くすぐり作文晒し場

カワイイ女の子の靴下脱がしーの足の裏をコチョコチョしちゃう系小説投稿ブログ! 本番行為は一切無しなので、健全な18歳児でも安心してお楽しみいただけます!

くすぐり

くすぐりエイリアン #3

 T大学近くの展望台。
 白みがかる街を見下ろす、寄り添う二人あり。

明子
「飲み会、抜けてきちゃったね」

ひろし
「二人きりで日の出を見る機会なんてそうそうないしな」

明子
「そうだね……。私もひろしと一緒になれて本当に――……っ」

 振り向きざまに絶句する明子。

ひろし
「どうした?」

 ひろしが明子の視線を追うと、全裸の大男が近づいてくるのが見える。

ひろし
「おいおい!? 朝のお散歩か!?」

明子
「ちょっとひろし……! 煽っちゃダメだよ。変な人だったら」

X
「アサノ、ォサンポ」

ひろし
「着るもの全部洗濯して――」

 言い切る前に、褐色の大男Xがひろしの顔面を殴る。

ひろし
「ひでぶっ」

明子
「ひ……ひろし!?」

 ひろし、吹き飛び気を失う。
 大男Xは倒れたひろしの服を剥ぎ、自身に身に着けはじめた。

 明子は恐怖のあまり、その場を動けない。

 ひろしの服をまとった大男X、明子のもとへ。

X
「ワラエバイインダヨ」


(つづく)












くすぐりエイリアン #2

 検体Xの変異がはじまってから丸一日が過ぎ、二度目の朝を迎えようとしていた。

清香
「先生……。自分の目で確かめるっておっしゃっていたのに……」

 浦部はいつの間にか眠ってしまっていた。
 椅子に腰かけ机につっぷすようにして寝ている浦部の背中にそっと毛布をかける。

 清香はそれほど眠気がなかった。
 定期的に声を上げて笑ったことが、眠気覚ましになったのかもしれない。

清香
「は、は、は、は……!」

 ひとりで笑い声をあげてみても、検体Xに変化はない。いつまでも同じようにうごめいているだけだ。

(……シテ)

清香
「えっ……?」

 空耳かと思った。
 しかし、確かにガラスケースの中から人間の声らしき音が聞こえた。

 清香はおそるおそる、ガラスケースをのぞきこむ。

(……シテ)

清香
「して?」

(……ダシテ)

 かすれるような声だが、確かに「ダシテ」と聞こえた。
 24時間以上、ただれた肉体をうごめかせつづける検体Xの醜い姿……。
 清香は、目の前の地球外生命体が苦しみ、助けを求めているように思えた。

 血迷った。

 清香がガラスケースのふたを開けた途端、中の検体Xが勢いよく飛び出し、清香の頭に つ か み か か っ た 。

清香
「……っ!?」

 間違いなく人間の手の感触。
 清香の頭にぶら下がる生温かい肉塊。
 清香は視界を奪われパニックになる。必死になって振りほどくと、……

清香
「え……こんなことって……」

 目の前に、褐色の全裸の男が立っていた。

清香
「いまの、一瞬で人間の大きさにまで……?」

 清香は腰が抜けてしまった。

X
「イマノ、イシュンレ、ニゲノ、オキサマ、レ?」

 検体Xは口をぱくぱくさせ、清香の発した音を真似する。

清香
(なんて進化の速さ……。まさか、ケースから出るために、私を利用した……?)

 清香は青ざめた。目の前の地球外生命体は、想像以上に生存能力に長けている。
 検体Xは、一歩、一歩、と大地を確かめるように清香に近づく。

X
「ワラエバイダヨ」

 検体Xの発した音は、先日浦部教授が清香をくすぐる寸前に発した言葉をトレースしたものだった。


(つづく)













くすぐりエイリアン #1

浦部
「こいつは、……驚くべき生存能力だ!」

 T大学の浦部研究室。浦部孝之教授はガラスケースの中を覗き込んだ。
 ケースの中には、灰褐色で毛むくじゃらの犬にも猫にも見える生き物が四肢を折りたたんでうずくまっている。視線が鋭く、浦部に向けられている。

浦部
「三上くん! ちょっと来てくれたまえ!」

清香
「なんですか? 先生」

 大学院生の三上清香が小走りでかけてくる。

浦部
「ちょっと笑ってみてくれないか?」

清香
「はい? こうですか?」

 清香がにこりとほほ笑むと、浦部は首を横に振った。

浦部
「違う。もっと声をあげて」

清香
「えっ……? ちょっと意図がわかりかね――」

浦部
「笑えばいいんだよ!」

 浦部は、清香の腰をつかみ、ぐりぐりと指を動かした。
 
清香
「ふぁっ!? やっ……ちょ、せんせっ……あははははははははは!?」

 たまらず身をよじって笑う清香。
 すると、ガラスケースの中の生物が激しくけいれんをはじめた。

浦部
「ほら、三上くん。見たまえ」

清香
「えっ!? これって……。まさか、昨日までネズミの形をしていた、例の検体Xですか!?」

 清香は驚愕の表情を浮かべる。
 ガラスケース内の毛むくじゃらの生物の体がスライムのようにただれ、ぐねぐねとなみうつ。

浦部
「そうだ。先月落ちた隕石に付着していた細胞から培養した検体X。最初はアメーバ状だったのが、数日でげっ歯類の体に、そして犬の形に……。地球外生物にもかかわらず、どうしてこうも簡単に地球上の生物に酷似した肉体に変異していくのか。しかも、異種間交雑を介することなく! ようやく変異のトリガーが判明したのだ!」

清香
「それが……、まさか……!」

浦部
「笑い声だ。この地球外生物は、外界生物の発する笑い声から遺伝情報を解析し、生存するにあたってもっとも環境に適合する姿に、自身の肉体を作り替えるのだ!」

清香
「それはすごい発見です……! つまり、一個体で進化可能な生物ということですね。しかし、なぜ笑い声がそのトリガーに……?」

浦部
「おそらくは、より進化の過程を経た生物の遺伝子をトレースするためだろう。『笑う』という機能は、高等生物にしか備わっていないからな」

清香
「なるほど。……しかし、先生。私の笑い声から遺伝情報を解析したということは、この検体Xはこれから人間の形になるのでしょうか?」

浦部
「それをこの目で確かめねばならない。三上くん! 今夜は眠れんぞ!」

清香
「はい!」

 浦部と清香はそれから数時間つきっきりで検体Xの変異を見守った。
 しかし、ぐねぐねと波打つ状態がつづき、一向に変異が完了しない。
 なんどか浦部が清香をくすぐって笑い声を追加して聞かせてみたが、効果は見られなかった……。


(つづく)











ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #5

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「松山(仮名)さ。最近、女子くすぐって回ってるってホント?」

 久々に顔を出した漫画研究会にて。
 会長の瑞穂(みずほ)が唐突に切り出した。机に向かったまま、こちらも見ずに。
「……」ぼくは沈黙した。
 彼女の口ぶりに糾弾するようなニュアンスはないように思える。そもそも瑞穂は自分の世界のみを大切にして生きるオタク気質。他者に興味を持つことは少ない。もしバレたとしても、他言する可能性は低いだろう。
 しかし、口止めが必要か? ふくよかな体形。暴れられると手に負えない可能性もある。拘束するなら、和花のときのようにがんじがらめにしなければならないかもしれない。その前に、どうやって家に連れ込むか、だが……。

「私のこと、くすぐってくれない?」

「えっ?」
 瑞穂の発言が予想外すぎて、思わず聞き返した。

「いま、リクでくすぐりモノの漫画書いてんだけどさ。くすぐられる側の反応、もうちょっと詰めたいんだよね。こういうの実体験ないからわからんし。松山(仮名)、あんた、プロっぽいし、やってくんね?」
 瑞穂はそこで手を止め、こちらを振り向いた。
 いつもの仏頂面。足を組み、面倒くさそうな物言いで顎をしゃくる。彼女にとってはそれが他人にものを頼むときの態度である。

 くすぐりに目覚めて十数年。一度もくすぐったことのない人間が、自らくすぐりを求めてきたのは初めてだ。
「いいとも」
 腕が鳴る。

~~~

「服は?」
 部屋にやってきた瑞穂は平然と聞いた。これから拘束してくすぐられることに、なんら抵抗がない様子だ。
「そのままでいいよ。……あ、いや、ソックスだけ脱いでくれるかな」
 ぼくが答えると、瑞穂は「ふーん」とつまらなさそうな顔で、自ら両足のソックスを脱ぎ捨てた。
 そのまま拘束具のついたベッドに仰向けになって、自分で足首を拘束具につなぎ始める。
 女子にしてはかなり大きな素足。肉厚で指が丸くて小さい。手入れも杜撰で、指の間に糸くずや砂利のようなゴミがいくつも付着しているのが見えた。靴をあまり洗っていないために、ソックス越しにゴミが入ってくるのだろう。爪は10本とも、生え筋を無視して無理やり短く切っている印象で、いびつな形状だった。
 瑞穂は自身の拘束を終えると、
「下着とかにしないんだ。結構ぬるいんだね」
 ぶっきらぼうに言った。
 少しカチンとくる。
「くすぐりをなめてもらっちゃ困るな。その余裕がいつまで持つかな?」
「うん? 別に余裕こいでるつもりなんかないけど?」
 ぼくの挑発をさらりとかわす瑞穂。
 人を食ったような態度は気に食わない。今日はお仕置きもかねて、じっくりとくすぐり犯してあげるとしよう。

 さっさとやれよ、とでも言いたげなダルそうな表情の瑞穂。両手足を大の字に広げたまま身動きが取れないのによいご身分だ。
 ぼくは彼女に覆いかぶさるようにして、くすぐりを開始する……。

~~~

「ぶふっ……ぐあぁぁはっはっははははっはっはは!!? いぃいいっひひっひっひっひっひっひっひ、そこだめ゛ぇえひっひっひっひっひっひっひ~~!!!!」

 なんてことない。
 いくら達観した風を装ったオタクガールでも、ふたを開けてみれば普通のくすぐったがり屋の女の子だった。

 ぼくは瑞穂の足の人差し指と中指を押さえつけて反らし、その付け根当たりを爪でがりがりくすぐってやる。
 大きな足の裏をまんべんなくくすぐり、開発したところ、彼女はこの部位が一番効くらしい。

「あひゃっはっはっはっはっはっは!!!? そこばっかりぃいひひひひひひひひひひひひひ~~!!!?」

 普段は仏頂面で人前で笑顔など一切見せない瑞穂が、ゆるゆるに緩み切ったバカ丸出しのアヘ笑顔をさらしている。
 ぶんぶんと髪の毛を振り乱し、鼻水とよだれをまき散らす。くすぐっていない反対側の足の指まで反り返り、体中がびくびく痙攣している。

「瑞穂。さっきまでの余裕が嘘みたいだね。どうだろう? 君のような高慢ちきなガールもこんな風に大笑いさせられる。くすぐりは実に素晴らしいものだとは思わんかね?」

「がひぃいっひっひっひっひっひ!!? おほほほほ、思うっ!! 思うからいったんストぉぉぉっぷひひひひひひひひひひ!!!」
みずほ

 瑞穂は見かけによらずなかなか聡いようだ。ぼくの言葉には同調したほうが吉だと理解している。ぼくは手を止めてやった。

「げほっ……げほっ、ま、まじで、すごかった……。こんなん、初めて……」
 瑞穂は息を切らしながらそんな感想を漏らす。
「あ、あり……。参考になったから、今日は、もう……」
 瑞穂の弱々しい態度は、ぼくの加虐心をさらにくすぐった。
「まだだね」
「……えっ」
「瑞穂はまだ、上半身のくすぐりをほとんど受けてないじゃないか。せっかくの機会だ。全身をしっかり開発してしんぜよう」
「い、いやっ! 待って! きょ、今日はもう……っ! 足だけでもあんなつらいのに、全身は――」

 瑞穂が得意の早口で煙に巻こうとしたので、言い終える前に、ぼくは彼女の脇腹をくすぐりはじめた。

「あ――ひあぁあはははははははははっ!!? いきなりっ!? いきなりぃっひっひっひっひっひ!!! ダメだってぇええええいぃいいっひひひひひひひひひひひひ!!!」

 瑞穂は足の裏をくすぐられ続け敏感になっていたせいか、一瞬で破顔した。
 体を上下にびくびく震わせて大笑いする。

 ぼくは、人差し指をくりくりと動かしながらツボを探す。

「これでもぼくは何人もの女性をくすぐっていてね。君のように指の付け根が弱い子は、このあたり、右脇腹のやや上あばらの縁付近にツボがあるものなんだよ。ここかな?」

「ぐああぁああ゛あ゛ぁ゛~~~~がはははははははははっ!!? なんじゃぁああ゛あぁそりゃ゛あばばばばばばばばばばっ!!!?」

 人差し指がぐりっとツボをとらえた途端、瑞穂の体が跳ね上がる。

「おお、効いてる効いてる」
 ぼくは感心して、さらに深く指を押し込む。贅肉をより分け、内臓をほじくりだすようなイメージだ。

「ぎや゛あ゛ぁああがががががっ、ぎぃいひひひひひひひひひひひっ!!!? それずるいぃいぎっひっひひっひひひっひ、ツボってなんぞぉぉぉあぎゃっはっはっはっはっはっはっはっは~~!!!?」

 瑞穂は狂ったように泣き叫ぶ。笑顔を作りなれていないせいか、筋肉が異様にこわばり、いびつにゆがんだ醜悪な形相になっている。
 普段学校での垢ぬけた彼女しかしらないクラスメイトがこの姿を見たらさぞ驚くことだろう。

「おやまあ。瑞穂はくすぐりのツボを知らないんだね。それじゃあ、ぼくが瑞穂の体でとくと伝授してあげるよ。きっと創作の役に立つと思うよ」

「いぎゃっ!!? ちょぉお、そういう意味じゃにゃぁぁああっははははははははははははははははははっ!!!!?」

 彼女への全身くすぐりツボ講座は深夜まで続いた。
 最初は嫌がっていた彼女も、終盤は貪欲にツボの開発をせがんでくるまでになった。すっかりくすぐられる魅力の虜になってしまったらしい。たった10本の指で、簡単に変態が開発できるのだから、くすぐりは奥が深い。


(完)


#1 #2 #3 #4 #5









ハイパースペックくすぐりフェチの職権乱用学園征服譚 #4

Tickle Love(https://twitter.com/TickleLove1)様が挿絵を描いてくれました!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 隣のクラスのクールビューティ涼子(りょうこ)をくすぐりたいと感じたのは、うららかな昼休みの中庭であった。
 ひとり、長椅子の隅に腰かけ、サンドウィッチを片手に皮のカバーをつけた文庫本を読みふける彼女はあまりに美しかった。
「きれいなものほど汚したい。それが男の性というものだろう?」
 ぼくは物陰から彼女を観察しながら言った。
「……まったく同意できない」
 隣の紘佳はドン引きしたような顔つきだ。
「しつけが足りなかったかな」
 ぼくが両手をわきわき動かしてみせると、紘佳はぎょっと肩をすくめ、
「おおお、おっしゃる通り! 松山くん(仮名)のおっしゃる通り!」
 おびえたように声を震わせ、ぼくにごまをすった。
「さて、あそこにいる涼子を家に連れ込みくすぐり犯したいわけだが……。紘佳、なにか策はあるだろうか?」
「……あたしのときみたく、始末書を書かせるとかなんとか言えばいいんじゃない?」
「君のようなお猿さんと一緒にしてはいけないよ。普通の知性を持った女性は、そんな露骨な嘘に騙されない」
「んなっ!?」
「女子の間で、彼女はどんな存在なのだろうか?」
 ぼくは紘佳に尋ねた。
「……涼子ちゃんは、……なんかクールビューティって感じ」
「クールビューティだけじゃわからん。語彙力がないのかね、君は」
「むむむ……。なんていうか、清楚な感じで、里英とかと似た雰囲気ではあるんだけど、ちょっと近寄りがたい、高嶺の花? って感じ。あんまり人とつるんでるところ見たことないし。ずっと微笑んでるんだけど、なんかオーラが違うっていうか。人と一緒になって騒ぐイメージがない。孤高って感じ」
「ふむ。それでは、友人を利用して呼び込むのは難しいか」
「なんかいっつも一人で本読んでるから、本は好きなんじゃない? 図書室にほぼ毎日通ってるっぽいし」
「それだ!」
「っ!?」

 紘佳に涼子を尾行させて調べたところ、涼子は現在とある純文学作家の全集を読破するために図書室に通っているらしい。
 そこで、涼子が未読の次巻以降をすべて借り切り、貸し出し中にした。
 図書室へやってきた涼子は、書棚を見て、首を傾げた。
「あ、○○全集、また借りパクされてるんだね」
 待ち伏せさせておいた里英がさっそく涼子に話しかけた。
 涼子は怪訝そうに眉をひそめる。
「またってなに?」
「なぜか定期的に現れるんだよ。この全集定期的に借り占めして長期延滞する人」
 里英は物知り顔で答えた。
「迷惑……」
 涼子はため息をついた。
 がっかりした様子の涼子に、里英は微笑みかける。
「うちのクラスの松山くん(仮名)、その全集持ってるよ。私、ちょっと前に借りて読ませてもらったの。涼子ちゃんに貸してもらえるか頼んでみようか?」
 涼子は驚いたように目を見開く。少し逡巡するように顎に手を添え、
「お願いできる?」 
 罠にかかった。

~~~

「くふんっ……!! やっ……ま、やっ……だ……っ!?」

 涼子は首を左右に激しく振りながら、口元を絞めたり緩ませたりしている。
 肘掛け椅子に手首足首を縛られ身動きが取れない涼子。
 ぼくは、彼女の横っ腹をぐにぐにもみほぐすようにくすぐっている。

「どうしたんだい、涼子。笑いたいなら思い切り笑っていいんだよ」
 ぼくは涼子の耳元へささやく。

「や、だっ……! やめっ、て……!! こんっ!!! 帰らせ、て……っ」

 くすぐられて笑うのがよほど恥ずかしいのか、涼子は目に涙を浮かべ鼻を真っ赤にして笑いをこらえている。日常の学校生活において、涼子が大笑いする姿は一度も見たことがない。
 腋の下やアバラ。紘佳なら大爆笑エリアだが、涼子は耐える。
 ガマン顔も実に愛らしいが、そろそろ大笑いする姿がみたいところ。

 ぼくは彼女の足元にしゃがんだ。
 涼子が息を切らしているすきに、拘束を外しソックスを引っ張る。
「やっ!?」
 そこで涼子はぼくの行為に気付いたようで、激しく暴れだした。上半身はいくら動いてもきつく拘束されているため問題ない。自由な左足だけが脅威。もしも顎を蹴り上げられれば、さすがのぼくでも失神してしまうだろう。
 ぼくは、がっちりと涼子の左足首を抱え込む。足首から先がイヤイヤするようよじれるが、握力で押しつけ、無理やりソックスを引っぺがした。
 現れた素足は、やや青白く不健康に見えたが、手入れのなされたきれいなものだった。爪は短く切りそろえられ、豆やイボも見当たらない。文化系らしく偏平足気味ではあるが、指は細く、美しいバランスだ。

「やっ、やだ……! やめてっ、そこはっ……!」

 ぼくが指を近づけると、涼子は声をひっくり返らせておびえた。
 血色悪くひんやり冷たくなった涼子の足。硬そうで柔軟性がない。
 見た瞬間にわかる。この子は足の裏が激弱だ。
 ぼくは、じらすようにゆっくりと指を近づけたり離したりする。

「ひぃっ……やっ!! お願いっ、なんでもするからっ……! そこだけは触らないで……」

「じゃあ笑おうか」

 ぼくは発すると同時に、涼子の足の裏へ5本の指を突き立て、ガリガリとかきむしった。

「ぷひっ――いひゃぁあ゛あ゛ぁあ゛ああはははははははははははははははははっ!!!? や゛あぁ゛あかはははははははははははははははは!!!?」

 涼子は吹き出し、体をのけぞって激しく笑いだした。
 ぼくは、涼子の足の裏で指を激しく動かしながら上下に往復させる。

「やらっ、あだはははははははははははははは!!!? に゛ぃ゛いいいひひひひひひひひひひひひひひひひひひっ!!!!」

 よほど足の裏が弱かったらしい。
 普段の澄ました表情を崩壊させ、歯茎をむき出しにして笑い狂う涼子。
 くすぐったさのあまりことばも発せないようで、人間の声とは思えない奇声を発し続けている。
りょうこ

「涼子はあんまり足の裏を触られたことがないみたいだね。今日はマッサージがてら、一生分足の裏を触りつくてあげよう」

「や゛あ゛あぁ゛~~ははははははははははははははっ!!!? いぎぁあぁあははははははははははははははっ!!!!」

 涼子は甲高い笑い声を発し続ける。
 首を左右に振って否定の意を示しているのか、くすぐったくて髪の毛を振り乱しているのかわからない。

「やめてほしいのかい?」

「がぁあああ゛はははははははははははははっ!!! ひぎぃ゛い゛ひひひひひひひひひひひひひひ~~!!!!」

 首の動きに若干上下移動が混じったように見えるが、やはりわからない。

「安心したまえ。君みたいに足の裏が激弱の娘は、もう足の裏をくすぐられることしか考えられないほどの変態さんになっちゃうからね。もう本を読む暇もなくなるよ」

「いぎゃぁあ゛あぁ゛はははははははははははははっ!!? だや゛ぁああ゛あがははははははははははははははははははっ!!!」

 涼子はそのまま数分間笑い続け、失神した。
 足の裏だけで失神した娘は久々だった。


(つづく)


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