○幻想郷妖怪の山


 射命丸文(しゃめいまる あや)、困り果てた様子で空を飛んでいる。


「いやあ、まいったまいった。あのスキマ妖怪。どうすれば取材許可をいただけるものか……おっ?」

 文、見下ろした先。橙(ちぇん)が小道を歩いている。果物を両手に抱えて、食料調達の帰りの様子。


「……なるほどなるほど。彼女に協力を頼みましょうかねえ」

 文、橙のもとへ急降下。
 風に気づいた橙、上を見上げ目を見開く。


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「にゃははははははははははっ!!? やめてぁぁあああっはっはっはっはっはっ、くすぐったいやははははははははは!!!」

 地面の上で仰向けになった橙。文が彼女の腰にのっかり、足の裏をこちょこちょとくすぐっている。


「橙さん? どうですか? 八雲紫(やくも ゆかり)さんと口を利いていただけませんか?」


「にゃはははっ、だっ!! ダメですよ~~ふわっはっはっはっはっはっは!! そんにゃっ……紫しゃまは天狗の取材は受けないってやぁぁ~~っはっはっはっはっはっはっは!!!」


「そうですかあ? そこをなんとか! 橙さんのお願いならなんとかしてもらえるんじゃないですかねえ?」

 文、橙の足から靴下を引っ張り脱がし素足にしてくすぐる。


「にひひひひひひひひひひッ!? いやぁぁあっはっはっはははっ、やめてぇぇえひひひっひゃっはっはっはっはっはっは~~!!」


(完)


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(ここから作者コメント)

 こんばんは。ertです。
 『東方妖々夢@上海アリス幻樂団』より、ちぇえええええええんこと、橙さんです。
 くすぐりMMDにストーリーをつけてみました。