはいそいそと上履きを履きなおす。いじけた様子の亜子ちゃんを見ているとまた襲いたくなってしまうが、ここは我慢だ。
 これで、私と亜子ちゃんの関係性において、亜子ちゃんがくすぐりに弱いという共通認識ができたので、また何かにつけて亜子ちゃんをくすぐる口実が作れる。一度くすぐってしまえば、大義名分はなんとでもなるのだ!
 せっかくの身体測定。みんなの格好と心が無防備になっている今がチャンス。たくさんコチョ友を増やしにいかなきゃ!



(完)








「ただいま」大好きな妹が合宿から帰ってきたのでくすぐりまくった

 サユリは、二日ぶりに自宅に帰ってきた。
 学校の部活の合宿を終えたばかりだった。

「ただいま――」

「おかかいりぃぃぃいいいい!」

 玄関の扉を開けた瞬間、大学生の姉に抱きつかれた。

「サユたんサユたん! もぅ~さびしかったんだお~!」

 姉はサユリに頬ずりしながら言った。泣いている。姉は重度のシスコンだ。
 ……鬱陶しい。

「姉貴、邪魔。風呂に入りたい」

 サユリがもがくと、

「んもぅ~、サユたん照れんなよぉ~」

 姉は、サユリの体に腕を巻き付け、ジャージ越しの脇腹をこちょこちょとくすぐった。

「うへははははっえ!!? こらっ! やめろ姉貴ぃいああっはっはっはっはっは!?」

 サユリはとっさのことに驚いて笑い出してしまう。まだ靴も脱いでいない足をばたつかせた。

「うへへ、サユたんは笑うとかわいいなぁ」

 姉は指先をぐりぐりとめり込ませるようにくすぐってくる。

「やめろぁぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

 サユリは激しく身をよじるが、姉の力が強すぎてなかなか抜け出せない。
 やっとの思いで姉の腕を振り払ったところで、床に押し倒されてしまう。
 うつぶせになったサユリの上に姉は馬乗りになった。

「姉貴おもっ!! 太ったんじゃ――だひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!?」

 姉は、サユリの言葉を待たず、脇腹をくすぐった。
 両手をばたつかせるが、姉の体重のためにまったく身動きが取れない。
 姉は調子に乗ったのか、体を反転させ、サユリの運動靴を脱がし取った。

「ひゃっはー! サユたん、がんばったんだねぇぇ、ぐへへ。汗いっぱいかいてるよぉぉ」

 姉は涎を垂らしながら、サユリの靴下を脱がし取る。

「姉貴っ!! いい加減にし――ろひゃっひゃっひゃひゃっひゃひゃ!!?」

 姉は、サユリの素足の足の裏をガリガリとくすぐった。
 足の甲を床に押しつけられているために、足首を曲げて刺激から逃れることもできない。

「おねがいぃいぃっひっひっひっひ!!! 疲れてる!!! あたし疲れてるからぁぁぁあっはっはっはっはっははっはっはっは!!!」

「サユたんがお姉たんを寂しがらせるから悪いんだおー」

「知るか馬鹿姉貴ぃいいいいいははっははっはっはっはっはっはは~~!!?」

 今日も平和だ。


(完)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 大むかしチャットルームにて、他人様の発言した挨拶「ただいま」を勝手にお題にしたてて書いたもの。
 妹ちゃんはたぶん運動部です。今日も平和です。










クラス女子の間でくすぐりと素足履きが流行ったきっかけ

 クラスの女子の間で、くすぐりと素足履きが流行り始めたのは今年の6月ごろだったと思う。
 朝から雨が降っていた。
 ぼくが登校したころは小降りだったが、次第に強くなり、クラスメイトの大半が登校する時間帯には土砂降りになった。
 続々とずぶぬれで教室に入ってくるクラスメイト達。自然と女子の足元に視線を落とす。半分近くの生徒が、素足で上履きのバレエシューズを穿いていた。ズボンの男子よりも、スカートの女子のほうが、素足履きが目立つのだ。雨に濡れた靴下で、上履きを履くのが気持ち悪かったのだろう。下駄箱で靴下を脱いできたらしい。
 自分の席に着くと、ひとり、ふたりはすぐに新しい靴下に穿き替えていたが、他はそのまま素足履きを続行。机の下で上履きを脱ぎ、机の脚を下部で固定している棒に足を乗せ、指をくねくね。上履きの踵を踏んで履いたり、つま先を折りたたんで潰れたバレエシューズに乗せたり、上履きを脱ぎ散らかして椅子の上で胡坐をかく女子もいた。
 そんな、目のやり場に困る朝の自由時間。素足で上履きを履いた女子たちは、普段より開放的になっているように見えた。普段真面目に靴下を伸ばして穿いているような子が、上履きをつま先にひっかけてぶらぶらさせている光景は新鮮だった。素足になって、ルーズになっているのかもしれない。
「あれ、天童(てんどう)さん、靴下濡れなかったの?」
 ロングヘアでおとなしい感じの色白の女子、天童さんに、騒がしい女子代表のような木本(きもと)さんがからんだ。木本さんは当たり前の顔をして素足履き。暑い日や体育の後は、濡れていなくてもたまに素足履きをしている女子だ。木本さんは普段ポニーテールに髪の毛をしばっているのだが、雨に濡れたためか、ほどいてミディアムショートのようになっている。頭に乗せたタオルもかなり湿っているように見えた。
「めっちゃ雨強かったけど」と言葉を継ぐ木本さん。
 天童さんは少し煩わしそうだ。
「私は、長靴穿いてきたから……」
「マジで!? 長靴って……ちょっと恥ずかしくない?」
「濡れるよりマシでしょ。足元濡れるの気持ち悪いし」
 天童さんはあまり人目を気にしないタイプだった。
「まあそうだよねぇ……天童さんも素足にしない?」
「はい? ちょっと意味がわからない」
「天童さんって、あんま素足になるイメージなかったから、雨の日はチャンスなんだったんだよね」
 しょんぼり肩を落とす木本さん。どうやら素足が好きらしく、素足履きの仲間が増えることを望んでいるようだ。
「ますます意味がわかんだけど……人前で素足になるなんて、恥ずかしいし」
 天童さんは迷惑そうだ。
 素足になるよう説得する木本さんと、かたくなに拒否する天童さんのやり取りがしばらく続いた。
 そんななか、天童さんの後ろから忍び寄る影。木本さんと仲の良い大宮さんだ。大宮さんは、ショートカットのボーイッシュな明るい女子で、上履きを自分の席に放置したまま、素足で教室を歩いていた。
 大宮さんは、天童さんの後ろからそっと手を伸ばし、彼女の腋の下に触れる。
「ひゃっ!!?」
 天童さんは肩をびくんと上げて、裏返った声を上げた。
「ふぁっ……ちょっ……お、大宮さん!? やっ……ぷっ、あはははははは!!」
 天童さんはくねくね身をよじり、笑いだした。
 大宮さんが天童さんの腋の下で指を動かしてくすぐっているようだ。
 普段あまり大声を出さない天童さんが激しく体をくねらせて笑う様子に、クラス中が色めきだった。
「きもっちゃん! いまよ!」
 大宮さんは天童さんをくすぐりながら、木本さん向けて叫んだ。迫真の様子の大宮さんのノリに、木本さんはすぐにのっかり、
「おーちゃん助太刀感謝!」
 天童さんの右足首をつかんだ。
「やははははっ!? やだっ……くすぐったいのだめっ! ふぁっ!? 木本さん、何やって――」
 くすぐられている天童さんは、体に力が入らないようだ。
 木本さんはもう片手で天童さんの左足をつかむと、左右足をそろえて自分の体の脇に抱えこんだ。
 そのまま片足ずつ上履きのバレエシューズを脱がすと、
「天誅っ」
 木本さんは、天童さんのソックス足裏をコチョコチョくすぐりはじめた。
「たはははははは!? なひゃははなにぃぃっ!? いみわかんな……ぶはっはっはっはっはっはっは、やめてぇ~~」
 天童さんは一層甲高い声で笑いだす。教室内にいた男子全員が沈黙した。
 木本さんの発した「天誅」の意味がさっぱりわからない。頼んでも素足になってくれない罰、ということだろうか?
「やめへっ……ふぁははは!! あひっ……足弱いからぁっはっはっはっはっははっは~~」
 木本さんは、笑いながら懇願する天童さんを無視して、靴下を脱がした。足をくねらせて抵抗したが無駄だった。
 あらわになった天童さんの白い素足。ちょっとだけ紺ソックスの糸くずが足の皴にそってくっついている。雨で湿度が上がって気温も高いため、蒸れているようだ。
 木本さんは、天童さんの素足の足の裏をガリガリとくすぐる。
「あひゃひゃはははははは!!? ちょまっちょまってぇぇ~~うひゃっはっはっはっはっはっはっは、ほんと無理だかりゃぁはははははははははは~~!!!」
 腋と足を同時にくすぐられ、椅子の上で体をのけぞって笑う天童さん。
 教室中の男子が悶々としているなか、
「わ、楽しそう!」
「あたしも混ぜて~」
 ノリの良い女子たちがぞろぞろ天童さんの席に集まってくる。
「やっ!? ちょっと! みんなやめ――だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!? 無理無理無理ぃいいい~~ひひいひひひひひひひひひひひひひ!!!」
 天童さんは5,6人がかりで全身をくすぐられる羽目になった。
 シャツの裾から手をつっこんで素肌をくすぐったり、開脚させてスカートの中をくすぐったり、容赦ないくすぐり責め。幸い、天童さんはスカートの下に体育のハーフパンツを穿いていたため、男子に下着を見られることはなかった。
 一部の男子は、教室内をうろうろ歩き回り、チラチラ笑いもがく天童さんを眺めていた。近づいたり離れたり。さすがに、女子たちに頼んで混ぜてもらう勇気はないようだった。
 結局、天童さんは朝の自由時間が終わる寸前までくすぐられた。
「……ふざけないでよ、ばかぁ」
 天童さんは、くすぐってきた女子たちに毒づいていたものの、笑いすぎて何かがふっきれたのか、どこかすがすがしい表情をしていた。
「……あつくなったし」そう言いながら、天童さんは素足で上履きを履き、脱がされた靴下を鞄にしまった。あれだけ素足になることを嫌がっていた天童さんの行動に、びっくりした。木本さんは嬉しそうだった。
 その日から、木本さんは誰かをくすぐっては、素足履き仲間を増やしていった。くすぐられた女子が素足で上履きを履く……、ぼくにはノリがまったく理解できなかったが、彼女らには彼女らの共通意識があるのだろう。天童さんも、くすぐる側に回って楽しそうだった。

 あれから数か月が経ったが、いまだに休み時間になるとどこかでクラスメイトの女子の笑い声が聞こえる。くすぐられた女子が、脱がされた靴下を穿かず、そのまま素足で上履きを履くという謎ルールも健在。たまに素足履きの女子がくすぐられることもあるが、基本的には、くすぐられたい女子が靴下履き、くすぐられたくない女子が素足履き、……という構図ができている。
 この流行も、これから寒くなってくると廃れていくのだろうか。それとも、形を変えて存続していくのだろうか。
 彼女らの動向、特に、きっかけをつくった木本さんや大宮さんの動向から目が離せない。





(完)








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