くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

二次キャラモノ

山岸さんの受難

「パパ! 『一週間フレンズ。』の山岸沙希(やまぎし さき)ちゃんのくすぐられる姿が見たいです!」
「よし! じゃあパパが、『モブキャラくすぐり連盟』さんにお願いしてあげよう」
「やったぁ!」

 こうして、山岸沙希は放課後ぼけっとひとり廊下を歩いていたところを誘拐拉致された。


 制服姿の山岸は、両腕を体側につけた状態で上半身をロープで縛られ、仰向けに気を失っていた。

「……んぅ~」

 山岸は目を覚ますと、ゆっくりと上体を起こす。

「えーなにこれー……?」

 肩幅に開かれた両足をがっちりと固定した木板の足枷を見て、山岸は目をぱちくりとさせた。
 履いていた上履きと黒のハイソックスは脱がされて、素足にされている。

 すると、突然地面からにょきにょきと生えてきた二本のマジックハンドが、山岸の両足の裏をくすぐりはじめた。

「ひゃっ!!?」

 山岸の素足がびっくりしたように反り返る。
 そこをぐにぐにとひっかくようにくすぐるマジックハンド。
 山岸は、甲高い声で笑い始めた。

「ひゃははははははっ、なにぃ~~!?」

 くねくねと動く足の指。
 マジックハンドは嫌がる山岸の足を、追いかけ、わちゃわちゃとくすぐった。

「やだぁぁっはっはっはっはっ!! いやぁぁ~~桐生くぅ~~んっひゃっはっはっはっはっは~~!!!」

 山岸は縛られた上半身を左右によじって笑い悶えた。

「やめてぇ~~やぁぁははははははははっ!!」

 山岸がいくら泣き叫んでも、マジックハンドは動きを止めなかった。
 人差し指で土踏まずをほじったり、爪で踵をガリガリとひっかいたり、指の付け根あたりをなぞってみたり……。

「ひゃっはっはっはっははいやぁぁあぁたすけてぇぇっひゃっはっはっは~~!!!」

 しばらくして、マジックハンドの動きが止まった。

「……ひ、ひぃ……、お、終わりー?」

 山岸は息を切らして、何もない空間に語りかけた。
 返事はない。

 すると、地面からさらに数本のマジックハンドが生えてきた。

「ひっ!?」

 山岸は肩をびくりと上げた。

 生えてきたマジックハンドのひとつがなにやらボトルを持っている。
 蓋を開け、中の液体を山岸の右足にかけ始めた。

「ひゃん……っ、ち、ちべたい……」

 どろりと山岸の素足を覆っていくローション。
 山岸が足の指を動かすと、ちゅるちゅると音がした。

「……気持ち悪いよー……にゅるにゅるする……にゅるにゅる……」

 山岸が不快そうに顔をしかめた数秒後。
 突然マジックハンドが一斉に山岸の足の裏へのくすぐりを再開した。

「はやぁぁっ!!? まひゃっはっはっは、まだ心の準備できてなかったのにぃいぃ~~っひっひっひっひうはぁぁあぁ~~!!?」

 右足をくすぐるマジックハンドは、ローションを素足全体へぬりたくるように指を這わせる。

「ふにゃぁあああああにゅるにゅるやだぁぁぁっひゃっはっはっはっはっはっは!!!」

 左足は指を後ろへ思い切り反らされ、指と指の間を数本のマジックハンドでこそこそくすぐられた。

「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!! やぁぁあ~~~嫌ぁあぁぁっははははははははははは!!!」

 髪の毛を振り乱して大笑いする山岸。
 全身汗びっしょりになっている。

「足やぁぁあぁ足やぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」


 山岸は、気を失うまで足の裏をくすぐられた。


(完)




ヒガナ臭そうとか知らない

「よく会うね。キミもここの壁画に興味があるのかな? それともキミの興味はこっちかな?」
「なんでだよ……」
「ん?」
「なんでリメイクで新キャラ出してんだよ!!」

 ぶち切れた僕は、ヒガナとかいうキャラと一緒に異空間に飛んだ。

「おいおい。こんなチートは御法度だよ。早くもとの場所に帰してくれよ」

 異空間に浮かんだヒガナは不服そう。
 体の自由は奪ってある。

 とりあえず、足をこちらへ。

「あ、……なっ!? な、何するのさ。キミ」

 妙な靴履きやがって!
 羽根を出現させ、ヒガナに見せてやる。

「なんだい? ……それは?」

 何をされるのかわからないのか、無意識に想像してしまっているのか、ヒガナの歯切れは悪い。

 僕は、羽根の先を、ヒガナの靴の先から覗く足指の間へ差し込んでやった。

「ひあああぁぁっ!! やめやめっ! キミっ! やめないか!」

 おうおう。さっきまでの生意気な態度が嘘みたいじゃないか。
 慌てふためいて可愛いもんだ。
 ちょっと可愛い姿を見せてくれたご褒美に、人差し指と中指の間をこすこすしてあげやう。

「ひぃぃぃぃ~~~!!! ひひひひひひひひひひ!!! やめろぉぉ~~ふははははははははははははっ!!!」

 動かないから効くだろう?
 よしよし、そのまま靴の中でくっぱりと足指を広げて。

「はひゃぁぁぁははははははははははっ!! あはぁぁぁぁあそんなとこぉぉぉ~~~ひゃっはっはっはっはっはっはっは~~!!」

 いくら生意気でも年頃の女の子。
 足の指の股を羽根でこすられたらくすぐったくてたまらないらしい。
 ほとんど自由には動けないように設定してあるが、ヒガナの足指はぴくぴく微動している。
 
 どの指の間が一番くすぐったいかな?

「ふひゃぁぁああっはっはははっははははっはっは!!! 全部ぅぅぅぅぅいひひひひひひひひひひひ!! 全部むりぃぃぃぃいっぃっひっひっひっひっひっひ~~!!」

 検討した結果、薬指と中指の股の反応が一番良かった。
 ではそこをもっとチロチロと。

「うひぁあぁあああっひゃっひゃっひゃっひゃははひひひひひひひっ!!!? そんなぁぁあ、そんあやさしくうぅぅうぅうぅいひひひひひひひひひひひひひひ!!!」

 どうだ?
 笑いすぎて苦しいだろう?
 ははっ。さっきのドヤ顔が情けなく歪んでるね。
 ん?
 笑い死ぬ?
 大丈夫だよ。
 失神すらできないように設定してあるから。
 窒息しようが脱水しようが、死ねないし、気を失うことすら許さない。

 キミが悪いんだよ。

 絶対に許さない。

 なぜなら、僕が知らないキャラだからさ。


(完)


肆季さんの余興

「というわけで、管理人に犯人の疑いがかかっているというわけだよ重護(じゅうご)」
「どういうわけだよ!」
 名探偵は相変わらず話がぶっとんでいる。
 突然押しかけてきたかと思うと管理人の肆季(しき)さんが犯人だというのだ。何の犯人かは知らん!
 これから肆季さんを尋問するから、手伝ってくれというのだ。
 肆季さんの了承は得ているらしい。
 もはや意味がわからない。

 名探偵とともに肆季さんの部屋に行くと、肆季さんはいつものタンクトップにショートパンツ姿。
 いつもと違うのは、肆季さんの足元に二つ穴の空いた木の板が置かれている。
 名探偵に聞くと、ストックスとか呼ばれる足枷らしい。
 二つの穴から肆季さんの素足が生え出ていて、なんかエロい。
「おー重護きたか。私は一筋縄ではいかないよ!」
「あんた何がしたいんだ……」
「はっはっは。泣きを見る前に白状することだ。管理人」
 肆季さんと名探偵はノリノリだ。
 ため息が出た。

 足の裏をくすぐって尋問するらしい。
 意味がわからん。
 肆季さんは、さあやってみなさいよと言わんばかりの表情。
 そっと人差し指を伸ばす。

「んふっ……」

「うおっ!?」

 俺の指先が肆季さんの右足のちょうど親指の付け根あたりに触れた瞬間、肆季さんが色っぽい声を上げたので、思わず飛び退いてしまった。

「重護。それは童貞の反応だよ」
「なん、……だと、……?」
「見てろ」
 名探偵は嫌らしい笑みを浮かべると、手をワキワキとさせて、肆季さんを見つめた。
「私はこの男のように容赦はしないぞ。さあ、白状するんだ!」
 名探偵は両手の指をかぎ爪のように曲げると、カリカリと肆季さんの左足の裏をひっかきはじめた。

「うはっ――だっ、はぁぁぁっはっはっははっはっはっはっはっはっはっ!!!」

 かぱっと口を開けて笑い始める肆季さん。
 眉をへの字に曲げ、顔を真っ赤にしている。

「あぁぁぁぁっはっはっはっはっはっははかぁぁっはっはっはっはっっはっは~~!!」

 すごい笑い用だ。
 ロングヘアを振り乱し、まさに馬鹿笑い。
 ほとばしる汗、口から飛ぶ唾。
 かなり酒臭かった。
 ふとみると、足元にいくつも空のビール缶が転がっていた。
「なんで俺、酔っ払いの余興に付き合ってんの……」
 思わず自虐が出た。

「重護! 何をぼさっとしている。君も手伝え!」

 ため息が出た。
 目の前で、肆季さんの右足が踊りくねっていた。
 足首から引っ込めることができないために、がちゃがちゃと激しく揺れ動く。
 痛くないのだろうか。
 そっと、指を伸ばす。

「あっはっはっはっはっはっはっはっ!!! はぁっ、はぁぁ!」

 名探偵の責めが強すぎてよく分からんが、ちょんと突っつくと右足がびくんと後ろへ反り返った。
 一応こっちにも反応してくれるらしい。
 爪を立てて、踵あたりをこすってみた。

「やぁぁあはははははははははっ!!? うおぉぉ~~重護ぉぉすごいぞぉぉっはっはっはっはっっはっは!!!」

 なんか褒められた。
 わけがわからない。
 さらに、指の付け根あたりまで指を這わせ、ぐりぐりとほじくるようにくすぐってみる。

「うぎゃははははははっはそりゃっ!!! それはぁぁはっはっはっはっっははっはえらいぞ重護ぉぉ~~っほおっほっほっほっほ!!!」

 なんかくすぐると肆季さんに褒められる。
 悪い気はしない。
 こんどは、爪で肆季さんの足の縁の部分をこそいでみた。

「おぉぉ~~はははははははははっ!!! やるねぇぇぇっはっはっはっはっはっはっは!!!」

「重護。なかなか筋が良いな」

 肆季さんに続いて、隣の名探偵にも褒められた。
 調子に乗って、足の甲と裏を動じにくすぐってみた。

「まぁぁだまだぁぁぁあっはっはっはっはっはっははっ!!! いくぞぉぉ~~っはっはっはっはっはっは!!!」

 肆季さんの発言の意図がまったくわからない。
 そしてこの状況も、まったく意味が分からない。

 一時間程度くすぐり続けても、結局肆季さんの目的も、名探偵の目的もさっぱりわからなかった。


(完)


時空飛行士失踪事件 #5

 フェイトは目覚めてすぐ、体の異変に気付く。
 拘束は変わらず両手足を引き伸ばされた万歳の格好。服装も乱れたバリアジャケット姿で変化無し。
 しかし、……

「ん、んぐぅ……」

 フェイトはたまらずうめいた。

 全身が熱く、先ほどくすぐられたお腹と足の裏が、妙にむずむずする。
 掻痒感、……というよりは、体がくすぐったい感覚を思い出しているというような、そんな感じ。
 足の指をきゅっと丸め、必死にその感覚を打ち消そうとする。
 しかし、むずむずが止まらない。

 やだ。この感覚……!

 フェイトは自身の体に、とてつもない嫌悪感を覚えた。

 お腹や足の裏がむずむずする。その感覚に連動するように、下腹部がうずいた。

「あら、フェイトちゃん。目が覚めたのね」

 濃紺色のフード付きローブを着た長身の女性が近づいてくる。首の下から三つ編みに縛った髪の毛が、しっぽのように垂れ下がっている。

「あ、あなたは……」

「私はムル。この館の当主。妹たちとの遊びはたのしかったかしら?」

 ふふっと、笑みをこぼすムル。
 間違いない。三姉妹の長女であり、失踪事件の黒幕である。

「あ、……み、みんなを、帰して……んぐっ」

 フェイトは体がうずくせいで、上手く呂律が回らなかった。

「あらあらフェイトちゃん。声が震えてるわよ? どうしたの?」

 そう言ってフェイトの顔に手を差し出すムル。
 ムルの綺麗な手。……
 フェイトは、近づいてくるムルの指先を見て、カッと体が熱くなるのを感じ、ぶるりと体を震わせた。

「や、やめて……もう、くすぐらないでっ……!!」

「あら? フェイトちゃん。嘘はだめね。体はそんなに反応してるのに」

「いっ……嘘なんか……」

「くすぐって欲しいんでしょ?」

「ち……ちが……」

「こちょこちょされるの大好きになっちゃった体。認めるのが怖いだけなんでしょう? 大丈夫、すぐに素直にしてあげるから」

 ムルはそう言うと、懐から手袋を取り出して両手にはめる。

 まずい……。これ以上くすぐられたら……。

 フェイトは下腹部の強烈なうずきを感じる。

 本当に、期待してしまっているのか……。この体は……。

「や、やめて……本当に……っ」

 フェイトは自分でも気付かないうちに、涙を流していた。
 怖かった。
 自分の体が自分のものではなくなっていくような感覚が怖かったのだ。

「あらあら、フェイトちゃん。泣かなくてもいいのよ。すぐに」

 ムルの手が迫ってくる。……
 フェイトは目を覆いたくなる。と同時に、下腹部が強烈にうずいた。

「笑わせてあげる」

 ムルはサディスティックな笑みを浮かべ、露出したフェイトの脇腹をくすぐり始めた。

「――ぶひっ!!!? あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!?」

 感じたことの無い強烈なくすぐったさが襲った。
 一秒たりともこらえることはできなかった。

「どう? この手袋、すべりがよくて、素肌になじんで、とってもくすぐたいでしょう?」

「あひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!? ふぎぃいいっひっひひっひっっひっっひ、やめぇぇえ、やう゛ぇぇぇえええへっへへへっへへっへっへ~~!!!」

 ムルは、10本の指で、フェイトのお腹、脇腹をもみほぐす。

「モルに聞いたわよ? フェイトちゃんここが弱いんだって?」

 そう言うと、ムルはフェイトのおへそを人差し指でほじくる。

「おほほほほほほほほほほほっ!!!? ぎゃひぃいいいひひひひひひひひひひひひひひ!!!」

「その服。腋はしっかり露出してるのにお腹周りはしっかり隠れてるものね。隠れてる部分の方が敏感ってことなのかしら?」

「あいひあぁぁあああぁははっはははははは、死ぬぅういひひいっ!!!! おなかやめぇぇえあああひひひひひひひひひひひひ~~!!!」

 フェイトは泣き叫んだ。
 笑いたくないのに、笑いがこみ上げてくる。
 そうして、自分の意思に反して自分の体が反応することに、不思議な心地よさを感じてしまう自分がいる……。

「お腹がいやならこっちがいいのかしら?」

 ムルはそういって、フェイトの足元に移動すると、フェイトの両足の裏をくすぐりだした。

「いひっっひっひひっひっっひっ!!!? それもだまえぇぇぇぇえああひはははっひひひひひひひひひ!!!」

 手袋が足の表面をこする感覚は、先ほどの歯ブラシや櫛とはまったく異なる刺激だった。

「フェイトちゃん。顔真っ赤にして喜んでるわね。よかったわ」

「ぐひひひひひひひ喜んでないぃいいいっ!!!? 喜んでなひいひひいい~~っっひっっひっひっひっひっひっひ!!!!」

 フェイトは泣きながら否定する。

「いいのよ、強がらなくて。たねを明かしてあげると、いまね、私たち姉妹は、くすぐり奴隷を作るための精神操作魔法の研究をしているところなの」

「いひぃいいっひっひひひひいひっ!!!? くしゅぐりどれいぃってぇぁああああひゃひゃひゃひゃひゃひゃ~~!!?」

 くすぐり奴隷という言葉にぞっとする。
 この世界では、いまだ奴隷という概念が残っているのか。
 精神操作魔法にいたっても、非人道的であるという理由から、全世界で撤廃の方向に向かっているというのに。
 ムルはフェイトの素足をくすぐりながら淡々と述べる。

「その名前の通りよ。くすぐられて性的に喜んじゃう変態さん。そういう奴隷ちゃんを量産して、売買するの。これが結構儲かるのよね」

「いひゃぁぁあああっはっはっはっはっはっはっははっ!!? そんにゃはははははははははっ、くひひひひ、狂ってるぅううううひっひっひっひっひっっひ~~!!!」

 奴隷売買。精神操作。……
 フェイトは失踪事件のとんでもない真相に戦慄する。
 いますぐにでも時空管理局に報告し、この恐ろしい三姉妹を厳重に処罰しなければならない。

 それなのに、……

「ふふ。フェイトちゃんももうすぐ、そんな狂った世界で、楽しい人生が始まるからね」

「いやぁぁああああひゃひゃひゃひゃひゃははははははっ!!! はじまりたくないぃいいいっっひひひっひひいひっひっひ~~!!!」

 フェイトは体中の興奮を抑えることができない。
 言葉では否定しても、笑いがとまらない。

 もっと、……くすぐって欲しい。

 はっきりとそう認識した瞬間、フェイトのくすぐり奴隷としての人生がはじまった。



(完)



♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 久々のなのはモノ。フェイトさんをくすぐって欲しいとご要望いただきました!








時空飛行士失踪事件 #4

 メルはフェイトの足元に立つ。フェイトのブーツに手をかけた。

「……な、えっ? なに」

 フェイトはきょとんとする。
 メルはにんまりと笑い、

「あたしは基本こっち専門なんだよね。フェイトさんに、くすぐったい場所は上半身だけじゃ無いって教えてあげるよ」

 フェイトの足からブーツを脱がし取ると、黒いニーソックスを穿いた足の裏へ、両手の指を突き立てた。

「きゃはっ!?」

 途端にびくんと体を仰け反るフェイト。
 お腹をくすぐられ、笑い続けていたために、汗をかいていた。
 履きっぱなしだったブーツの中は蒸れていて、足の感度もあがっているようだった。

「わあ、やっぱり蒸れてる……。ちょっと臭うね」

 そんなことを言われ、フェイトは恥ずかしくなる。

「でもさ。こんぐらい蒸れてる方が、効くんだよね。ほ~ら、こちょこちょ」

 メルは言いながら、指先を軽くフェイトの足の裏の表面で動かした。

「あひゃっ!!? んはははははははははっ!!! やっ……だはっはっはっははっはっは!!?」

 想像以上のくすぐったさに、フェイトは驚いた。
 足の裏なんて、お腹に比べれば大したことないと思っていたのに……。

「あらら。まだ軽く撫でてるだけなのにこんな反応。モルに上半身を散々やられて感度上がっちゃったかな?」

「やはははははははっ!! そ、そんなっ……いぇめぇぁああっはっはっはっははっは!!」

 フェイトは足首から先をくねくねと左右に振る。しかし、メルはよじれるフェイトの足を追いかけるように、両手を密着させくすぐってくる。

「やめてっ……!!! ああははっはっはっはっはっ!!! あしがぁぁぁあっははっははははははは」

 すると、メルは手を止めて、

「さてさて靴下の上からこの反応なら、素肌にするとどうなっちゃうんだろうね~」

 フェイトはメルが何をしようとしているのか想像し、ぞっとした。

「や、やめて……。げほっ……それだけはぁっ」

 フェイトは涙ながらに懇願するが、メルは無視してフェイトの両足のソックスのつま先を握りしめた。
 力任せにぐいぐいと引っ張る。

「やだっ……やめてぇ……っ」

 足枷の部分でひっかかり、びよーん、とソックスが伸びる。そして、メルが「ふんっ」と力を入れると、すっぽんっ、と勢いよく脱げた。
 フェイトは普段滅多に人前に晒さない素足を露出させられ、しかも足の裏をまじまじと観察され、恥ずかしくなった。

「わあ、さっきくすぐったおかげかな? 血色良くなってるね。この靴下は……、うん! くっちゃい! フェイトさんにあげるね」

 メルはそういうと、フェイトの足から脱がし取ったニーソックスを、フェイトの顔に向かって投げた。

「ぷえっ……!!? ちょっ、げほっ!! やめてっ……」

「きゃはははっ!! フェイトさん自分の足の臭いで咳き込んでるじゃん」

 メルに煽られ、フェイトは余計に恥ずかしくなる。

「そんなくっさいフェイトさんの足の裏を、これから思いっきりこちょこちょしてあげるからね? 知ってる? 足の裏って神経がものすごーく密集してるんだよ? だから、神経質な人ほど足の裏が弱いとかなんとか……。フェイトさんはどうかな~?」

 鼻歌交じりにそんなことを言いながら、メルはフェイトの両足の裏に爪を立て、引っ掻き始める。

「んひゃぁあぁあっ!!!? ああひひぃぃぃっひっひっひっひっひっ!!? それはだめぇぇええええへっへっへへへっへへっへへっへ~~!!!」

 普段滅多に触れられることの無い素足の裏。

「わあ、フェイトさんの足の裏やわらかーい。足の指びくびくしてる。おもしろーい」

 メルは棒読みで実況しながらフェイトの足の裏を引っ掻きまわしている。

「いひぃいひひひひいっひっひいっ!!! だめぇええええあひゃひぃぃい~~っひっひひひっひっひ!!!」

 フェイトはちぎれんばかりに首を上下左右に振り乱して笑い狂う。
 足の裏から脳髄にびりびりと伝わってくるくすぐったさは、フェイトの想像を超えていた。
 土踏まずをごりごりとほじくられ、踵を掻きむしられ、足指の付け根をひっかかれる。……

「いひゃぁああああっはっはっはははっはは!!! おねがいあぃあいあいあひひひひひひひひい、くるっちゃうういひひひひひひひひひひひ~~!!」

 泣き叫ぶフェイトに、メルは鼻で笑った。

「もう、フェイトさん。人間はこのぐらいで死なないよ。じゃあ今度はこれなんか使ってみようか」

 メルがそう言ってフェイトに見せつけたのは……、

「え……歯ブラシ?」

 少し毛先の開いたピンクの歯ブラシであった。
 何をされるのか直観する。しかし、フェイトの脳が、想像することを拒んだ。

「そう! これで、足の指と指の間を――」

 メルは、フェイトの左足の人差し指と中指の股を押し広げて、

「ごしごし~」

 歯ブラシで磨き始めた。

「うひょひょひょひょひょひょっ!!!? ひぎぎぃいいいいいいひぇいへぃえぃひひひひひひひひひひっ!!!!? ふがぁぁぁっぁあああ」

 フェイトは目の前に閃光が走るような錯覚を覚えた。
 それほどくすぐったかった。
 いや、くすぐったい。というよりも、笑え、という命令が直接脳に響いてくるような。そんな感覚である。

「次は薬指の間もやろうね~」

「あひあぁぁああがあぁぁぁぁっはっはっははっはっはっはははっ!!! ひえぇぇえええっへっへへっへへっへえがあっぁああ!!!?」

 こしこし、と歯ブラシがフェイトの足の皮膚をこすり上げる音が響いている。
 フェイトは、自分が泣いているのか笑っているのかもわからなくなっていた。

「さて、と」とメルが手を止める。彼女は歯ブラシを放り捨てると、今度は懐から櫛を取り出した。

「げほっ……も、もう、やめて……」

「だーめ」

 メルはフェイトの左足の指を押さえてそらすと、つっぱった足の裏へぐしぐしと櫛の先をこすりつけた。

「いひゃあははあはあはははははあはははっ!!!!? それはきついぃいいいひひひひひひひひひひひひひっ!!!」

 ぴんと引っ張られた柔らかい足の裏へ、細くて硬い櫛の尖端がこすりつけれられる。
 フェイトは弓なりに体をそらし、背中を台に打ち付けて笑った。

「ほんとにぃいいいいひひひひひひひひひひひひひっ!!! あがぁぁああはははははははははははは~~!!!」

「ふんふむ。やっぱり足の裏に櫛は効果抜群みたいだね。どんなに足の裏強い子でも、だいたい櫛使えば笑っちゃうし……。あ、フェイトさんはもともと弱いから関係ないか」

「あがぁぁっはっははっははっははっはっ、ホントにやめへぇぇえええっはっはははははははふげぇぇぇ~~!!!」

 足の裏から伝わってくる激しいくすぐったさ。
 フェイトは意識がもうろうとしてきた。

 自分はいったい何をしているのか。
 なんでこんなところでこんな無様な格好で笑い狂わされているのか。

 フェイトは、自身の状況が滑稽にすら思えてきた。それでも腹の底から沸き起こってくる笑い。
 なにがおかしくて笑っているのか。なにが苦しくて笑っているのか。……
 感覚がぐちゃぐちゃに錯綜する中で、フェイトは意識を手放した。



(つづく)



♯1 ♯2 ♯3 ♯4



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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 久々のなのはモノ。フェイトさんをくすぐって欲しいとご要望いただきました!








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